Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

チビ山ハイキング@大野山 サプライズ荷物持ち現る!

2013年10月27日 | 登山
仲良き夫婦を演じるのはホントに疲れます・・・
前日せこせこと準備をしなければいけないし、
当日は朝5時に起きて朝ごはん、お昼ごはんの準備。
新幹線の時間を伝えて、自宅を出る時間は7時25分厳守!と伝えても守ってくれるわけがないw
結局黄色いタクシーにのって新横浜に新幹線に乗りに行くことになりました。

夫婦子供で外出しているシトは本当に尊敬します。我が家では時間感覚をあわせるのが大変です。
家をでてしまえば楽しいのですがw

本日の教訓。「夫婦子供でハイキングするのは、前夜の準備が肝要。つまり、前日悪天候の日曜日に限る」
というわけで、土曜日雨の週末は、これから家族ハイキングにしようかな。

ちなみに、今晩のYOMEは筋肉痛だそうです。
明日保育園行けるのかな(笑)


本日のコースはここに酷似
獲得標高は740mくらい、消費カロリーは2400kcal(推定)

というわけで、実は新幹線を使うと一番登山が早くおわるぞ!という仮説を検証に、台風一過の大野山に行って参りました。
前週登山靴を購入したYOMEの久しぶりのハイキングです。
ちなみに、前回の夫婦でハイキングは夜叉神峠でした。

↓車窓からはしっかりと富士山が。期待が膨らみます。


↓新幹線ワープで一気に小田原へ。


↓そして小田急 新松田へ。


↓新松田からは、一日に数本しかない「大野山登山口」行きのバスにのって、終点、登山口入り口まで。登山口直下まで来てくれるので、時間に追われた身には助かります。


↓例のボクシングジムの脇から、登山道の始まりです!


↓今日もやる気まんまん。「だっこ~」と泣きが入るまで歩かせます。今日はママもいるので荷物もやや軽いし、相手してくれるのが二人いるので楽ちんです。




↓ここまではあっという間。廃校かな。


↓本格的な登りに入ると、揺れが心地よいのかあっというまに寝てしまいました。偏りすぎ。


↓大野山、山北から登ると確かに楽なのですが、ずっと森の中をのぼるので、眺望には恵まれません。しかし、ふと見上げると緑の天蓋が。


↓傾斜はそんなにきつくない、と思っていたら最後の最後できつい階段が待っていました。とにかく長い。


↓ここまで来ると夫婦行動が破綻します。振り返って、チビ太に「あちゃちゃ~ん!がんばってぇーぃ!」と応援させますw


↓まだ、頂上手前ですが、すっかり登りきった気になっている二人。


↓丹沢を360度見渡せます。


↓秋ですね~。そしてこの空の青!


↓牧場から牧草地の急斜面階段を上って、最後の一息です。


↓振り返ると、ヘトヘトになって登ってくるYOME。背中のチビ太に大応援をさせます。


↓そして、無事。山頂に到着!チビは山頂を手前に超ご機嫌になりました。生意気にも登山の達成感を覚えた様子。


↓丹沢湖


↓大野山山頂は牧場になっているので、解放感が段違いですね。


↓簡単な昼食をとったあと、芝生で遊ばせました。小さい子と芝生のコンビネーションは、黄金ですね。


↓肝心の富士山は、途中から雲に隠れてしまいました・・・


↓谷峨駅までは、下山に1時間30分とのこと。12時に山頂を辞し、大パノラマだらけの谷峨下山ルートへ。


↓登るのであれば、谷峨からの方が眺望にめぐまれていいかな?


↓途中でポテリと寝てしまいました。


↓10分から下山の途中で歩きました。すっかり逞しくズンズン歩くようになったチビの自然の中の姿を見て、母はびっくりしていたようで。


↓吊り橋が見えてきたころには、だんだん電車の時間が迫ってきていたので、足早に通過しておしいことをしました。


↓20人以上がのると危険のようで。


↓電車が14時02分発。15分前に谷峨駅に到着。駅ナカを満喫するチビ太。


↓二回目の御殿場線。すっかりお気に入り路線になった様子。


↓国府津からはボックスシートを占領して横浜まで。


自転車とチビ山ハイキングを初めて2カ月。体重は無事5kg減りました。
あと5kgは減らさんといかんな・・・

チビ山ハイキング 稚児と登った「稚児落とし」

2013年10月19日 | 登山
土曜日の天気予報はどこも思わしくなかった。というわけで、朝からあまりやる気がおきない。
いつものような早起きもできず、朝食もお昼の用意もできていない。山に行くとしても、ご近所の低山で早く帰って来られるところになってしまう。めぼしいところはどこだろう・・・とPCに向かっていると。

↓おはよ~ごじゃいます。パッパは、今日はどこに連れてくれるのですか?


