モスクワでは、「ベストウエスタンベガコンベンションセンター(以下ベガ)」というホテルに泊まりました。ホテル情報には、「プールあり」と、明示してありまして…。
ベガは、モスクワ五輪(1980年夏)の時の役員村として建設されたもの。五輪後、ホテルに改装されて営業している(四つ星)。同じく役員村だった建物が三棟有り、それらもホテルに改装して営業しております。合計四つのホテルが並んでいるわけで…ホテルコンプレックス。劣等感ではなく、同一敷地に、複数のホテルがあるということ。(モスクワのイズマイロフスキー公園に隣接。地下鉄駅からすぐ)
さて、ベガのプールへ行こうと、コンシェルジュで場所を尋ねたところ…
「はい。ベガをご利用いただいておりますので、無料で私どものプールをご利用いただけます。カードキーとパスポートをもってお出かけください。場所は、となりのアルファというホテルです」
出かけましたよ、アルファへ。と、ところが…
「プール?ここにはないよ。隣のベータへ行ってごらん」
た、たらい回しかよ?しょうがないので行きましたよ、ベータへ。
「プール?隣のガンマにあるよ!」
また、たらい回し!なんなんだ?いくら敷地が同じでも広いんだからすでに45分経過。もう諦めたかったのですが、同行の家人が、「ここまで来たからには、プールの顔を拝まなければ!」と、やる気を失っていない。
ガンマに着きました。コンシェルジュが混んでいたので、ベルボーイにプールを尋ねた…英語が通じない。「スイミングプール」ぐらい通じてくれよっつーの!家人が英語を諦め、リュックからゴーグル(プールめがね)を引っ張り出して見せた!これがズバリ通じて、「おーおーおー!」と、分かってくれた。プールの前まで案内してくれました。
さて、プールの受付へ行ったら。受付のお姉さんは英語が少し通じました。で、「1時間1人400ルーブルです」と。
「ベガのコンシェルジュが、カードキーとパスポートを見せたらタダだ、と、言っていたよ」
「ベガが何を言ったか知りません。…400ルーブルです!」
1時間も探し回ったあげくにたどり着いたプール。400ルーブルをけちって引き上げるのも…。なにしろ、元モスクワ五輪役員村だったところのプール。50メートルプールかな?それとも100メートルプールかな?
「プ、プールを見せていただけますか?」
「どうぞぅ。どうぞこちらへ・・・ここです」
「・・・・・」声も出ませんでした。
プールは…50メートルでも、100メートルでもなく…水深80センチメートルほどの、ひょうたん池のようなものでした…。「銭湯じゃないんだから!」すごすごと引き上げましたよ…。
ベガは、モスクワ五輪(1980年夏)の時の役員村として建設されたもの。五輪後、ホテルに改装されて営業している(四つ星)。同じく役員村だった建物が三棟有り、それらもホテルに改装して営業しております。合計四つのホテルが並んでいるわけで…ホテルコンプレックス。劣等感ではなく、同一敷地に、複数のホテルがあるということ。(モスクワのイズマイロフスキー公園に隣接。地下鉄駅からすぐ)
さて、ベガのプールへ行こうと、コンシェルジュで場所を尋ねたところ…
「はい。ベガをご利用いただいておりますので、無料で私どものプールをご利用いただけます。カードキーとパスポートをもってお出かけください。場所は、となりのアルファというホテルです」
出かけましたよ、アルファへ。と、ところが…
「プール?ここにはないよ。隣のベータへ行ってごらん」
た、たらい回しかよ?しょうがないので行きましたよ、ベータへ。
「プール?隣のガンマにあるよ!」
また、たらい回し!なんなんだ?いくら敷地が同じでも広いんだからすでに45分経過。もう諦めたかったのですが、同行の家人が、「ここまで来たからには、プールの顔を拝まなければ!」と、やる気を失っていない。
ガンマに着きました。コンシェルジュが混んでいたので、ベルボーイにプールを尋ねた…英語が通じない。「スイミングプール」ぐらい通じてくれよっつーの!家人が英語を諦め、リュックからゴーグル(プールめがね)を引っ張り出して見せた!これがズバリ通じて、「おーおーおー!」と、分かってくれた。プールの前まで案内してくれました。
さて、プールの受付へ行ったら。受付のお姉さんは英語が少し通じました。で、「1時間1人400ルーブルです」と。
「ベガのコンシェルジュが、カードキーとパスポートを見せたらタダだ、と、言っていたよ」
「ベガが何を言ったか知りません。…400ルーブルです!」
1時間も探し回ったあげくにたどり着いたプール。400ルーブルをけちって引き上げるのも…。なにしろ、元モスクワ五輪役員村だったところのプール。50メートルプールかな?それとも100メートルプールかな?
「プ、プールを見せていただけますか?」
「どうぞぅ。どうぞこちらへ・・・ここです」
「・・・・・」声も出ませんでした。
プールは…50メートルでも、100メートルでもなく…水深80センチメートルほどの、ひょうたん池のようなものでした…。「銭湯じゃないんだから!」すごすごと引き上げましたよ…。