ヤモリ再襲!

2006-09-25 00:00:58 | 市民A
d148b3d9.gif先週に続き、ヤモリがいらっしゃいましたね。そして、ガラス越しに観察しているうちに、先週のヤモリとは別人らしいことがわかってきた。先週のヤモリは体長が10センチ程度で、動きがゆっくりしていたのだが、きょうのヤモリは一回り小さく、動きがすばやい。単に産卵太りだったとしたら体長まで短くなることもないだろう。

案外、ヤモリ一家が「招かれざるペット」になってしまったのかもしれない。が、犬との共生は難しいような気もする。一応、「犬は室内、ヤモリは室外」とスミワケしておこうかと思う(明治時代だったら逆のスミワケだっただろう)。このパターンだと、いつもガラスの内側から白い腹を見るだけなので、今度は是非、背中の文様を確かめようとは思うのだが、その結果、愛情がわいてくることになるのか、すっかり嫌いになるのかはわからない。

次次期天皇の可能性の高い秋篠宮殿下も、今は「コウノトリ殿下」として評判だが、ご幼少のみぎりでは蛇やトカゲが大好きな「爬虫類少年」だったことは皇室の重大な秘密だ。


さて、昨年あたりから、うすうす感じているのだが、生態系が変わっているような気がしている。例えば、夕方、コウモリが空を舞っている。空一面をコウモリが多いス尽くすとは言えないが、10頭(コウモリの場合、頭でいいのかな?)程度がバタバタ不規則な動きで飛び交う。また、見慣れぬ野鳥が増えてきた。一方、毛虫やアブラムシが増加したり、スズメが減少したりだ。カラスも減っている。秋に蚊が増えたような気もする。

地球温暖化の影響が、移動が自由な鳥類に早くも現れたのか、あるいはゴミ収集システムの変更でカラスの餌が不足して、野鳥や小動物がカラスの餌食から免れることができるようになったからか、そのあたりはよくわからない。芝生のタネを撒いたらただちにスズメが集まっていたのに、今年はそういうこともない。スズメも減っているようだ。蟻とアブラムシが大量に発生した原因とカラスが関係しているのか、これもわからない。

一方、激減したかのように見えるカラスだが、たまたま見かけると、結構、獰猛化しているように思える。空を飛ぶときも低空を高速で飛んでいくように見えるし、餌が減っても生き残る個体は体力・知力が優れたカラスのはずだ。そして、遠からずそれらのスーパーカラスやその子孫たちが、より攻撃的なハイパーカラス化するのではないかと、少し不安である。

それでは、カラスもペットにしてみようかな、と反社会的なことが頭を掠めるが、放し飼いの責任を問われると困ったことになりそうなので、自重しておく。