はいはい、行きますよ~

行き先は、大月駅近くの岩殿山にしました。大月駅の前にそびえているあの岩肌の山、武田の名臣小山田氏の居城、日本?大山城の一つです。

++++++
コースはこちらのコースを完全にトレースしました。

↓コース俯瞰図。自転車のりには、松姫峠に行く途中の、あれ、といえば通じるのか。

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↓八王子につきました。やっほい!


↓休日臨時運転の快速ホリデービューやまなしに乗れました!なんとラッキーな。総二階建の215系です。迷列車として有名です。なぜ「迷」か、こちらの迷列車シリーズの動画をとくとご覧あれ。なぜ東海道線からすっかり見られなくなったのかがよくわかります。


↓こまかい話はさておき、大垂水峠を過ぎたあたりから、寝台列車に切り替わりました。


↓登山口。途中の丸山公園まで・・・なんとチビ太自走。「お兄さんがた、お先にぃ~」


↓おいおい、体力ついたなぁ。140m、獲得標高41m、Av 28%の坂を自走。


自分の足で登って得た絶景に、歓声をあげていました。最近、家の階段を登りきったときに「山頂」という始末。

↓山頂はスカイツリーと同じ634mの標高。小さなおじさん、少し疲れた様子。


↓お~。山頂から電車が見える見える。


↓下りあずさが大月駅を通過していきます。(チルトシフト)


さて、岩殿山ですが、この山頂までは基本的に全部整備された階段。ですのでイージーに登れます。(虚勢)。問題はここから。尾根伝いに天神山を経由して、浅利川沿いに出るルートをとると、恐怖の難所、「稚児落とし」を経由しなければなりません。(まぁ今回のお目当てはこれだったのですが。)

稚児落としの由来は、ここに詳しい。
なんでも、武田重臣の小山田氏滅亡のおり、織田の追手から逃げている時に、赤子が泣いてしまい、その声が谷に響いて見つかってしまうのを恐れた姫が、わが子を谷底に落としたという故事が元になっているとか。
小山田氏といえば、神の川林道の奥に「姫次(=姫突)」という姫を突き落とした場所がありました。
突き落とす故事多すぎ?

何はともあれ、稚児落とし。ネットで予習すると恐ろしい画像がたくさんでてきます。ワクワク。
↓↓↓↓





…これはいかねばならぬ。(つきあわされるチビ太カワイソス)
子供を連れていくには危険、ですが、背負っているので、何かあったら二人まとめてお星様になってしまいます。
山はこわい。

しばらく歩いていると、
↓鎖場キタ―――(゜∀゜)―――― !!


かなりのへっぴり腰で登り切りました。やはり20kg以上のしかかっているので、ひょいひょいと上に上がれません。次のポイントに手を伸ばしにくい。また、ストックが長くて邪魔でした。(これ以降畳みました)。

この光景を嫁さん見たら泡吹いてひっくりかえるだろうな~

そして、また数分後。
↓横ばいからの鎖場キタ―――(゜∀゜)―――― !!


いやいや、足を踏み外したらおしまいだから、完全にへっぴです。

↓父の偉業をよそに爆睡(ズコー)


↓いやはや、ものすごくアドベンチャー。多くのハイカーが岩場の上から下界を睥睨しながらご飯たべていました。タマキソ震えあがりますね~。




↓今日はずっとOvercastでしたが、一瞬奇跡的に雲が切れて富士山が見えました。そしてシーズン初の冠雪。


この後、予想よりも険しく長い下りにうんざりしながらも下山。どうやら参考にした上の山レコの記録は、「走って」出した時間のようで、全然参考にならないほど速いタイムでした。2時間半で登山を終えるところが、ほとんど休憩なしで3時間半。
大月駅に戻ったころ、チビ太のおむつは決壊、パンツがぐっしょりでした。お外でさくさくっとおむつ替え>>着替えしてすっきり。

↓中央線の跨線橋を超えると、富士急行が!そう、今回は「山」と「鉄」のうまいミックスがテーマ。


↓この後駅前の食堂でラーメン食べて、門限破りのお詫びとして信玄餅プリンを購入し帰宅後の懐柔もバッチリ。


↓帰りの下り「かいじ」を待っていると、「スーパーあずさ」接近のアナウンスが!


