東急将棋まつり、満員の理由は?

2019-08-10 00:00:38 | しょうぎ
先週末に3日間にわたり渋谷の東急百貨店東横店で開催された『第53回東急将棋まつり』に顔を出す。すごい人出であった。2日目だったし、開始時間直後でもあったのでガラガラと思っていたが、空席はなく、立見席も後ろの方。白瀧あゆみ杯一回戦の磯谷女流初段対田中紗紀女流3級戦の公開対局も微かにしか見えない。スマホカメラの限界を超えている。対局は、磯谷初段が有利になったあと、一転して受けに回り、田中3級に反撃させて受けて勝った。若いのだから、ばりばり攻めて勝ってほしい。



では、なぜ会場が満員かというにはいくつかの理由があるだろう。日程が3日とかつてに比べて短縮されているということが大きいだろうが、最大の理由は、この会場のことだろう。

東急東横店は2020年3月をもって地下の食料品売り場以外、閉店となる。つまり、ビルを取り壊して複合ビルが建て直され、百貨店はなくなる。つまり、この建物にとって来年の夏はないわけだ。

思えば、東横店の前は日本橋店で将棋まつりが開かれていたのだが、日本橋店は建て直され百貨店はなくなった。近くには東急本店という高級品専門の百貨店があって、同時並行で小学生大会が開かれている。問題は東急本店の高級イメージと将棋まつりの大衆的来訪者とのイメージの不一致だろうか。期待は薄いかな。これで、さらに東急本店にまで流れ着いたとしたら、小林一茶の一句が思い浮かぶだろう。

 これがまあ終(つい)の栖(すみか)か雪五尺

江戸の暮らしに別れを告げ、故郷の信州に帰って旧家に住むことになったものの、火事で焼失。焼け残った土蔵を最後の家とするしかなくなった気持ちが詠まれる。

ところで、8階の会場は催し物フロアなのだが、将棋エリアの脇を歩いていた将棋に無関係の母子の会話が耳に入ってしまった。

「ここにいる人たちの偏差値は80以上なのよ」
「へえ、そうは見えないけど」

調べると、正規分布では偏差値80以上(と20以下)は0.135%ということだ。たぶん、偏差値80の人間は将棋まつりにはいかないだろう。


さて、7月27日出題作の解答。





前半部は王手の手掛かり作りと移動合い。後半は下段に落として詰め切るまでがテーマに代わる。

動く将棋盤は、こちら


今週の出題。



捨て駒を取ってくれないことが度々ある。取らない報いでクモの巣にかかる。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見を書いていただければ正誤判定します。
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 目黒のトンカツ | トップ | 護国寺を散策 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2019-08-11 14:48:55
最終手〇〇〇の〇〇手詰みとなりました。
大駒の威力感じる。
Unknown (おおた葉一郎)
2019-08-11 15:28:48
坂本様
正解です。
暑いので、密着しない詰め上がりです。

コメントを投稿

しょうぎ」カテゴリの最新記事