小型衛星やロケット向けに開発したfirefly GNSS受信機ですが,
測位だけではなく,正確な時刻の信号源として利用することもできます.
GNSS受信機は,位置を推定する際に,受信機クロックの誤差も
同時に推定します.この誤差情報をもとに,PPS(pulse per second)と
呼ばれる1Hzのパルス信号のタイミングを制御することで,高精度な
1秒間隔の時刻信号を得ることができます.
そこで,GPS信号シミュレータをお借りして,fireflyのPPS信号の精度を
確認してみました.
黄色のラインがGPS信号シミュレータが生成するPPS信号のrising edgeです.
このタイミングが,真の整数秒に相当します.
これに対して,青色のラインがfireflyが出力しているPPS信号になります.
persistence modeで波形を重ね描きしていますが,安定したPPS信号の
生成が確認できます.
50nsの遅延は,測位精度を考えるとやや大きな気もしますが,
パルス信号のタイミングを制御するレジスタの分解能を考えると,
悪くはない値です.
位置情報だけではなく,高精度な時刻情報も得られるfirefly GNSS受信機.
ロケットや人工衛星に搭載された機器の時刻同期にもぜひご利用ください.
測位だけではなく,正確な時刻の信号源として利用することもできます.
GNSS受信機は,位置を推定する際に,受信機クロックの誤差も
同時に推定します.この誤差情報をもとに,PPS(pulse per second)と
呼ばれる1Hzのパルス信号のタイミングを制御することで,高精度な
1秒間隔の時刻信号を得ることができます.
そこで,GPS信号シミュレータをお借りして,fireflyのPPS信号の精度を
確認してみました.
黄色のラインがGPS信号シミュレータが生成するPPS信号のrising edgeです.
このタイミングが,真の整数秒に相当します.
これに対して,青色のラインがfireflyが出力しているPPS信号になります.
persistence modeで波形を重ね描きしていますが,安定したPPS信号の
生成が確認できます.
50nsの遅延は,測位精度を考えるとやや大きな気もしますが,
パルス信号のタイミングを制御するレジスタの分解能を考えると,
悪くはない値です.
位置情報だけではなく,高精度な時刻情報も得られるfirefly GNSS受信機.
ロケットや人工衛星に搭載された機器の時刻同期にもぜひご利用ください.