↓「あれは、速すぎだね」チビ太談。(父のセリフをすぐ真似します)


↓八王子まで、「かいじ」で楽々移動しました。やっぱり特急の乗り心地はいいね。


↓八王子につくと、横浜線ホームになにやら見慣れぬ軌道計測車が!


↓この強烈な証明、何に使うんでしょ?


↓East iの在来線用、East i-Eでした。チビ太大興奮!


天気はいまいちながら、「山」分と「鉄」分の補給がうまく出来たプチ登山でした。
帰宅は門限2時間超過の5時。ですが8時に出発してから完全介護で夜9時の寝かしつけまで完遂したのでYOMEは上機嫌です。

稚児落とし、面白いよ。




チビ山修行 三の塔からよもぎ平へ

2013年10月14日 | 登山
3連休の真ん中はチビ山修行にあてました。
今日の目的地は三の塔!

↓「おとうさんバス」の特等席にのって前面展望を楽しむチビ太。推定装備重量20kg以上・・・いや、もっと。


+++

↓全行程鳥瞰図。


↓山レコのこのコースとほぼ同一(逆回り)。獲得標高は726mくらい。


今回のハイライトは、三の塔頂上で歓喜するチビ太と、丹沢の隠れ家的地上の楽園、よもぎ平の発見でありました。

行きの東名は3連休ということもあり、大渋滞。登山開始が10時30分になってしまいました。
ヤビツは自転車とハイカーを山積みにした(臨時が3台でていました)バスで大渋滞。今日タイムを狙った人はことごとくバスに引っかかったことでしょう。よくこんな坂道自転車で登るよな~(遠い目)

ヤビツのロータリーで、一番ドヤ顔をしていた自転車乗りに見覚えが。
パラ君でしたw

お兄さん、沖縄がんばってぇ~んと激励。チビ太は自転車よりもバスに興味深々。


↓菩提峠駐車場も満杯。途中にとめて、登山口へルンルン♪


↓「お山行くっ~」。これをやると登山道が渋滞するので、この後すぐ背負子へ。


チビ山トレーニングも5回目。だんだん慣れてきて、ほとんどのハイカーと同じペースで歩けるようになりました。
とはいえ、過信は禁物。休憩して応援を楽しみます。

↓「海が見えたよー!」


写真がうまく撮れていませんが、二の塔の手前のガレ場がよかったな。急斜面を登りながら、後ろを振り返ると大山が見えます。
チビ太も歓声をあげていました。

チビ太「おとしゃん、山きれいだね!」「ごはん食べたいね!」
・・・なぜ山とごはんがセットになるのか不明です。

↓ネットから拝借


↓二の塔から三の塔までは500m


↓昼からくもってきて、富士山は隠れてしまいました。


↓お約束で、頂上手前100mからテケテケ。


↓お~すごい。2歳児ながらも感じ入る所があるそうで、山の風景に感動を抑えきれない模様。


↓ママが米粉パンでピザを作ってくれました。後ろの山ガールと一緒に登りました。


・・・お父さんはチビを出汁に若い女の子と気軽に会話ができるという点で登山が好きです・・・

↓標高1200mでオムツ代えを済ました鬼瓦権造風のチビ親父。ドヤッ


YouTubeもご覧ください。大自然を前にして、子供の感受性が刺激される様子がよくわかります。


↓ピストンも考えましたが、予定通りプチ縦走してからよもぎ平へ。この尾根道でキャッキャ走り回って、冷や汗でした。
安全確保のために犬の散歩用リードを考えなくては。ああ恐ろしい。


↓眼下には鳥尾山。


↓見よ!人が蟻ん子のようだ!


この後、尾根の途中から、よもぎ平に行く道へ分岐します。
この道、
地図には載っていない道
なんです!当然道標もなし。
ネットにはたくさん文献があるので、ルート等はそちらをご参考になさってください。
お地蔵さまのおくに、踏み跡らしき獣道を発見!がさがさと分け入ります。

道は道とはいえない根っこだらけ、倒木だらけの山の斜面を下りていきます。
途中、「よもぎ平はどこですか~?」と泣きそうな顔をした家族づれが道を聞いてきました。
ここは頂上直下であること、よもぎ平はここから30分下ったところにあり、おそらく通過したが気付かなかったであろうとのことを伝え、登り続けることを勧めます。不満そうな顔をしていた女の子に、チビ太が背中から「がんばってぇ~。おねえちゃん~!」と声をかけました。

