2015年11月「蘇我運転会」報告

2015-11-05 14:02:04 | 投稿記事

2015年11月「蘇我運転会」報告
穏やかな秋空の下、ゆったり運転会
会員番号31-117
岸田  弘

11月の「蘇我運転会」は、1日(日)に「花の駅そが」で開催されました。10月は月初の定例運転会を無くし、25日の「ちばまつり」に参加したため、この日は「ちばまつり」の一週間後という、変則スケジュールとなったため、参加メンバーもお客さまも少なくなってしまいました。


少ないメンバーでゆっくり楽しむ


朝礼では、「『ちばまつり』で、1,400人を超える運客を行ったこと/3両の列車が同時乗車、後続運転、同時下車方式で、本線上の待機を無くした結果、スムーズな運行が出来たこと」などが報告されました。


抜けるような青空の下、ミーティング


蘇我運転会の運客の主役N700系新幹線は、仲間のイベント用に貸し出し、そこでトラブルが発生。戻ってきた車両を武田さんが運転前にチェックしたところ、コントローラーのフューズ切れのようで、この日は運休が決定。武田さんは「お手上げ」のサインを送っていました。


新幹線は故障チェックの結果「お手上げ」に


ということで、メンバーの持込み車両だけで運客を担うことになるのですが、5吋機は大西さんのBR24と守田さんのT5風だけ。


午前中は、大西さんのBR24が担当。穏やかの秋空の下、多数の乗客が来ると予測していたのですが、幸か不幸か、10月の変則運転日の影響で、お客さまはいつもの半分程度。一番列車は、一家族3人だけとなりました。


一番列車は家族3人の笑顔を乗せて


毎回、運転会の都度新しいヘッドマークを披露してくれている西本さん(C62)は、今月は「梅小路機関区のかもめ」を持参。丁寧な加工のヘッドマークが、ひときわ輝いていました。


「梅小路のかもめ」を付けて/西本(C62)さん


子供たちの笑顔を乗せて/大西(BR24)さん


乗客と参加機関車が少ないことを幸いに、原則運客をしない自由走行線の内周線で、3.5吋機による運客を試みました。次にお乗りいただくお客さまだけを内側に案内し、一層の安全確認をしながらの運客です。


3.5吋といえども強力なパワーを持つ西本さんのC62は、適度の負荷を得て力強く走り続けます。何よりも西本さんが運客の緊張を楽しんでいたのが、印象的でした。


内周線でも運客開始/西本(C62)さん


午後は、7月の八王子運転会報告で紹介した守田さんのT5風機が運客を担います。この機関車「OSのパーツを使いながら、ボイラー・弁装置・ロッド類は製作者の自主設計」というもので、軸動ポンプのロック等のトラブルを抱えていましたが、守田さんが「3度目の正直」と言ってシリンダーの磨き上げを徹底して参加。見事、午後2時間の連続運転の役割を果たしました。「図面等がない中で、構造等が分かってきた」と、トラブル解決を楽しむ守田さんの笑顔が見られました。


午後は、守田さんが運客を(T5風)


午後の内周線での運客に責任を感じていた馬場さん(C62)は、本線入線を急ぐあまり、十分な火床が出来ず、何度か電動ブロアーのお世話になり、運客はできませんでした。


馬場さんのC62は、運客を断念


この日の運客は535名。穏やかの秋空の下、内周線を使った3.5吋機関車による運客も試しながら、ゆったりとした運転会が出来ました。


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