OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

複数のu-blox受信機を同時接続

2016-06-16 20:29:42 | 雑記
やっと重い腰を上げてWindows 10にアップグレードしたら,
u-bloxのNEO-M8T受信機が接続できなくなる不具合発生.

これまでCOMポートとして認識されていたに,なにやら
u-blox GNSS Location Sensorというデバイスになってしまう.
もちろんu-centerにも繋がらない.

 (クリックで拡大)

Google先生に質問しても,解決法が見つからずハマる…

高須さんの方法だと,一旦はCOMポートになるものの,
再接続するとGNSS Location Sensorに上書きされてしまう.
また,複数の受信機を接続した場合,COMポートに変更
できるのは,ひとつだけだ.

日記・備考録:2016/01/30

試行錯誤のすえ,なんとか解決したのでメモ.

まず,GNSS Location Sensorデバイスを右クリックして,
「ドライバーソフトウェアの更新」を選択.

 (クリックで拡大)

「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索」を選択.

 (クリックで拡大)

「コンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択」をクリック.

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ここで,u-bloxが提供するドライバではなく,Microsoft標準の
「USBシリアルデバイス」を選択します.

 (クリックで拡大)

これで,ドライバの更新が完了.

 (クリックで拡大)

デバイスの一覧には,COMポートとして認識されるようになりました.

 (クリックで拡大)

複数の受信機を接続したときも,同じことを繰り返すことで,
同時接続もできるようになります.

 (クリックで拡大)

u-centerからも,問題なく接続できます!



ちなみに,COMポートの番号は,個々の受信機ではなく,
USBのポートに割り振られるみたい.

【追記】他のWindows 10 PCで試してみたら,u-blox Virtual COM Port
としても認識され,u-centerと接続することができました.

しかし,こちらも複数台の受信機を接続すると,GNSS Location Sensor
だけが認識されるだけで,Virtual COM Portは増えません.

 (クリックで拡大)

ドライバーソフトウェアの更新後,u-blox Virtual COM Portは削除
しておきます.


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「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」を選択して削除.

 (クリックして拡大)

【追記2】ドライバーソフトウェアを削除したはずのu-blox Virtual COM Portが
COM6として復活していた.これを消すと,次はCOM7として復活する.
このままではCOMポートの番号を食いつぶしてしまうので,放置することにした.
u-blox大好きユーザだが,さすがにこれは…
コメント (4)
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