ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

現代史教育の問題

2011年12月19日 08時01分22秒 | エッセイ

・・・最近の外交の問題解決が弱腰なのを受けて、戦後の現代史教育がなされていないつけが回ってきたからだとよくいわれている。

  私たちの世代もそうであるが受験のための教育では、日本史では昭和あたりから大学受験らでないからと云って飛ばされて、授業で教えないことが多く、今、問題になっている、韓国との竹島問題、中国との尖閣列島問題、ロシアとの北方四島問題などについて、国民の歴史的認識が低く、他国に比べて国民の後押しが無く外交の政策が弱腰だといわれている。

  テレビで、終戦特集で「運命の千島・樺太はこうして占領された ー運命の22日間ー 」という番組を見て、北方四島が終戦時の大国米ソの駆け引きの中、1945年8月15日のポツダム宣言の受諾後からの9月6日までの22日間でロシアが占領したことを初めて理解した。
  特に歯舞群島の占領はロシア政府も日本領土という認識があり、偵察に出かけたロシア軍の現地兵が命令を間違って理解して、占領したのが既成事実になってしまってロシア領土となったらしいという歴史。

  私たちの世代でもこんな事実を学校では教えてくれなかった。
  こんな戦後教育が世界における、日本の現代の外交的状況の理解を妨げているようである。

  今からでも良いから、もっと日本の現代史教育を充実させるべきと思った。

  

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