2016年10月関東支部「八王子運転会」報告
2日連続の運転会/その1
秋の冷え込みを感じながらの運転会
会員番号31-117
岸田 弘
10月の八王子運転会は、22日(土)に開催されました。
7月は雨が降り、関東支部としては珍しく中止。8月9月は暑さを避けて夏休みとしたため、4ヶ月ぶりの顔合わせなりました。翌日23日は「ちばまつり」での運転会が予定され、2日連続の運転会となると同時に、その準備のために蘇我に向かった仲間もいて、参加者は6人と小規模の運転会となりました。とはいえ、久し振りの再会に、笑顔がこぼれます。
久しぶりに集う
前日の最高は27.6℃と、10月下旬としては異例の夏日を記録したのですが、この日は曇り20.7℃と秋の冷え込みを感じながらの運転会になりました。
落ち葉の中を行く/古橋さん(8600)
古橋さんは8600で、ドレインとブロアーから白い蒸気を吹き上げながら、落ち葉の広がる運転会場を走り回ります。
いつも機関車を磨き上げている矢島さん。今日はコッペルで余裕を持って走らせます。
磨き上げられた機関車が通過/矢島さん(コッペル)
ブリティッシュグリーンの愛機、ドルチェで参加の大山さん。ゆったりと紫煙を上げながら快調な走りを見せていました。
ドルチェ快走/大山さん
朝、ちょっぴり降った雨を気にしていた石川(安)さん。スマホでの雨雲の様子を確認して、EB10を降ろし、パンタグラフを付けずに周回します。
今日はEB10で/石川(安)さん
小田急10000型で参加の岸田も、秋色へと向かう梅とつつじの林の中を走り抜けます。
小さなプレートガーター橋を通過/岸田(小田急10000型)
レールツェッペリンで参加の栁町さん。プロペラの騒音と強い風で落ち葉を吹き飛ばしながら爆走です。ナチスドイツが勃興する直前の1930年に、鉄道の高速競争の中で生まれた実機も、この騒音とプロペラの安全への不安から、実用には至らなかったようです。
落ち葉を巻き散らしながら/栁町さん(レールツェッペリン)
運転会場の外側の道を散歩していた近くの幼稚園児と先生を見つけ、「乗りに来ませんか」と声をかけたら喜んで乗車しに来てくれました。少ない参加者で単機運転をしていた車両に急いで客車を連結。園児たちは古橋さんの8600、矢島さんのコッペル、石川さんのEB10に次々乗って、歓声を上げていました。静かな運転会が賑やかになり、参加メンバーも運客を楽しませてもらいました。
大喜びの園児達/古橋さん(8600)【園児の顔を処理しています】
園児の歓声を乗せて/石川(安)さん(EB10)【園児の顔を処理しています】
午後は、日ごろから気になっていたポイントの整備を始めました。レバーやリンク機構の調整・給油。トングレールの修正等、参加者全員で取り組み、問題のあったポイント4機の整備を終えました。走らせるだけでなく、保線作業の重要性も認識することが出来ました。
皆でポイント調整