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日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

虫獄の輸入急増で穀物の国際市場に大異変(JBPRESS)日本所有の原種を世界に広めよう。

2012年12月30日 22時42分46秒 | 日記

日本所有の原種とは?それは所謂「木原コレクション」だ。
この木原コレクションは、どんなものか?あの木原等教授の種子原種のコレクションだ。
木原等教授は、盟友バビロフと共に、原種こそ穀物品種改良の基礎であると主張して、愚直に種子を集めた。最早シベリアでルイセンコに殺されたバビロフの分まで。
そして1粒種小麦から、2粒種小麦へと進化し、その後で現在の小麦の元となる種子を作るために必要だった遺物・人類の宝、樽穂小麦をイランで発見した。1970年ごろの話である。
日本は第二次世界大戦前に今の世界の小麦の殆どの親である農林11号を作った。日本の品種改良は、外道に堕ちやすいバイオテクノロジー万能の欧米流の品種改良ではない。その為、F2の種子を毎年買わないと続けられない欧米の農業とは違うのである。
いやボロ儲けする穀物と言うものではない所は、昔の作物を作っているだろう。だが、その減少は、例えば、その他麦類やライ麦、ソルガム(こうりゃん)の生産統計からも分かるが、明確になっている。
バイオテクノロジーもしやすいものと、そうでないものがあるようで、トウモロコシが、この手の品種改良、改変とした方がいいかもしれないのだが、この手の操作に合うようなのである。
このブログでは、前に、操作しやすいトウモロコシを、当初の企画書どおりに改良したら、結局人が食べられないトウモロコシとなった。何故なら、最初の企画書には高収量、耐除草剤、耐害虫、耐病気はあるが「食べて安全」と言うものは無かったのである。この冗談のようなものを「モンサント」はバカ面して作ったのである。
そして根本原因。日本では常識のこと。それは「幾ら澄んでいても、ボウフラの湧かない水は飲めない」である。
この事をヨーロッパは分からない。
モンサントは、そのネーミングから分かる人もいるだろうが、今アメリカメーカーとなっているが、実は名前はフランス語である。フランスは、この手の穀物商社や化学・ケミカルの大手がある。そして、即物的な帝国主義的経済が何よりも好きで、特に奴隷的なプランテーションを今もやらせている。
その血筋というか伝統が作った「立派な化け物」である。
だが近年ドイツの「BASF」などの化学メーカーが「甜菜」や「米」のバイオ改変種を開発している。
当然これらも虫も食わないものだろう。何故ならバイオ改変種は、除草剤に耐性があり、虫が付かず、病気にもならないで、化学肥料を馬鹿みたいに吸って、育つのである。この不自然な要求の先に、虫よりも生命力の弱い人間が食べられる製品と言うことはない。
また、このできそこないの種も1代でしか耕作が出来ない。
これは竹中平蔵の寝言と同じで「馬鹿の利口の積み重ねは、後世の徹底的な蔑みしか生まない」と言うのと同じだろう。
それに比べると、日本の農林11号の何と素晴らしいことだろう。目の前の欲に血迷った「慶応の如き虫、最悪の害虫」とは根底から違う立派な正真正銘の日本人が作った世界に冠たる作物である。
実は、この出来損ないのバイオ改変種を作った虫けらにも木原等教授のコレクションが使われているかもしれない。
木原等教授は、東大出の官僚や文部省の明確で愚劣な「嫉妬」で、その後、研究費は補助金が打ちきられ、自費で自分に種が欲しいという海外の研究施設に無料で自分の樽穂小麦などの原種を送っていた。だが費用が足らず、自分の手持ちの農地を売却しながら行った。そして木原コレクションは2000年頃に潰された。
私は少なくとも文部省は合理的で論理的な学問の振興はしていないと断言する。それは、この一事をもっても明らかだ。
私は一面識も無いが、その木原等教授の死去はリアルタイムで知っている。恩師でもないが、記事を見て泣いた記憶がある。
その死をコレクションの崩壊のタイミングと思った時点で文部科学省は全部死滅しても惜しくないと私は思った。
こんな文部科学省はブッ潰して、今一番世界貢献としては、多少の予算を投入して、日本の各原種を世界に広げてはどうだろうか?
それは先ごろのニュースで、日本の酒造メーカーが海外に活路を!と言うのがあったのだが、安倍政権の弱い所は第一次産業へのアピール度である。例えば虫獄は品種改良が出来るベースが無い。今毒トウモロコシを馬鹿みたいに多分人の食用として作っている。この破綻はすぐ出てくる。来年には現実となるだろう。
だが、その後何を生産するのか?である。
今タキイの種はメキシコで種を作っているが、それは、メキシコがアメリカの自由経済圏として農業が破壊された結果である。
しかし、国費で海外に貢献をするとして、この木原コレクションをする場合、経済性を云々しなくてもいいだろうし、また、日本には大根を中心とした固有種が実に多い。今日も食彩の王国を見ていても本当に思うのだ。
実は虫獄も性質が悪いながら、自己生産の種で栽培をしていたのだ。それも今の有様となっている。
高収量と言う観点では日本の持っている品種は、儲けにはならないが、繰り返し収穫が出来る種を供給するのは珍しいのである。
ドイツもアメリカもフランスも、好き好んで外道を選んでいる。だが、この異常な農業は早晩破綻する。
実際タイの北部にミャンマーから逃げてきたモン族も、この毒トウモロコシの栽培をやめるとの事である。虫獄は欲に血迷う民族であるから、暫くは知らんぷりをするだろうが、それも、実態としてのアレルギーが蔓延したら、あの毒を食べさせることは無理だろう。そうなると虫獄の暴発は間違いないだろう。
来年2013は食か水かその他毒で虫獄が爆発してもおかしくない。
ユニクロのおっさんも、自分の都合だけで虫獄にしがみ付いているが、それもそろそろ通用しない。所詮安くで働く道具と思っているだろう。だが虫獄に固執する、あんたが虫獄の水や食料を気にした発言が一度だってあったか?
私は虫獄が滅びれば良いと言いながら水や食料を気にしている。
これが見識の差というものだろう。
別に虫獄なんぞどうでも良い。ただ私は勝手に木原イズムを持っているので、かの偉人、木原等教授のイズム。
「種は誰のものでもない。人類共通の宝である。」
そして、これは何より日本の農業に、世界の農業の関係者にアピールしないだろうか?
まぁ虫獄の様子を見ていれば分かる。暴発したら、それは、私の論が正しい兆しだろう。
どうだろう?アメリカにも聞いてみては?彼らは自国での毒トウモロコシの栽培は止めている。
この手の判断でアメリカは、妙な誤魔化しや隠蔽は無い。


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