平成31年コインセット

2019-09-18 00:00:24 | マーケティング
予約していた記念コインが造幣局から届いた。といっても、『東京五輪記念の50万円金貨・金メダルデザイン』とか『真子さまご成婚支援の限定100枚4万円記念コイン・夕食会付き』とかではない。現行流通コイン6枚セット、おまけつき2000円である。500、100、50、10、5、1の6種で、すべて「平成31年製」である。もっとも造幣局が売り出すので、コインを集めるのには何の苦労もないだろう。



聞くところによると、通常の硬貨をケースに入れる前によく磨くそうだ。つまり、通貨6枚+磨き料+付属メダルやケース代+送料の合計だ。まさか通貨には消費税はかからないだろうから、2000円から666円を引いて1.08で割ると通貨以外の税抜き金額が計算できる。

長い間、数字が書かれている方が表だと思っていたら、逆だそうだ。



しかし、通貨の大きさとかデザインとかあまり統一感がない。500円と1円とはどちらが高額かはわかるだろうが、5、10、50、100の4種はそれぞれに個性的なので外国人には優しくない。カードもあまり使えない国だし。それでいて、どのコインも平均的に使われているので、小銭入れは油断しているとすぐに破裂しそうになる。

他国を見ると、USAは少額コインしかない。1セント、5セント、10セント(小さい)、25セント。あまり使われない50セントと1ドル。以前、日銀の方に聞いたところ、1ドル札があるのはチップ文化のせいで、コインは好まれないということだった。そのあたりの感覚はよくわからない。日本の最低紙幣は1000円札なので、チップにするには高すぎるのかな。最低時給単価だ。

韓国やユーロには「2」とか「20」とかあるし、米国でよく使われるのは20ドル紙幣、であるが、日本では2000円札の失敗で、当分「2」はあらわれないだろう。本当に1年に1回も2000円札を見ることはないが、廃止するのも難しい気もする。国民のほとんどが2000円札のデザインを忘れたとき、通貨としての機能はなくなるのだろう。

ところで、平成31年度硬貨だけではなく「令和元年硬貨セット」も予約販売が行われたのだが、こちらの予約は抽選になるそうだ。これからコインを作るのだから無制限に売ればいいのだろうが、意味が分からない。もしかしたら記念硬貨以外の鋳造は行わないのだろうか。それを期待したいところだが、値打が上がるとしたら令和の次の時代になるだろうから、それを楽しみにするのは、まずいような気もする。
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