冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して18年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

リメンバランスデー

2018年11月14日 | 生活
11月11日はリメンバランスデーだった。
1918年11月11日に第一次世界大戦が終結、この日を戦没者追悼の日としている。
戦没者とはいってもこの日は、基本的に兵士の追悼であり、対象は一般市民ではない。
カナダではこの日は祝日、各地で式典が行われる。

第1次世界大戦の終戦日であるが、第2次世界大戦だとか、朝鮮戦争だとかで従事した兵士を追悼したりする。
私の住む市でも式典はある。が、行ったことはない。
私が参加したことがあるのは、日系人の戦没者追悼式のみ。スタンレーパークに戦没者追悼のモニュメントが建っておりそこで毎年式典が行われるのだ。
何回か参加したが、流れはほぼ毎年同じ。国家「オーカナダ」を歌い(歌い手の人または合唱団が歌う)、11時に黙とう、トランペットの独奏(軍隊のお葬式だとかで演奏される曲らしい)、各団体の代表者がリースを献花する、宗教団体代表者が祈りの言葉を述べる、戦没者を追悼する詩を詠む、英国国歌の「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」を歌い手が歌う。(カナダは英連邦のひとつなので)順番はちょっと不正確なのだが、こうした一連のことが行われる。

このリメンバランスデーのシンボルは、赤いポピー。カナダ人の詩人が書いた「フランダースの野に」という詩の中にでてくる赤いポピーからきているらしい。
10月の終わりくらいから募金活動が行われ、募金をすると赤いポピーのバッチをもらう。赤い羽根募金みたいな感じで、ポピーを胸元に付けて歩いている人を多く見かける。

日系人は第2次世界大戦時、敵国人とみなされ強制収容され、内陸部などへ強制的に移動させられた歴史があるため、日系人の戦争追悼には、第2次世界大戦はほぼ無関係である。まったくいなかったわけではないが、基本的に日系人がカナダの国民として出兵することはなかったので。
この式典が終わると、スタンレーパークの別の場所でレセプションがある。サンドイッチとかおまんじゅうとか巻きずしとか(この辺が日本っぽいのである)をふるまってくれる。しかも無料。
会場内にはパネル展示もあって、第1次世界大戦時における日系人の貢献などについて学べる。

日系人の催しなのでなんとなく安心していってこれるのだ。他の所だと、第2次世界大戦の話になって真珠湾攻撃だのの話が出たりしたら困るかも・・?などと勘ぐってあまり行きたくないのだ。カナダは日系人を強制収容したり財産没収したり(しかも後になって返還もしなかった)したじゃないか、といえそうな気もするが、私は日系人ではないので、それを持ちだすというのは微妙に違うような気がしてしまう。

さて今年のリメンバランスデーは、ちょっと雲があるもののおおむね晴れてなかなか良い日よりだった。
雨で肌寒い日の時だと、ほとんどが屋外で行われる式典に参加する人は大変だろう・・・と思うが、今年はそういう心配もない。

犬の散歩をしていたら頭上で飛行機が飛んでいる音がした。見上げると、4機の飛行機が十字の形を保ちながら飛んでいった。少し先まで行ってから旋回してまたこちらの方に戻ってきて、彼方に消えて行った。

その形がきれいで、青空に映えていて、おもわずみとれてしまった。


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