姿を消したアルゼンチンアリ、推定理由は

2019-08-30 00:00:05 | 市民A
弊ブログ8月23日『アリ、発見』 に記載した通り、1週間ほど前、自宅洗面台の上に、体長2ミリのごく小さなアリを発見。写真撮影後、拡大してみると、体系、サイズ、色、動きについて外来生物であるアルゼンチンアリと同一と判断せざるを得なかった。



横浜市のHPでは5月の段階で、沿岸部で発見されたとなっていて、その後見つかったら通報してくれとも何とも書かれていない。自宅は横浜の最北部に近く、最も海に近い鶴見区まででも15キロある。海岸と、当家の間にアリがいないわけはないだろうから、もはや上陸阻止は困難ということだろう。冬になっても絶滅することはないだろう。一つの巣に女王アリが複数いるという多産系の昆虫ということだ。

しかも調べると、普通の日本のアリと異なり、きちんとした地下の巣ではなく、植木鉢の底とかコンクリの割れ目とか、撒き石の下にも巣を作るそうで、家の周りをぐるりと回ったが、そもそも2ミリで茶褐色のアリ自体屋外で目視することができない。

となると、発見現場に戻って、「どこから来てどこにいくのか」「何のためにここにいるのか」ということを調べることにした。人間のルーツ探しみたいだ。

ところが、アリは洗面台の上を不規則に走り回っているだけ、どうも不思議だ。つぶしても、次々と現れる。アリの駆除用の薬というのもあって、アリの脚に薬が付くと、巣に戻った頃に効き始めて、全滅させることができるらしいが、あくまでも既存のアリの話だし、頭に入れるだけにする。

では、なぜここにいるのか。実は、3種類の可能性を疑っていた。一つ目はフィリピン産の果物入りの石鹸。二つ目は夕食後に使う電動歯ブラシ用の研磨剤(清掃剤)抜きの歯磨きチューブ。三つ目は朝食昼食後に使う生薬入りの塩歯磨きのチューブ。二つ目も三つ目もサンスター製で、成分として、二つ目には香料(ベルガモットタイプ)、三つ目は単に香料と書かれている。

実験は簡単で、一つずつ遮断していく方法。まず三つ目の生薬入り歯磨きチューブをジップ付きの袋に入れてみたが、変化なし。アリうようよである。次に二つ目の電動歯ブラシ用のチューブを隔離。劇的に減った。数匹残っているがどうもブラシに残香があるらしく、ブラシをよく洗ったらアリも消えた。つまりこのベルガモット系の香料がもっとも怪しいわけだ。もちろん二つの歯磨きはまったく異なるものなので、成分の違いは香料だけではないだろうが、実際にアリがいなくなると、調べるすべもないので、どこかで誰かがやってもらうしかないが、アルゼンチンアリと戦うためには有効な情報だと思う。



それと、洗面台の上で不規則に動き回るのも、例えば砂糖の粉のような目的物があるわけではなく、フェロモンのような空中物質に引き寄せられているだけで目的の固形物はないのでハチ公前交差点のようになるのだろう。

ここで防御的発想なら、違う歯磨きチューブに代えればいいということだが、実は電動歯磨き用の研磨剤の入っていない製品は、非常に種類が少ない。ドラッグストアでも2種類くらいしか売られていない。探すしかない。

攻撃的発想なら、チューブからひねり出して、その周りに殺虫剤を置いて巣に持ち帰ってもらおうとするのだろう。ただ、一つの巣をつぶしたところで、多勢に無勢は明らか。アリの巣退治一つすると5000円もらえるとなれば考えるが、期待ゼロだろう。市の職員はこれからしばらくは、アリとではなく、「カジノ反対」の抗議電話と戦うことになり忙しくなるのだろう。これも上陸したら、絶滅困難ということになる。
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