王将もなか(天童産)

2019-03-02 00:00:50 | しょうぎ
天童名物の王将もなかをいただいた。まあ、将棋大会の参加賞ということ。試合に出たわけではなく、審判および表彰式のプレゼンターということ。

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天童名物となっているが、もなかの方が名物ということではなく、「王将」の方が名物ということで、将棋の駒の名産地である。以前聞いた話では市の方が手厚く駒製造者を育成しているようだ。

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とはいえ、育成し過ぎて駒の価格が高くなりすぎると、売れなくなる可能性がある。ゴルフクラブの場合、高いクラブを買うと、わずかながらスコアが改善されるのではないかと誤認する根拠もありそうだが、高い駒だからといって強くなるとは言えない泣き所がある。

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そして、この最中だが、箱が大きい。中には五つのもなかが入っている。五角形だからか?何か不思議な入れ方になっていて、それぞれに「王将」と記されていて、包装から取り出すと、これが「彫り駒」になっている。味は普通で、粒あんは甘味が強い。賞味期限が半年以上というのはお土産の常ではあるが、やや気がかりでもある。

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ところで、このような駒形の食べ物と過去に二か所で遭遇している。一つは、倉敷の大山康晴記念館で買った『大山名人もなか』。これは念入りに裏と表に「歩」と「と」彫られている。もう一つは福山で売られていた『桂馬かまぼこ』。なんとかまぼこである。確か、製造店の店主が将棋好きで好きな駒が「桂馬」だったと記憶している。駅の売店でかまぼこの桂馬を見た時の驚きは、桂馬好きの藤井聡太七段もかなわないだろう。もっとも、翌日、高級竹輪を別人からいただくことになって、苦戦した。


さて、2月16日出題作の解答。

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一つ一つは難しい手はないが、長いのと同じ場所で行ったり戻ったりするので読みにくいかもしれない。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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今までに私が食べた駒形食品が、上記の通り、王将、桂馬、歩兵、と金の4種類であることから、急きょ4種詰を作ってみた。飛角、金銀香という美味しい駒を使わないので、精進料理のように味気ない味かもしれない。歩と桂とと金でポケット詰。


わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。