ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

時価会計の経済

2008年10月23日 06時52分30秒 | 経済
・・・10月18日の朝日新聞の朝刊に「会計基準逆戻り」というかなり大きな記事が載っていました。
・・・何年か前に、会社の決算での資産評価が、時価会計というやり方に変わりました。
・・・我が国ではもともと、買ってきたときの値段で会計処理をするのが普通でした。従って、会社の所有物の値段が上がれば、原価との差額が「含み益」として、企業のリスク吸収材料として考えていました。しかし、金融経済が進み、会計処理にその時、その時の企業の実態をあらわすべきということで、主として、外圧で時価会計処理が広く日本の企業に持ち込まれました。
・・・その結果、今回のような株の暴落が発生すると、企業の実態は変わらないにも関わらず、一夜にして、企業は多額の損失計上が迫られる羽目になってきました。
・・・今月の16日、企業会計基準委員会というところが時価会計の緩和方針を発表したという記事が18日の新聞記事になりました。
・・・私は元々、企業にとって、企業活動するべき手段の土地とか保有する取引先の株が時価会計で何もしないのに、ある日を境に減ったり、増えたりすることは、おかしいと思っていましたので、今回の新聞記事を読んで、少し、やり易くなったように思いました。
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