横浜温泉?

2014-08-20 00:00:37 | 市民A
横浜温泉というのを知らなかった。横浜市では綱島温泉というのがあって、渋谷から30分ということで古くは、色々な業態の温泉周辺ビジネスが行われていたのだが、今は、綱島街道添いの銭湯だけになり、料亭や割烹旅館や怪しいお店が立ち並んでいた場所が、大型スーパーとマンション群になり、怪しい店の名残が残っている程度。

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で、現代の横浜温泉は、港北ニュータウンの中のショッピングモールの一つの3階という奇妙な場所にある。地下1503メートルのところから噴き出しているそうだ。ナトリウム系で黒湯である。どうも東京や横浜の温泉は黒い。麻布温泉もそうだ。綱島温泉も黒い。逆に、本物感が漂うということもできる。水で薄めると、すぐにバレルだろうし、水道水を黒く染めると、体が黒くなってしまうはず。

お盆休みの時にいったのだが、人間が多過ぎだ。芋の子を洗うという感じだ。さまざまな湯槽があるが、うかつに移動すると、元の湯はいっぱいになり、目的の湯には隙間がなく、場所を失うことになる。そのため、じっくりと動かないのが一番だが、黒湯の源泉に長く入っていると体が熱くなるので、しかたなく別の湯へ移動。

そして、初めて知った単語だが、『不感温湯』というのがある。ようするに36度位の湯だと、体に負担がないため長く入っても疲れないということだそうだ。

確かに、冷めた湯という感じだが、疲れは出ない。体温と同じぐらいだからだろう。ただ、私の体温は35度位なので、それでも少しだけ熱くなる。よく考えると、体力を無意味に消耗させ、1グラムでも痩せようと思っているのだから36度でぼんやりしているわけにはいかない。フィンランド・サウナへ急ぐ。以下、熱過ぎて汗が目に入り早々に退散。体重は1グラムも減らない。