今年最後、12月のカレンダーの言葉です。
"貴方の感じられている虚しさこそ 真実の世界への強烈な憧れなのです”
今月に入って、又しても大切な方の死を知るところとなりました。昭和5年生まれの内山進氏。10月に鬼籍へ向かわれたとの事に、愕然としました。彼の存在は私にとって大きな支えでした。
過去の賢人たちの言葉を、たくさん教えて下さいました。
ワーズワースの一節 ”宇宙には諸々の力あり、おのずと我々のに印象をきざみ かしこい受け身において、こころゆたかにできると思う”
ソクラテス「生きるとは」
“最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しくいきることである。” 等々。
平成24年に鬼籍入りした長岡氏におくられた内山氏の追悼句を改めて読み直しています。長岡氏も内山氏もお元気だったころ、ジョイ企画へ内山氏から預けられた一水会中川正氏の100号の油絵・モンマルトル。
此処が立ち退きになるので、絵の扱いについて連絡して彼の死を知るところとなったのです。
元気な頃の営みの一つ一つが懐かしくも虚しい。厳しい時間帯に足を踏み入れた感があります。
この一日を生きているいのちと云うものは、この上なく尊いいのちであり、身体である 道元「正法眼蔵」
いのちはすべての財(たから)の中でも一番の財である 日蓮「事理供養御書」
私の死後、今の私の身体形態で この世に現れることは決してありません。霊魂はいざ知らず、肉体は絶滅危惧種と云えるのでしょう。
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