OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

航法メッセージの追加

2014-12-21 14:11:47 | GPS Signal Simulator
GPS signal simulatorに,航法メッセージの機能を追加しました.
RINEXファイルから読み込んだephemerisでsubframe 1,2,3を生成.
almanacの生成は面倒だったので,subframe 4と5はpage 25に固定しています.

読み込んだephemerisの衛星番号と同じPRN02でbaseband信号を生成し,
bladeRFでTXした結果がこちら.

 (クリックで拡大)

航法メッセージの追加で,信号のQiが3から7になり,
Z-counterとephemerisのデコードにも成功しています!

後は,ephemerisから計算された衛星位置と任意の受信機位置から
疑似距離を計算し,それに応じた適切なコード遅延をC/Aコードに
与えれば,GPS信号シミュレータの完成です.

【追記】いい加減なコード遅延を与えても,とりあえず測位演算を
してくれるようです.ただし,疑似距離残差が無茶苦茶なので,
測位結果はNo Fixのまま.

 (クリックで拡大)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GPS signal simulation | トップ | HackRF One External TCXO »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

GPS Signal Simulator」カテゴリの最新記事