書評: 『ネットビジネスの終わり』 山本一郎・著 PHP
こんにちは、押切孝雄です。
本日は、インターネットに関する本です。
本書は、著者の山本一郎さんによるインターネット社会の批評です。
私は、次の2つのポイントに興味を持ちました。
1つは、
インターネット自体は、何も作り出しておらず、
これまで、テレビや新聞などのメディアが行なっていたことを代替するに
とどまっているということ。
もう1つは、
情報が細分化され、その細分化された専門的な情報がどんどん増えている。
人は関心のあることには注意を払うけれども、
興味のないことには無関心という状況が進展している。
情報が蛸壺化しているということ。
個人的に、2つ目の問題点については、
自分の関心分野だけでなく、
それ以外への関心を(無理やりにでも)拡張してくれるような機会が、
今後求められてくるのではないかと思いました。
たとえば、富士山に登ったことがない人に、
富士山にのぼりに行く機会を提供したり、
ロッククライミングをしたことのない人に、
ロッククライミングする機会を提供するようなことです。
淡々と日々を過ごすだけで生えられないような経験を提供するような
イベントやサービスを提案することです。
社会の変革期は、チャンスだと思います。
◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
WEBブランディングのカティサーク
執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
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こんにちは、押切孝雄です。
本日は、インターネットに関する本です。
本書は、著者の山本一郎さんによるインターネット社会の批評です。
私は、次の2つのポイントに興味を持ちました。
1つは、
インターネット自体は、何も作り出しておらず、
これまで、テレビや新聞などのメディアが行なっていたことを代替するに
とどまっているということ。
もう1つは、
情報が細分化され、その細分化された専門的な情報がどんどん増えている。
人は関心のあることには注意を払うけれども、
興味のないことには無関心という状況が進展している。
情報が蛸壺化しているということ。
個人的に、2つ目の問題点については、
自分の関心分野だけでなく、
それ以外への関心を(無理やりにでも)拡張してくれるような機会が、
今後求められてくるのではないかと思いました。
たとえば、富士山に登ったことがない人に、
富士山にのぼりに行く機会を提供したり、
ロッククライミングをしたことのない人に、
ロッククライミングする機会を提供するようなことです。
淡々と日々を過ごすだけで生えられないような経験を提供するような
イベントやサービスを提案することです。
社会の変革期は、チャンスだと思います。
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◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
WEBブランディングのカティサーク
執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
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