君の脳みそのかけら

人のおすすめは目を通すようにしている。特に本。
本や音楽、漫画はその人の育ってきた環境やさまざまな要因が重なって嗜好になるのだと思う。

だから人のおすすめを読むことでその人のことが、その人がなにが好きでなにを良いと思うかが、少し理解できる。

正確には、理解できなくても”あなたのことをもっと知りたい”と思っていることを素直に相手に伝えることができると思っている。

何かの本で本を読むことは作者の脳みそのかけらを自分の脳に移植することだと言っていた。

わたしはその考え方がわりと好きだ。
それだけではなくきっと「この本が好きだ」というあなたの脳みそのかけらもわたしのに植えこまれるのだとわたしは感じている。そう思うとおすすめを読まずにはいられない。