OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

SDRプラットフォームの比較

2013-08-24 17:21:55 | ソフトウェア受信機
メモ

Taylor KillianによるSDRプラットフォームの比較記事.

SDR Showdown: HackRF vs. bladeRF vs. USRP

こうしてみると,性能と価格のバランスはどれも同じかな.
結局何をしたいかによると思う.

HackRFは安価であるけれど,half duplex,8ビットADC,
USB 2.0などと,帯域は限られてしまう.
それでも,周波数は6GHzまでいける.

bladeRFは,帯域も広いし,full duplex,USB 3.0と,
広帯域の信号にも対応できる.しかし,周波数は3.8GHzまで.
個人的にはGNSS信号に興味があるだけなので充分だ.

高価だけど強力なのがUSRP B210.
GNURadioのプラットフォームにこんなのがあったのか.
2x2 MIMOで帯域は61MHz.インターフェイスはUSB 3.0.
これならGalileo E5信号のAltBOCも観測できる.

Ettus Research: USRP B210

あと重要なのがコミュニティーの大きさ.
その意味では,USRP+GNURadioが一番情報を入手しやすいのかな?

taro君もbladeRFを購入したようなので,GNSS信号シミュレータの
開発が進むと良いな.

【追記】TT@北海道さんの言われる通りに,よくよく見ると
USRP B200もお買い得に思えてくる.やばい.
コメント (7)
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