とんでも健診団

2014-06-18 00:00:23 | 市民A
会社は従業員に対し、最低1年間に1回は健康診断を行わないといけません。大企業、あるいはミニ企業の場合は、近くの診療所と契約するというような方法もありますが、普通の中小企業の場合は、医療法人に頼み、会社の会議室や検診車で出張健診ということになります。

それで、頼んだところが、とんでもないことになっていたわけです。

自分も受診したのですが、身長測定のところで「?」な気分になります。

身長を測らないで、

「去年と同じ数字を書いていいですか」と聞くわけです。

身長なんか、健診でしか測らないのですから、「病気になっているのかどうかを調べるのが健診じゃないの」って思うわけです。これじゃ「この1年で病気しなかったですか、それなら健康ですね」といっているのと同じように聞こえるではないですか。

次に変だな、と思ったのが血圧測定。保健士らしい中高年の女性がゴムバンドで上腕を固く縛ってから血圧を測り始めたので、指先がブルブルし始めて、130の数字になりました。

「ゴムバンドは、採血の時に使うんでしょ、そんなに締めたら手が震えてしまいますよ」と言って測り直し、通常の110に。隣の机では採血の時にサンプルをいくつか床に落としてしまい、誰のものか突き合わせていました。

そして、極め付けは、問診。たまたま、前の人と1分あいてしまったのですが、黒のポロシャツ+ジーンズの若い医師が、左手でスマホをいじっている。それはそのまま続けて、アンダーシャツの前を上げるように、口ではなく顎で命令。で、右手で聴診器を心臓の上に二回触れるだけで、終わり。気管支も肺も左右にあるのだけど・・

数日後、社内でその話になると、聴診器が胸に触れないので自分から胸を突き出した人もいたそうです。いずれにしてもスマホはずっと続けていたことが判明。

さらに、狂ったような大声を出して、スタッフを怒鳴るというような奇矯も報告されました。

ということで、その団体に、抗議をしたわけです。私の知っている限り、健診でガンを発見し、生還した知人は二人います。そんな重大な結果になることを予見できない医者がいること自体、信じられないわけです(というか、突然の大声といい、何か使っているな?と思わせる内容です)。

そして、ただちに管理職が謝りにきたのですが、どっちもどっちというか、言い訳ばかりです。

「医師の確保が難しい」
「もともとその医師は怪しいと思っていたものの、証拠がつかめなかった」
「一応、医師なので健診は有効」

とか・・もう一度、正しい健診をやり直す気はないようです。

LCCのパイロット不足による減便に似ているような話なのですが、LCCは「減便する」という現実的な対処を行っているので、決して「ニセパイロット」や「客室乗務員」に操縦させたりはしないわけですね。

カネを払うかどうかなのですが、どうせ、「10%まけるから、なんとか」とか言われそうな気がします。

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