アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

由紀さんの責任の取り方

2014年03月19日 | Weblog
 由紀さおりさんがどうかしたのかって?そ、その由紀さんじゃなくてもう一人の方です。
 鳩山由紀夫さんは首相だったころ、普天間飛行場移設について、「海外、最低でも県外」と、公約してくださいました。
 これには、日本国民は、大いに驚きました。大いに呆れたと言った方が適切でしょうか。沖縄県民の多くは、夢を抱き、大きな期待を寄せました。しかし、夢物語を口にしただけでした。誰が言い出したか、「空想的理想主義者」…。そのような主義者が、日本の首相だった…。
 「腹案がある」と、言ったのも由紀さん。腹案などなかった。こうなると、「空想的理想主義者」ではなく、「空想的虚言主義者」。腹案は、徳之島への移設案じゃなかったのかって?だから、それ自体が「単なる案」。腹案と言うからには、水面下で着々と進み、実現の見通しがある案でなければなりません。首相の口から出る言葉なのですから。
 で、退陣に追い込まれた時の恨み節…
 「外務省、防衛省、首相官邸の官僚たちや民主党議員が協力しなかった」やれやれ。「最低でも県外」「腹案がある」…これらの言葉に協力できるはずがない。

 で、由紀さんは過去の人になった…腹立たしいけど、まずは良かった。と、思ったら、「由紀さんを沖縄県知事に」という動きがあるという。

 民主党沖縄県連代表の喜納昌吉元参院議員が、今年11月に予想される沖縄県知事選に「鳩山由紀夫元首相に出馬を打診した」と、明らかにした。都内の事務所で鳩山氏に会い「ぜひ民主党から出馬してほしいと伝えた」んだと!
 いいぞ!民主党沖縄県連!このような名案は21世紀の日本では初めて。
 辺野古反対の知事候補者をさがすとすれば、県外・国外移設を主張した由紀さんしかいない。喜納さんは、「(一連の発言の)責任を取ってもらいたい」と強調したという。

 たぶん、ぬかよろこびになるでしょうが、喜納さんの行動に私は手を叩いて喜びましたよ。えっ?いつから由紀さんの支援者に回ったのかって?支援も何もするつもりはありません。ただ、由紀さんは、このまま世間から忘れられる人であってはならないと思うのです。

 「最低でも県外」と、言ったのですから責任をとらなければなりません。それが、11月の沖縄県知事選挙です。堂々と立候補してほしい。そして、落選という憂き目に遭って、「空想的虚言主義」は通用しないということに気づいてくれればそれでいいのです。国民も、由紀さんの立候補を期待しているはずです。落選して初めて、「鳩山は立派な男であった」という評価が下されるのです。「最低でも県外」のツケは大きいのです。
 えっ?当選してしまうかも知れないって?その御心配は無用。立候補しませんから!