徳島ラーメン

2019-05-31 00:00:27 | あじ
高松から四国に入り、板東まではJR高徳線、その先はバスを何本か乗り継いで、結局、徳島空港から株主優待チケットを利用して羽田に向かう。徳島空港はみたところJALの牙城なのだが、私はANAの株主なので、数少ない便を選ぶ。

そして空港のことで書くべきは、この空港の名前。徳島空港ではなく、徳島阿波おどり空港になっている。全国には鬼太郎空港とかコウノトリ空港とかおそろしい名前の空港があるが、こちらはコミカル系だろうか。ただ、良くないと思う。阿波踊りの時はたくさんの観光客がこの空港に来るのだから空港の宣伝しなくてもいい。むしろ、その他のシーズンの徳島の魅力が表現できるネーミングがいい。あるいは、シーズン毎に変えたらどうだろう。今回は行かなかったが徳島市以南の海岸は、きわめて魅力的な自然の造形を見せてくれるらしい。板東の森だってすばらしかった。

そして、徳島に行ったら食べようと思っていたのが徳島ラーメン。空港にラーメン店があるのは調べていた。実は、徳島空港での名物は「肉吸い」と「ラーメン」であることがわかったが、両方食べるような健啖家ではない(無論、「取材料」をいただけるなら3店でも4店でも大丈夫だが)。今回はラーメンということで、宝ラーメンという店舗で「徳島宝ラーメン」をいただく。



これが、相当濃厚なスープである。面は細麺だが麺の固ゆでで、麺の角が感じられる。もっとも好みの固さである。大変うまいが、毎日食べるわけにはいかない。たぶん頸動脈が固くなるだろうか。1か月に1杯だけならいいだろう。あるいは「頸動脈がコチコチになっても月に一度は食べたほうがいいラーメン」というべきか。

この味を早く忘れないと、何度も徳島に足を運びそうである。(実は大阪方面からバスで淡路島経由で来る方法が一般的らしい)