人形・箪笥も 家と運命を共に

　藤娘もゴリラも　永久に　さようなら！ それぞれの人形に　ストリーがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　神谷町に居られるのも、あと4ケ月。狭いけど地下鉄日比谷線・神谷町駅から１分。アクセス抜群。

　嫁ぎ先の森家へ足を踏み入れたのが昭和42年。シャビーなこの家屋には、森家の両親から長岡氏の生活の迄、様々な痕跡が詰まっています。勿論、私達家族の想い出の品々のエピソードもギﾂシリ溢れかえっています。

長岡氏愛用だった桐ダンス。彼の人生を飾ったネクタイや衣類が詰まっていました。

全ての家財、趣味の人形、家屋と運命を共にします。

 

 

　私達夫婦も後期高齢者。近々別の次元へ行かなければならないところまできています。

願わくば、神谷町の家の行く末を、見届けてからの順にしてほしい。

この一帯は23階建ての高層ビルになるそうです。街は変身します。その頃は私たちは、間違いなく居ない。