初詣、ついでにEXPASA

2012-01-10 00:00:33 | 市民A
今年最初の連休に、寒川神社に初詣に行く。すでに厭なことが5個以上、10個以内程度発生しているので、早くもゲン直しである。

samukawa


で、結構混雑している。例年よりも混んでいる感じだ。神社側も、まとめてお祓いをしてくれようということらしく、神殿の最後方から場外に落っこちそうな人もいる。世間に厭なことが早くも充満しているのだろうか。それに、暗い世相風に黒いコートを着ている人が多い。これが中華圏だと、金運を願う黄色や赤が氾濫するのだろう。

まあ、開運熊手を購入し、おみくじで末吉を引き当て、民間駐車場という名前の空地で500円を払って(所得として申告されないだろう)、早々に失礼。

ebina


帰りに、一部で話題の海老名SA(上り)の、EXPASAへ立ち寄る。こちらも人混み。買い物よりも見物といった感じの人が多い。あまり売れていないような気がするがどうなのだろう。レストラン多数ほかデザートなど食べ物系が多い。成城石井なんかも入っていて、海老名SA特製の「肉まん」と「エビまん」が売られている。「肉まん」は、高座豚というご当地銘柄なのだが、ちょっと食欲なく、399円の「エビまん」を購入。ディスプレーではプリプリの「エビ」が大量使用されていたのだが、実物は大違い。小エビ少々、である。

後で、なぜ「エビまん」がご当地なのか考えたのだが、たぶん「海老名」の語呂合わせなのだろうか。こんなことでメゲては、今年を乗り切れない。


ところで、首都圏に名古屋方面から東名で帰ってくると、御殿場のあたりで、とりあえず「ほっと」するらしい。江戸時代の旅行で言えば、いわば「箱根越え」みたいなものだろう。ところが、伊豆箱根方面から帰ってくると、厚木インターあたりで「帰ってきた感」が感じられるようだ。そういう意味で、これから都会に向かう前の一服ということで、厚木にある海老名SAで、旅の資金の残りを使わせようということらしい。

江戸時代にも同様な宿場戦略を取ったのが品川宿。江戸から西下する時にいきなり品川で泊まる人はいないが、帰ってきたときには、ここで疲れて汚れた体を洗い直すついでに、一泊、二泊して、余った路銀で女郎衆と遊ぶことが多かったようだ。

品川遊郭は、旅の帰りに限らず、公認岡場所であった吉原で身分を知られたくなかった江戸の風流人たちが愛好していたのだが、ことの善悪はともかく、その方面では、人間の所作って、たいして進歩しない。(品川には、高速道路の出口はないし、岡場所があるのかどうか知らないので、念のため)