大坂城

2013-07-17 00:00:13 | 書評
岩波新書(739)の一冊。著者の岡本良一氏は、「大坂城に命をかけた男」のようだ。本職は一介の歴史家で、主に大阪の歴史を研究されていて、後に堺市の博物館の館長に就任している。1988年、75歳で没。

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大坂城には何回か行ったことがあり、軽く調べたところでは、秀吉が栄華を極めた大坂城は土の奥深い所にあり、現大阪城は徳川家のものでもなく秀吉のものでもなく、場所も意匠もまったく異なる空想の存在らしい。

本書でもそれらはしっかり書かれているし、さらに豊臣大坂城の前身は、信長との戦いに敗れた石山本願寺だそうで、それらを文献や遺構発掘により一つずつ確かめていったようだ。

それで、話は元に戻るが、そういう歴史考察とまったく異なる天守閣についての考え方は、受け入れられるだろうか。ちょっと微妙だ。

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