私をスキーに連れてって(1987年 映画)

2019-09-04 00:00:12 | 映画・演劇・Video
名作映画。公開されてからまもなく32年になる。なんとなくスキー場に行くと楽しいことがあるというストーリーかと思っていたし、観に行くとスキーに行かなければならないのではないかとの推測のもとに観ていなかったのだが、結構、ストーリーのあるシナリオだった。

ski


三上博史(矢野文男役)と原田知世(池上優役)のW主演になっている。スキーが巧いだけで、彼女ナシ歴6年の矢野と池上はゲレンデで偶然に知り合いになる。ところが、次の偶然で、二人は同じ会社(安宅物産)の社員であることに気付く。

矢野は軽金属課という部署なのだがスキーが得意なのでスポーツ課の手伝いをしていた。そして、スキーウェアの新ブランド「SALLOT」の立ち上げに協力していたが、その行為は、軽金属課からもスポーツ課のスキー以外を担当する社員からも目の敵にされていた。

そして新製品の発表会を万座プリンスホテルで開くことになったのだが、担当課でない矢野は秘書課の池上他友人たちと志賀高原で滑ることにしていた。矢野は会社から支給された何枚かのSALLOTのウェアを友人たちにも着用してもらっていた。

このあたりまでが映画の前半の仕掛けの部分で、万座と志賀高原の間は2キロしかないが志賀万座ツアーコース(当時)と呼ばれていて、危険すぎて冬場は立ち入り禁止になっているとか伏線がたくさん用意される。

そして、ストーリーが暗転するのは竹中直人演じる所崎というスポーツ課の課員がスキー事業が失敗するようにと発表会場に送られるべきウェアを全部別のブランドすり替えてしまう。会社の倉庫に監視カメラがなかったわけだ。そして発表会場でウェア紛失が判明するのが発表会の3時間前。

ということで、存在する唯一のウェアは、志賀高原にいる矢野のグループが着用しているものだけになる。したがって、二手に別れ、スキー組と雪道ラリー組が万座を目指すわけだ。

ところで、会社の名前が安宅物産とは、安宅産業みたいなのだが上映10年前に大破綻している。竹中直人はずいぶん最低男役で出演しているのだが、髪がふさふさと存在しているので、本人とは気づかなかった。さらに当時は二作同時上映することが一般的で、『永遠の1/2』という作品とペアだったのだが、驚くことにそちらにも竹中直人が出演している。
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