2メートル列伝

2007-11-07 00:00:29 | スポーツ
身長2メートルの野球選手二人が話題になっている。

まず、香川県の高校生。

香川の身長2m左腕高校生、ブレーブスとマイナー契約

米大リーグ、アトランタ・ブレーブスは4日、香川・丸亀城西高の関口将平投手(18)とマイナー契約を結んだと発表した。

関口は身長2メートル、体重103キロの大型左腕。今年のプロ野球高校生ドラフトで志望届を提出していたが、指名されなかった。

大阪市内のホテルで記者会見した関口は、「ヤンキースの井川さんみたいになりたい。自分のスタイルをつくっていきたい」と抱負を語った。(2007年11月5日12時44分 読売新聞)


他紙からの情報では、最速もまだ138キロだが、ブレーブスの大屋スカウトが「素材で採用した」ということだそうだ。今後は国内で体力作りなどに励み、高校卒業後の来夏には、豪州にある大リーグのベースボールアカデミーに入る予定。

丸亀城西高校というのは、400年前の天主閣が残る日本有数の丸亀城の西側にある。丸亀城は切り立った高石垣が水濠に映り美しい姿を残している。城内には外敵との戦闘を考え、勾配の緩く曲がりくねった女坂と直線的で急角度の男坂の二つの登城路があるが、おそらく野球部の練習で何度も男坂を走って登ったのではないだろうか(と推測)。


ところで、ブレーブスの日本人スカウトということは、かなり細かく日本のアマ球界を調べているということだが、逆に外国人頼りの日本球界が米国内をよく調査しているかというと、そうとは思えない。特に、巨人軍の外国人選手はどうみてもうまくいっていない。例えば、こちらにも2mが・・

巨人キャンプにテスト生が合流へ、メキシカン・リーグの大型右腕

アンディ・シビーロ投手(31))が11月4日来日し、チームに合流した。テスト生として秋季宮崎キャンプに参加する。

シビーロは米国出身で、2メートル01センチ、99・8キロの大型右腕。今季はメキシカンリーグ・ティファナで抑えとして30試合で4勝1敗13セーブ、防御率1・83。「日本でプレーできれば自分にとってはステップアップ。いい機会と思って頑張る」と意気込みを語った。(2007年11月4日20時13分 読売新聞)


関口青年より1センチ背が高い。特製ユニフォームは用意されるだろうか。そして、巨人といえばジャイアント馬場。2メートル9センチ。果たしてシビーロ投手は馬場の記録を超えることができるのだろうか(馬場投手は3試合に出場し、0勝1敗)。たぶん、外国人であること、及び、体が大きいこと、この2点をもってチーム内で苛められることだろう。ローズ選手を見ても、巨人で外国人が活躍できないのは、選手側の事情でないことは想像がつくところだ。


ところで、馬場・シビーロ・関口と、3人とも投手である。投手が投げるとどれだけ有利かというと、本塁との距離が近くなることが考えられる。投手と本塁の距離は規定で18.44mである。投手は前傾して投げるのだから、ボールのリリースポイントはそれより1メートルほど前だろう。17.5mとしておく。一方、身長180センチと200センチの差は20センチだが、手の長さも片手で10センチは長いはず。つまり、30センチ前から投げるとすると17.2mとなる。1.7%の差。たとえば150キロの速球なら152.6キロに見える。まあ、そんなものだ。

ところで、現在の日本球界でもっとも身長が高いというのはダルヴィッシュ投手。196センチということだそうだ。惜しくも2メートルには届かないが、馬場選手もプロレスに入団後、急に何センチも背が伸びたそうだから、ダルもそのうち2メートルクラブに入れるかもしれない。


そして、身長2メートルの関口選手はオーストラリアでトレーニングするというのだが、もっと前からオーストラリアには2m人間がいた。

オーストラリアで、約2万年前のものと見られる人類の足跡が大量に発見されました!

1万9000~2万3000年前=氷河期の足跡の化石が大量に発見されたのは、ニュー・サウス・ウェールズ州西部にあるマンゴ国立公園。シドニーの西(直線距離で)約700kmのところにある、世界遺産のひとつ『ウィランドラ湖群地域内』の一部であるマンゴ国立公園は、4億年前の湖底が剥き出しになったデザート(砂漠)地帯。これまでも、人類がオーストラリア大陸で生息し始めた4万5千年から6万年前の太古の時代を知る貴重な手がかりとなる化石類や、今では絶滅してしまった大型有袋類の化石等も出土していたところ。

調査に当たっているメルボルン大学教授の発表によると、この足跡の化石はオーストラリア最古、その数は457個にものぼり、1ヶ所から見つかったものとしては最多で、世界でも最大。小さな子供ものと見られる13cm程度の足跡から、大きなものでは靴のサイズ11=30cmのものまであり、推定身長約2メートルの人が時速20km程度で走ったとみられる形跡もくっきり!・・(BIGLOBE NEWS 2005年12月25日)


時速20Kmで走ったとは、50mを9秒だから、特に早いとは思えない。野球の選手だったら、監督からバットで殴られただろう。それよりも、「靴のサイズ11=30cmのものまであり」って、リングシューズでも履いていたのだろうか??

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