市民はどこに消えたのか

2020-02-11 00:00:00 | 市民A
横浜375万人市民の一人なのだが、大黒ふ頭に接岸したり離桟して沖合で海水淡水化したりしているダイヤモンド・プリンセス号はどうしても注視してしまう。

まず、週末のことだが、運営している一つの小学生用の将棋教室の開催日だったが、普段は20人以上のところ、8人だけ。多くは父兄同伴だ。こどもがウロウロしないように付き添いだ。「どうして、きょうはこんなに少ないのだろう」と間抜けなことを言っている人も数人いたのだが、たぶんニュースに疎いのだろう。あるいは、マスクが手に入らず外出できないのかもしれない。(足で調査した結果、ディスカウント系は元々中国製を売っていたので、そもそも無理だ。ドラッグストアでは日本製も扱っていたので、可能性はある。意外なところでは文具店には小学生用の「給食マスク」というのが売られている。小顔の人なら大人でもおかしくないだろう。)

また、スポーツジムに行くと、10人もいないような感じだ。社員の方々も、通常は器具の使い方を教えたり、柔軟体操を教えたり、時には重点サプリの販売促進したりなのだが、現在は全員総出で、器具やベンチや更衣室のアルコール消毒をずっと続けている。体育大学卒業の意味はないがしかたない。

市民は、どこに消えたのか?

yokohama


ところで、医薬関係の知人が、大黒ふ頭に行って、遠くから本船を観察しに行ったようだ。物見遊山のような気もするが、何が行われているのか、現場を肉眼で確認したかったようだ。実際、霞が関の合同庁舎の中で、無数の悪い情報の中にいて適切な対策が思いつくのだろうかと思ってしまう。前例主義とヒラメ式の階級式官僚制。失敗すると上級国民への道を閉ざされるわけで、市民の監禁に失敗した官僚の飛び降りなども起きてしまう。


それで、今、横浜市民が心配しているのは、何日か後で、大黒ふ頭で監禁から解放される人たちのこと。何しろ、大黒ふ頭は陸の孤島である(実は、海の孤島。人工島だ。)。横浜と言っても、本来は客船は大桟橋か山下ふ頭に着桟して入国手続きを経て、あとは、みなとみらい線の駅(皮肉なことに、中華街・元町駅)まで4分ということだ。1989年に完成したベイ・ブリッジの下を通って山下ふ頭にという設計だったのだが、その後、高さ55メートルの橋をくぐれない船が増えて、ベイ・ブリッジの外側に新桟橋が整備された。2019年4月のことだ。まだ1年経っていない。

となると、人工島で下船した人たちは、とりあえずどうするか。

bus


ちなみに、本船が最初に横浜に寄港したとき、横浜市は山下ふ頭から大黒ふ頭に大量のシャトルバスを出している。多くの乗客はこのバスを利用したはず。新幹線の新横浜からは市営地下鉄の関内駅が近い。そしてもう一つの方法がJRや京急の鶴見駅からの路線バスである。東京あるいは羽田方面からだと、この路線バスが近い。「大黒海づり公園行き」だ。

いずれにしてもJRか京急かみなとみらい線か市営地下鉄で横浜駅につながり、そこから東急や相鉄にも連絡している。以前書いたことがあるが、横浜駅は、日本で一番大勢の駅長(6人)がいる駅なのだ。

そして山下ふ頭の方は観光地そのもので、何でも食べられるが、といって中華街に行く人はいないような気もする。

問題は鶴見の方だ。ほぼ対応力なしだ。駅の近くには江戸時代から続いている和菓子店や欧州で受賞歴のあるケーキ店はあるが、距離の短い長旅で疲れた乗船客に甘みを楽しむ余裕はないだろう。少し調べてみると「鶴見系そば」というのがあって、何軒も駅の近くに店を張っているようだ。特徴は関西系の薄味の出汁と白身魚のフライだそうだ。かけそば一杯250円に白身魚フライが+100円だそうだ。

しかし、なんとなく感じるのだが、一斉下船日には鶴見の街中が一斉休業日になるのではないかとか予想している。
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