おせっちゃんの今日2

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義姉を悼む・・・ありがとうございました

2023-09-15 13:41:45 | わが家の話

3日に次兄の妻である義姉が旅立ちました。
もう少し心が落ち着いたら、書くこともまとまるかとも思いますが、今は自分の胸のうちにその姿を抱いておきたいと思います。
いい義姉でした。実家の母にもよくしてくれて、母のお気に入りのお嫁さんでした。いえ、母は5人のお嫁さんはみんな気に入っていたと思うのです。以前も書いたことがあると思いますが、我が家には定番の笑い話があります。
母が言いました。「私は幸せ者、出来の悪い3人の娘を他家に嫁にやって、5人もいい嫁を得たんだから」。出来の悪い娘を目の前にして、言い放っていたのです。ついでにお話すれば、私の代失敗がこの後に続くのです。姑に「母がこう言っております」、と何の気なしに言ってしまったのです。
「まあ、それでは私はカスの嫁に当たったのですね」と言われました。

「まあおせっちゃん、それはいけないでしょう」と声をあげたのが、次兄のお嫁さんでした。

義姉が「会っておきたい」と言っていると聞き、すぐにらい太と尋ねていき、半日おしゃべりをしたのは6月末でした。それから一月一寸で逝ってしまいました。無理な生命維持はしない、患部を手術することも望まない、ただ末期の痛みは取れるだけ取って欲しい、という望みで、娘の家で最後を過ごしたのでした。
義姉は俳句を良くする人でした。最後になるベッドの中でも、句帳を手ばなさず、書き留めていたそうです。葬儀の参列者にはそこに残された句をプリントして配られました。

句帳の裏表紙には、かすかな筆跡で「ありがとうございました」と書かれていました。きっと関わってくださった皆さんにお礼を言っていたのだと思いますと娘が申していました。

最後のおしゃべり会の後も、ラインでメッセージを贈ったりしましたけれど、「私は人に恵まれました」とも言っていたとのことでした。

心静かに、安らかに天国にいらっしゃってください。ありがとうございました。