前々回の記事でリクエストをいただいた「つま先をいっぱいまで下げた状態の画像」を掲載します。

普通に曲げた場合はこれぐらいが限界です。スタンドに取り付けて飛行姿勢で飾る場合、もっとつま先が伸びている方が良いですよねぇ…。
そこで、裏技を考えてみました。
写真左:裏技を使ってつま先をキットの可動範囲よりも下げた状態です。
写真右:作業は簡単で、しかも部品を削るなどの加工をする必要はありません。足首関節をすねフレームから引き抜き、足首関節をいっぱいまで後ろに曲げ、再び足首関節をすねフレームのポリキャップに差し込みます。
この状態だと、足首関節の軸をポリキャップの奥の方まで差し込めないため、足首に重量が掛かるポーズには不向きです。スタンドベースに本体を取り付けて、飛行姿勢を取らせた場合のみ有効な方法だと思います。
さて、今回は頭部の組み立てです。

頭部に使用されているLED発光ユニットは「MGガンダムエクシア イグニッションモード」や「MGガンタンク」のLED発光ユニットと似たものですので、今回は説明を省略させていただきます。ボタン型電池は、テスト用のものが2個付属しています。ただしテスト用電池ですので、できれば新しい電池に買い換えた方が良いと思います。

頭部を構成するパーツ群です。

写真左:頭蓋骨右半分のパーツに首関節やLEDの光を反射させるためのパーツ(パーツの表面に金属箔シールを貼ったものです)を取り付けた状態です。
写真右:左右の頭蓋骨パーツを合わせ、黄色いアンテナやGNコード(ホログラムパーツ)を取り付けたところです。

写真左:マスクを取り付ける前の顔面です。目の透明パーツは、従来のPGクラスのキットの多くが異材・多色成形技術を使用した色分けを採用していたのに対し、PGダブルオーでは無色透明一色となっています。付属のシールは透明パーツを完全に覆い隠してしまうものですので、発光ユニットを活かすことはできません。とりあえず、目の周りの黒い部分は水性塗料の「つや消し黒」で塗りました。
黒く塗ってもLEDの光が透けてしまう場合があります。塗装する時はLED発光ユニットか懐中電灯を手元に用意して、塗料が乾いた後に光り透けをチェックすると良いと思います。パーツのエッジの部分は塗料の層が薄くなりがちですので、どうしても光が透けてしまいます。厚塗りにならないように注意しながら、根気良く塗りました(汗)。
写真左:マスクを取り付けた状態です。かなりの男前です♪ 目と目の間、鼻の部分は特にLEDの光が透けやすいので、注意しましょう。

写真左:頭蓋骨ブロックに顔面を取り付け…
写真右:左右に分割されたヘルメットを取り付けて…

写真左:白いアンテナや額の赤い透明パーツなどを取り付けて、頭部の完成です。
写真右:後頭部の透明パーツにも文字が刻み込まれています。

発光ユニットに、目や側頭部GNコンデンサや後頭部にLEDの光を導くための透明パーツを取り付けて、頭部内部に組み込みます。


発光ユニットを点灯した状態の頭部です。

写真左:額の赤い透明パーツが緑色に発光してしまうのが気になったので、目の透明パーツの上部(赤い透明パーツの内部になる部分)をメタリックレッドで塗装してみました。しかし、発光ユニットを点灯していない時は、このメタリックレッドが目の部分に透けてしまい、目が赤くなってしまいます。おすすめできません。
写真右:額の赤い透明パーツが緑色に光るのが気になるという場合は、内部パーツを銀色に塗るのが良いのではと思います。

写真左:この写真はデジタルカメラの接写モードで撮影しているため、実際の頭部よりも縦長で顔が大きく写っています。
写真右:こちらは標準モードで撮影した写真です。画像は粗いですが、実物を肉眼で見た場合の印象に近いです。

側頭部のGNコンデンサ内部に貼るためのシールも付属していますが、発光を優先するため、使用しませんでした。
1/60エクシアの頭部との比較写真です。



こうして並べてみると、同系統の機体でありながら、かなり異なるデザインになっているのが分かりますねぇ。
次回は腕の組み立てをお送りする予定です。
実は昨日、ダブルオーガンダム本体&武器が完成しました。現在はオーライザーの組み立てに取りかかっています。

