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10年前にニュースから感じた"原発事故時の福島住民の異様さ"

またまたカテゴリーと無関係な内容を書く。


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ちなみに古い話だ。私は最近はニュースもあまり見てない。
だから、このことについてはもっと掘り下げた話がなされてるのかもしれない。

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結論から言うと、「原発は、その町の住民の意識を おかしなものに変えてしまうのではないか」。
・・・だから特に福島がどーのこーのということでもないと思う。原発のある町で、その恩恵を受けている町ならどこにでも当てはまるのではないかと思う。

ちなみに、町の住民全員・・・というわけでもない。でも大半、もしくは半分くらいは真っ当な判断力を失ってしまうのではないかと思う、原発とともに暮らしていると。

衝撃だったのは新聞の広告だった。2011.3.11から1週間以内だったと思う。5日以内だったかも。
(うろ覚えだが)「福島は大丈夫。皆さん是非また訪れてください」みたいな文言と、悠然と微笑む旅館の女将っぽい女性と男性の顔写真。
・・・広告は大きかった。1面だったかな。

「おかしい!」と背筋が凍った。映画の中に入ったような感覚。
悠然とした笑顔に、狂気を感じた。怖い。福島は一体どうしちゃったんだろう。

その後、やっとまともなニュースを目にすることができた。
東電の人は防護服を着て町を計測してるのに、住民は普段通りで、「何やってるんだ!なぜ避難してないんだ!」と作業員に驚かれた・・・などなど。
飯館村・・・だったかな、原発の恩恵を受けていないところ。あそこのニュースは真っ当だった。村長の思考も判断力も真っ当。住民も。飯館村の話はほっとできた。すくなくとも狂気は感じない。


あの新聞の広告の奇妙さが、あとからひしひしと大きくなった。
あの広告は、原発事故の心配などしていない、ただひたすら風評被害のみを気にしている。
事故の直後なのに。事故の説明もなされていないのに。自分たちが安全かどうかも不明なのに。
原発のある町、原発の恩恵を受ける町。その住民は精神回路に異常をきたすんだ・・・と空恐ろしくなった。
まるで、金と引き換えに魂を売り渡す・・・みたいなイメージ。
これが原発なんだ。・・・そんな感じで心に刻まれた出来事だった。

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当時、他国の原発事情の話題も新聞に載ってたのでチラ見した。
なんとなく、他国は、真っ当な判断力のままの住民が納得できるような体制にしてるみたい・・・と私は読み取った。
それに比べて、日本の原発は、どこかだまし討ちみたいなニュアンスがある感じ。
「大丈夫、大丈夫」「安全、安全」としか住民に言ってこなかったのだろう。
事故直後の住民の異様さから、感じ取れる。それまでの原発陣営の罪深さを。

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10年経とうとしてるけど。
福島の住民の精神は真っ当になったのかな。・・・あれ以来おかしな話は聞かない。
そして原発の体制は・・・?

最近はほとんどニュースを見てないからわからないけど。
「国」は全然変わってない気配。「事故を機に、原発の体制にメスを入れる」という気概はいまだに感じられないような。
「あわよくばまた・・・」程度なのかな。


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最近。芸人の麒麟の貧乏の人の話をニュースで見た。
(エンタメニュースは時々見てる)
こちらもまた極端。異常なくらいに真っ当な精神!
本の印税で2億円くらいを手にした時の話をしてて、で、「お金があると人間関係がおかしくなる」という結論に達して、寄付などして使い切ってしまったという・・・。
・・・これはこれでまたなかなかできることではないくらいの真っ当さ。すごい。

お金は魔物・・・って言葉が浮かぶ。
大金があると、ろくでもない人間が寄ってくるらしい。次から次へと。
それだけでなくて、お金を貸したら、まともな友人ともおかしくなってしまったなんて話を聞いたら、もうほんとに「お金は魔物」って感じがする・・・。

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