押切孝雄の「社長の本棚・映画」

社長には想像力が必要です。社長の方、これから社長になる方、社長の器の方のための本と映画

書評:『Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 最速集客術』山田案稜・著

2010-10-04 11:17:57 | 書評: インターネット関連書
グーグルアナリティクスでアクセス解析をすると、
Yahoo!からの流入が、
通常の検索結果をクリックしてたどり着いたのか、
広告をクリックしてサイトに訪れたのかがわかりません。

しかし、それを区別する設定方法があると本書のp102から書かれています。
Yahoo!からの広告の成果を知る上で必須の設定と言えます。

Yahoo!リスティング広告に出稿していて、
グーグルアナリティクスで分析している人は、設定した方が良いでしょう。

さらに、広告とリンク先のサイトが関連性がきわめて強いにもかかわらず、
品質が「とても悪い」になってしまう理由が本書でわかりました。

それは、リンク先のページが縦にとても長いことです。
通常のサイトなのですが、わかりやすく解説するために、
縦に非常に長いページになったんですね。

アフィリエイトのサイトに縦に長いページが多いらしく、
広告の品質を判定する上で、
縦に長いページは一律に品質を下げられてしまうことがあるようです。

アフィリエイトではないのに、縦に長いページというだけで、
ペナルティを被る危険性があるので、長すぎるページは注意が必要そうです。

Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 最速集客術 ~SEMの極意
山田 案稜
技術評論社

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◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
WEBブランディングのカティサーク
執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
『YouTubeビジネス革命』(毎日新聞社)

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2 コメント

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著者です (案稜)
2010-10-07 10:15:59
拙著を取り上げていただきましてありがとうございます。
また好意的な書評をいただきましてとてもうれしく思います。


一点、縦に長いページと品質が下がるという点ですが、
こちらについては。ページが長いことが問題なのではなく。
ページが長くなることで、読み込み速度が遅くなることが原因ということになります。
ページが長くても、ほぼテキストのみで表示の速いページなどでは影響は少ないようです。

本書で表現が分かりにくいような部分がありましたらお詫び申し上げます。
著者コメントありがとうございました (押切孝雄)
2010-10-07 17:03:21
コメントありがとうございました!

なるほど~!
ページが長くなる場合は、なるべく重い画像は載せないほうが良いんですね。

勉強になりました。
ありがとうございました!