IRNSSのSバンド測位信号の受信に向けて、まずはbladeRFでIRNSSのL5信号の受信を試みます。
IRNSSの測位信号としては、20MHzの帯域を確保していますが、実際に送信されているは
GPSのL1 C/A信号と同じ1.023Mcpsの拡散符号です。
そのため、bladeRFの帯域もサンプリング周波数も、GPS L5信号より低く設定できます。
set frequency rx 1176.45M
set bandwidth rx 3M
set samplerate rx 4M
set agc rx off
set gain rx 60
cal lms
cal dc rx
rx config format=bin n=400k file=L5_IRNSS.bin
rx start
受信したサンプリングデータの解析には、PocketSDRを利用します。
広島市立大学の高橋先生が、オリジナルのPocketSDRをbladeRFのデータフォーマットに
対応できるように改修してくださっていますので、そちらを使います。
https://github.com/yoronneko/PocketSDR
基本的な使い方は、オリジナルと同じです。bladeRFのデータを処理する場合には、
"-sdrfmt sc16q11"のオプションを追加します。bladeRFのデータは、QIの順番で
保存されています。
問題なくbladeRFでIRNSSのL5信号が受信できました。
IRNSSは、L5バンドでもSバンドでも同じ測位信号を送信しているので、
アンテナとbladeRFの設定を変更すれば、Sバンドの測位信号も受信できるはずです。
Sバンドの受信は、WiFiなどの電波干渉が気になるところ。どうなるのか楽しみです。
IRNSSの測位信号としては、20MHzの帯域を確保していますが、実際に送信されているは
GPSのL1 C/A信号と同じ1.023Mcpsの拡散符号です。
そのため、bladeRFの帯域もサンプリング周波数も、GPS L5信号より低く設定できます。
set frequency rx 1176.45M
set bandwidth rx 3M
set samplerate rx 4M
set agc rx off
set gain rx 60
cal lms
cal dc rx
rx config format=bin n=400k file=L5_IRNSS.bin
rx start
受信したサンプリングデータの解析には、PocketSDRを利用します。
広島市立大学の高橋先生が、オリジナルのPocketSDRをbladeRFのデータフォーマットに
対応できるように改修してくださっていますので、そちらを使います。
https://github.com/yoronneko/PocketSDR
基本的な使い方は、オリジナルと同じです。bladeRFのデータを処理する場合には、
"-sdrfmt sc16q11"のオプションを追加します。bladeRFのデータは、QIの順番で
保存されています。
問題なくbladeRFでIRNSSのL5信号が受信できました。
IRNSSは、L5バンドでもSバンドでも同じ測位信号を送信しているので、
アンテナとbladeRFの設定を変更すれば、Sバンドの測位信号も受信できるはずです。
Sバンドの受信は、WiFiなどの電波干渉が気になるところ。どうなるのか楽しみです。