「PGダブルオーライザー サンプルレポート」はまだまだ続きます。お楽しみに!
*前回の記事でご質問いただいた件ですが…
あおあおさんからのご質問・胸部の組み立てにかかった時間ですが、組み立て途中の写真を撮りながら約2時間強といった感じでした。作業時間短縮のため、ゲート部分はタミヤ・薄刃ニッパーで切りっぱなしにしています。全パーツのゲートをナイフやヤスリで処理した場合はもっと時間が掛かると思います。
ヤマトさんからのご質問・サンプルレポートに掛かる日数ですが… サンプルは発売日の1週間~2週間前に店に届きます。発売日の数日前には店に展示できるように、組み立て&写真撮影は3日~10日ぐらいで行っています(掛かる日数はキットのサイズやパーツ数に比例します)。ブログ記事の作成は、発売日を過ぎてからも続く場合があります。
乙さんからのご質問・「PGのダブルオーライザーと、HGUCのデンドロビウムでは、どちらのほうが、制作が難航するでしょうか?」についてですが、筆者はHGUCデンドロビウムを組み立てたことがないため、詳しいことは分かりません(汗)。複雑なPGダブルオーライザーと、大きなパーツが山盛りのデンドロビウムのどちらが大変なのかは、人それぞれだと思います(答えになっていなくて、ごめんなさい…)。箱はデンドロビウムの方が大きかったと思います。
HGUCデンドロビウムについては、リンク先のうみんちゅさんのブログ「ガンプラなどなど」のカテゴリー「HGUC1から作っちゃるー企画制作途中」の2008年12月20日~2009年5月ごろまでの記事で詳しく紹介されていますので、ぜひ参考になさってくださいね!

普通に曲げた場合はこれぐらいが限界です。スタンドに取り付けて飛行姿勢で飾る場合、もっとつま先が伸びている方が良いですよねぇ…。
そこで、裏技を考えてみました。


写真左:裏技を使ってつま先をキットの可動範囲よりも下げた状態です。
写真右:作業は簡単で、しかも部品を削るなどの加工をする必要はありません。足首関節をすねフレームから引き抜き、足首関節をいっぱいまで後ろに曲げ、再び足首関節をすねフレームのポリキャップに差し込みます。
この状態だと、足首関節の軸をポリキャップの奥の方まで差し込めないため、足首に重量が掛かるポーズには不向きです。スタンドベースに本体を取り付けて、飛行姿勢を取らせた場合のみ有効な方法だと思います。
さて、今回は頭部の組み立てです。


頭部に使用されているLED発光ユニットは「MGガンダムエクシア イグニッションモード」や「MGガンタンク」のLED発光ユニットと似たものですので、今回は説明を省略させていただきます。ボタン型電池は、テスト用のものが2個付属しています。ただしテスト用電池ですので、できれば新しい電池に買い換えた方が良いと思います。

頭部を構成するパーツ群です。


写真左:頭蓋骨右半分のパーツに首関節やLEDの光を反射させるためのパーツ(パーツの表面に金属箔シールを貼ったものです)を取り付けた状態です。
写真右:左右の頭蓋骨パーツを合わせ、黄色いアンテナやGNコード(ホログラムパーツ)を取り付けたところです。


写真左:マスクを取り付ける前の顔面です。目の透明パーツは、従来のPGクラスのキットの多くが異材・多色成形技術を使用した色分けを採用していたのに対し、PGダブルオーでは無色透明一色となっています。付属のシールは透明パーツを完全に覆い隠してしまうものですので、発光ユニットを活かすことはできません。とりあえず、目の周りの黒い部分は水性塗料の「つや消し黒」で塗りました。
黒く塗ってもLEDの光が透けてしまう場合があります。塗装する時はLED発光ユニットか懐中電灯を手元に用意して、塗料が乾いた後に光り透けをチェックすると良いと思います。パーツのエッジの部分は塗料の層が薄くなりがちですので、どうしても光が透けてしまいます。厚塗りにならないように注意しながら、根気良く塗りました(汗)。
写真左:マスクを取り付けた状態です。かなりの男前です♪ 目と目の間、鼻の部分は特にLEDの光が透けやすいので、注意しましょう。


写真左:頭蓋骨ブロックに顔面を取り付け…
写真右:左右に分割されたヘルメットを取り付けて…


写真左:白いアンテナや額の赤い透明パーツなどを取り付けて、頭部の完成です。
写真右:後頭部の透明パーツにも文字が刻み込まれています。

発光ユニットに、目や側頭部GNコンデンサや後頭部にLEDの光を導くための透明パーツを取り付けて、頭部内部に組み込みます。



発光ユニットを点灯した状態の頭部です。


写真左:額の赤い透明パーツが緑色に発光してしまうのが気になったので、目の透明パーツの上部(赤い透明パーツの内部になる部分)をメタリックレッドで塗装してみました。しかし、発光ユニットを点灯していない時は、このメタリックレッドが目の部分に透けてしまい、目が赤くなってしまいます。おすすめできません。
写真右:額の赤い透明パーツが緑色に光るのが気になるという場合は、内部パーツを銀色に塗るのが良いのではと思います。


