探しても見つからない本

2008-01-26 00:00:35 | しょうぎ
昨日のエントリで、チェス界の風雲児だったボビー・フィッシャーの最期について触れた。

チェスの本は日本語、英語と、かなりあったと思って、彼の著作を探してみたのだが、見当たらなかった。できれば、彼の作った、プロブレム問題(詰将棋というか必死問題というか)を将棋的に改造してみようと無謀なことを考えていたのだが、見つからなければしょうがない。

実際には王(キング)と飛車(ルーク)角(ビショップ)以外は対応する駒の動きが微妙に異なるし、取った駒は使えないという大きな差から、合駒問題は不可能。

逆に、打歩詰に対応するのがドローゲームで、これを避けるためにポーンが一段目に行った時に「(最強の)クィーンでなくてもどんな駒に成ってもいい」というルールが登場する。こうなると、もう詰将棋からは徐々に離れていく。この、何にでも成っていい、というルールが、チェスのゲームから発生したルールなのか、プロブレムから発生したルールなのか、よくわからないが、日本将棋の打歩詰禁も詰将棋から発生したものと考えることはできないだろうか。(まあ、違うということは証明されているのだろうが)


ところで、奇妙な話は、先日、真部九段の時、著作の「駒落ち」の本を書棚で探したけれど、これも見つからなかった。

さらに、先日来、ある高名な元棋士著である文庫本サイズより小ぶりの超短編の詰将棋本を探しているのだが見つからない。今のところ、その方はピンピンしているのだから、やはり非科学的な話と一笑しておけばいいのだろうか。

もちろん、本人の作であるとしたらの話である。

87c06969.jpgさて、1月12日出題分の解答。

▲2三銀不成 △1三玉 ▲1四香 △同銀 ▲2二銀不成 △1二玉 ▲1三香 △同馬 ▲同銀成(不成) △同玉 ▲3一角(途中図1) △2四玉 ▲3五金 △3三玉 ▲3四金 △3二玉 ▲3三金 △3一玉 ▲3二金まで19手詰。

87c06969.jpg主題は、11手目の3一角以降の金の突進で、その前のごちゃごちゃが序奏部分だが、ちょっと都会的じゃないかもしれない。日本の現状みたいだ。政治家と利権団体と官庁が限られた税収を奪い合うような不明朗さがある。

最後の2手は玉方が角を取らずに詰まされる選択もあるが、まあ、そこまでは対応しないことにする。

攻め方の4五金の配置は4六でもいいのだが、「これから(愛人宅へ)突撃します」という品格のない感じが出てしまうので、最初の一歩はフラっと横によろけるところからはじめてみた(結局、突撃するのだけど)。

なお、改作図として、突撃に特化した図も作ってみた。ここまでやると、ユーモアや軽さがなくなるので、解く楽しさも半減ではないだろうか。金・金・金・金・金・金・金とサラ金業者の取立てみたいになってしまう(追いかけられている人、ゴメン)。




87c06969.jpg今週の出題は、フィッシャー氏をしのんで、チェスのチェックメイト問題に近いものを探したのだが、少し前にブログに掲載した作の、変奏バージョンにした。

飛車、角、香車という飛び道具を盤上でさばく問題だ。変化で打ち歩詰め誘導に要注意。

解けた!と思われた方はコメント欄に最終手と手数と酷評をいただければ、正誤判断。







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