神の手と神の目と

2006-07-14 00:00:52 | 市民A
63097429.jpg5月末の半日人間ドックに付帯した便潜血検査で「陽性」反応が出た。2本のうち1本だが、再検査した方がいいと言われる。もちろん、検査とはそのようにネガティブサイドから問題をつぶさなければならないわけだから、「鼻血や歯茎の出血でも反応します」と言われたところでしかたない。再検査を選択する。それに、鼻血も出なければ歯茎の出血もない。

実は3ヶ月前に、父親の大腸の一部を、手術直後に見たばかりなので、かなり気が滅入ってしまう。検査といっても下剤を飲んで何度もトイレに駆け込んで大腸を空っぽにして、下からファイバースコープを入れるのだから、検査中は人間を廃業した気持ちにでもなっていなければならない。そして、検査機関から送られてきた病院リストの中から、近くにある新しく巨大な昭和大横浜北部病院を予約しておいた。お世話になったことはないが人気の病院らしく、7月中旬の検査となった。

そして、朝日新聞夕刊に連載中の「神の手」と呼ばれる名医シリーズに、6月30日、その病院と工藤先生という医師が紹介されていた。日本有数の「神の手」だそうである。しかも「神の目」でもあるそうだ。突出したポリーブだけでなく、凹んでいるポリーブまで見つけ出す技術が売りだそうである。そして、彼の指揮する”消化器センター”は内科と外科の混合チームだそうだ。

記事を読むと、新潟大学から秋田赤十字病院へ移った時に有名になり、病院の看板塔になったものの内外に波風を立たせたそうだ。ありがち。そして2000年に昭和大が病院を新設した時に、目玉としてスカウトしたらしい。冷静に論理的に考えれば、名医に行き当たったのは、幸運でしかないだろう。

そして、7月の初めに医師と事前打合せを行ったところ、7月14日に検査を行うことが決まった。そして、仮にポリーブが見つかった場合は、その場で内視鏡で切り取るが、1週間はアルコール禁酒だし、病院で1泊(つまり入院)することになるとのこと。つまり来週の予定は何も立てられないことになる。

記事を読むと、この病院には、34の大学から50人もの若い医師が集まって研修しているそうだ。日本以外もいるのだろうか。お願いだから検査は外国人研修生には任せたくないものだ。そうでなくても麻酔で頭が朦朧とするのだろうから、検査中に大腸や盲腸や肛門のことなんかを英語でうめくのだけは勘弁していただきたいものだ。

というようなことで、仮に長期入院ということになると、ブログ休眠ということにするしかない。とりあえず数日間分はlivedoor blogの機能である”予約機能”を使って入稿しておくが、さて、どうなるのだろうか。永眠の場合は誰かリアルな私を知っている方が、「永眠コメント」書いてくれると思う。

栄養不足のアタマで考えられるパターンは、

0.なんらかの事情で検査がうまくいかず、出直しとなる。
1.検査の結果、異常なしと判定される。
2.ポリーブがいくつか見つかり、切除され、1日入院となる。
3.さらに、事態が悪化し、次の段階に進む。
4.お手上げ。

といったところか・・


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