写真左:この写真はデジタルカメラの接写モードで撮影しているため、実際の頭部よりも縦長で顔が大きく写っています。
写真右:こちらは標準モードで撮影した写真です。画像は粗いですが、実物を肉眼で見た場合の印象に近いです。


側頭部のGNコンデンサ内部に貼るためのシールも付属していますが、発光を優先するため、使用しませんでした。
1/60エクシアの頭部との比較写真です。



こうして並べてみると、同系統の機体でありながら、かなり異なるデザインになっているのが分かりますねぇ。
次回は腕の組み立てをお送りする予定です。
実は昨日、ダブルオーガンダム本体&武器が完成しました。現在はオーライザーの組み立てに取りかかっています。

「PGダブルオーライザー サンプルレポート」はまだまだ続きます。お楽しみに!
*前回の記事でご質問いただいた件ですが…
あおあおさんからのご質問・胸部の組み立てにかかった時間ですが、組み立て途中の写真を撮りながら約2時間強といった感じでした。作業時間短縮のため、ゲート部分はタミヤ・薄刃ニッパーで切りっぱなしにしています。全パーツのゲートをナイフやヤスリで処理した場合はもっと時間が掛かると思います。
ヤマトさんからのご質問・サンプルレポートに掛かる日数ですが… サンプルは発売日の1週間~2週間前に店に届きます。発売日の数日前には店に展示できるように、組み立て&写真撮影は3日~10日ぐらいで行っています(掛かる日数はキットのサイズやパーツ数に比例します)。ブログ記事の作成は、発売日を過ぎてからも続く場合があります。
乙さんからのご質問・「PGのダブルオーライザーと、HGUCのデンドロビウムでは、どちらのほうが、制作が難航するでしょうか?」についてですが、筆者はHGUCデンドロビウムを組み立てたことがないため、詳しいことは分かりません(汗)。複雑なPGダブルオーライザーと、大きなパーツが山盛りのデンドロビウムのどちらが大変なのかは、人それぞれだと思います(答えになっていなくて、ごめんなさい…)。箱はデンドロビウムの方が大きかったと思います。
HGUCデンドロビウムについては、リンク先のうみんちゅさんのブログ「ガンプラなどなど」のカテゴリー「HGUC1から作っちゃるー企画制作途中」の2008年12月20日~2009年5月ごろまでの記事で詳しく紹介されていますので、ぜひ参考になさってくださいね!
いつも額のクリアパーツはクリアレッドで塗装していたので色分け再現はうれしいですね。
でもGNソード2のセンサーはなんで色分けされなかったんでしょうかね?もしかしてアニメで青いのは透明パーツを表現するためで、設定では無色透明?でも作例やハイコンプロじゃクリアブルーだし…、そこだけ塗装しようかな
これだと常時ライト必要っぽいですねえ、といってシール使うと無意味…難しい所だ
あと質問ですが、本編中でダブルオーライザーになると人の目っぽくなる描写がありますが
それは再現されてるのでしょうか?
もしよろしければ目のパーツの拡大画像が見たいです
PGレビューをずーーーとROMっていましたら、いきなりリンクを貼って頂いたのでビックリしましたペコリ(o_ _)o))
自分のサイトはデンドロの情報を探すのがめんどくさいので、リンクをまとめた記事を書いておきましたペコリ(o_ _)o))
デンドロビウムとダブルオーどちらが大変なキットなのか、自分も興味があります。
ぜひかめっちさんにデンドロをチャレンジして頂きたいですよー♪
写真では額の発光部がはっきり見えますが、実物の光はボンヤリとなるんのでしょうか。
大変参考になりました!
どう処理しようか迷ってるんでお願いします。
掲載いただけないでしょうか。
サポートアームの構造と、オーライザーパーツとのジョイントが
どうなっているか、すごく気になっています。
とっても参考になりました。
かっこいいので昨日ポチってしまいましたw
しかし足首の前後の可動は酷いなあ
HGより明らかに劣っていますね
全然”究極”じゃないじゃん…
製品版で改善は…されないんですかねえ
当初の予定ではいつもどおり塗装するはずでしたが…さすがに今回は諦めました。
まあ、オーライザーはダブルオー本体に比べたらだいぶ楽そうなんで、お互いあと一息ですね。
きれいに発光しないでしょうか?