2016年5月関東支部「八王子運転会」報告
「真っ赤なつつじ」に囲まれて
会員番号31-117
岸田 弘
5月の八王子運転会は、ゴールデンウイーク前半が始まる4月29日(祝)に前倒しで開催されました。
この時期の運転会場は、毎年多様に咲き誇るつつじの競演が楽しみですが、今年は開花が早く、白やピンクのつつじは終わっており、江戸霧島系の真っ赤なつつじが盛りを超えて落下し、レッドカーペットを造っていました。
見事なつつじを背景に
大型連休の初日で北風が強かったのですが、スッキリした快晴で、メンバーの家族や友人がたくさん集まりました。
運転開始前、石川(安)さんが、鉄橋の上の踏板の浮きを見つけチェックすると、「塗装時、ビスのタップ部分に塗料が流れ込み、その後、ビスを不完全なまま押し込んだ」塗装屋の手抜き作業と判明。すべてのビスを外し、タップを立て直し、ビス止めをやり直す作業を集まったメンバーで始めました。作業を終えた9時30分頃には、続々と家族が集まり、いつもより遅れて運転開始です。
みんなで踏板の改修
石川(安)さんのトーマス+EB10が、鶴見さんのお孫さん達を乗せて、改修を終えた鉄橋を通過します。
踏板の改修を終えて/石川(安)さん(トーマス+EB10)
昨年の白馬運転会から1年振りに参加の大島さんの奥さまは、カメラを胸にご主人の運転するコッペルに乗って、真っ赤なつつじの壁とカーペットの上を笑顔で走り抜けます。
夫婦で楽しむ①/大島さん(コッペル)
守田さんの奥さまも久しぶりの参加。C21が引くグリーン車(背もたれが付いただけですが)で、わずかに残ったピンクと白のつつじ横を通ります。
夫婦で楽しむ②/守田さん(C21)
清水さんは1歳のお嬢さんのために乗用車両+バッテリーカー+炭水車の急造列車を仕立て、ビデオ撮影をしながらの運転です。
親子で楽しむ① /清水さん(モーターカー)
岸田の小田急10000型は、息子と娘、その子供達で満員となり、乗れなかったおじいちゃんは、親子で喜ぶ様子を撮影するという、三世代での楽しみ方を味わっていました。
親子が楽しむ②/岸田(小田急10000型)
今回は、メンバーの家族だけでなく、その友人家族が何組も参加し、いつも以上の大盛況。さくら駅にも順番待ちの列が伸びます。お昼時になると、あちこちで芝生にシートを広げお弁当を楽しむ風景が見られました。ピクニック気分で楽しめるのも、この会場の魅力の一つです。
吉岡さんの木曽森林・酒井のディーゼルは、タイフォンを追加工したとのことですが、今回写真撮影に走り回っていたため、その音を聞いていないのが残念。
2人の孫たちを乗せて/鶴見さん(S6)
ビジターも楽しむ/石川(浩)さん(T5改サイドタンク)
乗り場は大混雑
つつじの林を抜けて/吉岡さん(木曽の酒井DL)
機関車交流/石川(安)さん&鶴見さん
つつじを背に駅を出発/佐藤(猛)さん(トビー)
オーバーホールを終えて/八田さん(コッペル)
ロマンスカーの収納に群がる
このように今年のゴールデンウィークは、真っ赤なつつじが印象的な中、家族と友人たくさん集う楽しい運転会でスタートしました。