露渋栗、皮を剥くのは誰?

2021-07-15 00:00:22 | 市民A
京都の“ぼうだい本舗”の露渋栗をいただいた。

「つゆしぶぐり」と読むそうだ。



熊本県産の筑波栗を渋皮付きで秘伝の蜜に漬けて甘納糖にする。渋皮の傷を付けないように鬼皮をはぎ「露渋栗」というようだ。

まず、京都なのに、丹波栗ではなく筑波栗を使う。それも茨城さんではなく熊本産。甘納豆ではなく、甘納糖。

渋皮に傷を付けずに鬼皮を剥くのは難しそうだ。慎重に仕事をしなければならない。自分なら一粒皮を剥くたびに100円はいただきたい(製品価格は350円)。

確かに、渋皮の上から蜜を吸わせるので、ほどよい甘さになっている。食べるさい、注意すべきは渋皮ごと食べられることだ。もちろん、渋皮を剥いて中身だけを食べても一向に構わない。おいしくないだけだ。


最後に、“ぼうだい本舗”。屋号が「大」の字の隣に「1」を並べた形だからだ。「大1」。大学一年生の意味でもある。今度の衆院選が最初の選挙権の行使となる学生も多いだろう。その前に横浜在住者は市長選がある。有名候補が入り乱れているが、市長ができそうな候補者は、まだ現れていないような気もする。