伊東昭義美術館へ

2014-04-21 00:00:32 | 美術館・博物館・工芸品
新しい美術館である。海底の美を追い求めた伊東昭義氏が自作を展示している。場所は、東京目黒。落語「目黒のさんま」で有名な、目黒通り権之助坂を10分ほど歩くと到着する。



まず、驚くのが、海中の美しさである。海と太陽とサンゴや熱帯魚といった原色系のまぶしい色彩美。

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写真なのか、絵画なのか、あるいはその中間?。見当がつかないほどの見事な作品が並ぶ。3フロア分である。

このように美しすぎるものというので思い出すのが、島根県の足立美術館の庭園美。完成された姿は外国人好みの、落ち葉の1枚もない完成美。あまり日本的な余裕が感じられない。伊東昭義美術館にも、遊びはない。完成美100%である。

美しすぎるのも疲れるものだ、ということ。

外に出れば、目黒通りをはさんで向かいが、ある種有名な「目黒寄生虫館」だが、以前、行ったこともあるし、今夜はイタリアンを食べる予定なので、いかないことにする。