ショーケースギャラリー・安部寿紗展

2021-03-14 00:00:38 | 美術館・博物館・工芸品
3月21日まで、横浜青葉区の横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の『ショーケースギャラリー・安部寿紗展』。ショーケースギャラリーは、大きな部屋に数メートル級の大作品を並べるような展覧会ではなく、おおむねショーケースの中に入る(はみだすものもあるが)ほどのサイズの数点で構成される展示で、この市民ギャラリーの特徴の一つだ。



安部寿紗さんは今は横浜市民ということだそうだ。数年前から「お米」に関心を向け、それを作品に取り入れたそうで、日本神話をうかがわせる霊感を感じるだろうか。



困ったことに、自分自身、物や場所からの霊感を受けることは、少ない。むしろ、とある時間と空間に大きな霊感を感じることは度々あって、・・(もう、その話はよそう)



展示の中で、『手』がある。人類がここまで進歩(あるいは堕落)したのは、一つは大脳の発達、もう一つは1本と4本の指が向かい合うこの形。人間が使う10進法は、間違いなく指の本数だ。また穀物を栽培するのに使う鋤や鍬とか、この10本の形だからうまくいく。戦争で使う銃も引き金はこの指の形だからこそだ。そして生きている間に、少しずつ手は傷つく。手の傷ばかり写している写真家もいる。

うまく書けないので、もっと作家のことを知りたい方は、とりあえずこちら(ショーケースギャラリー 安部寿紗展 ≪ 横浜市民ギャラリーあざみ野 (artazamino.jp))へ。