道の痕跡を追うには道をしめす赤いリボンを目印にします。まさか子連れハイキングで全神経を集中して赤いリボンを探すことになるとは・・・
でもこんなアドベンチャー感もまたいい感じです。下ること30分、それらしき平坦な平にでてきました。

↓一面によもぎが茂り、あたり一層よもぎの薫りで充たされます。


↓何の変哲もない、ただの広場。


↓木漏れ日がやさしくさしこみ、小鳥がさえずる。人っ子ひとりいない平和な楽園。


↓ぼろっちい帽子をみつけたよ♪


↓この後は杉林の急斜面をひたすら降下し続ける1時間でした。いつまでたっても下界が見えず、かなり絶望感にさいなまれる下山でした。やっとボスコキャンプ場らしきものが見えた時、ほっとしましたがその時もう膝が破壊されておりました。


↓清く正しく子供とアウトドアを楽しむ親子連れを横目にBOSCOキャンプ場を通過。ここから裏ヤビツの舗装路を登って菩提峠まで登ります。


↓のぶぞうさんは、いませんでした。


帰りは東名の大渋滞にはまってしまいましたが、チビ太君、大満足の丹沢縦走でした。
帰宅してからも「や~まっ!や~まっ!」とうるさいです。

よもぎ平、紅葉のころにまた行きたいな。

チビ山修行 女坂~大山~見晴台~門限破り

2013年10月06日 | 登山

今日の山行は約5時間。
やりすぎた・・・



GPSが途中で跳んでしまいましたが、ざっくり獲得標高は920mでした。
ラフに計算して3000カロリー消費。
最初は曇りでしたが、途中で奇跡的に晴れ間がさすラッキーな一日。
ですがかなり湿度が高く、かなり汗をかいたため、帰宅時に2.4kg減量していました。(自己満足)

ママチャリ一台分の重量担いで5時間山の中を歩けばそのくらいは減量できるということですね(泣)

+++

朝6時からエンヤコラと夫婦で準備。ママがバナナケーキを作って送り出してくれました。
史上最速の8時ジャストにうんちっちをすませ出撃。さすが、6時半からご飯を食べさせていただけある。

伊勢原から登山客で満員のバス(しかも当日は道灌祭りで更に混雑)にのり、大山バス亭についたのが10時。

↓先週NHKの小さな旅で大山参道を特集していたので、その映像を何度も見ていたチビ太大興奮(フンガー)


↓バス停から、ケーブル駅まで80m位登るのですが、ずんずん行ってすぐへばり、「だっこ~」


↓ケーブルを使わず、女坂で下社まで行きます。


以前のイメージではきついながらもこなせないことはない、という記憶でしたが、さすがに10年位歳をとり、しかも子供をせおっているわけで、そりゃきついきつい。女坂とはいえ、平均斜度は30%超えてます。本気で下社からケーブルカーで引き返そうかと何度も思いました。

↓こちらの苦悶をよそに、チビ太は昼寝開始。


↓下社についても、爆睡継続。このまま登山道の5丁目までネンネ。


↓天気予報ではどんよりと曇りのはずなのに、この爽やかさですよ。


↓さっきは引き返そうと弱気になっていましたが、行ける所まで行ってみようと大山登山道へ。


↓なんか窒息しそうになっていますがw こんな感じで激重の重荷を背負って登るボッカ(歩荷)練。本当のボッカは60kgの荷物を背負って登るわけですから・・・


それにしても女坂でくらったダメージが。途中、2度右ふくらはぎが攣りかけました。下りは大丈夫だろうか。

↓大山をなめてはいけません。きついきつい。暑い暑い。険しい険しい。富士見茶屋からは富士山は見えませんでした。チビ太は鼻歌まじりで童謡を歌いながら、ハイカーに「がんばってくだしゃ~い」と声をかけていました。


↓あと100mの所で、背負子からおろして無理やり登らせます。おいしいところは自分で味わいな。


↓先々週と同様、登山客の拍手喝采のもと山頂に到着(ドヤ)


↓今日は山頂も温暖、ゆっくり父子のランチを楽しみました。


チビ太「ママの作った『バナナケーキ』、おいしいね~
チビ太「おとしゃん、ご飯食べせてくれてありがと。
この瞬間、父の幸せメーターが振り切れました。

それに輪をかけて
チビ太「山登り連れて来てくいてあんがとっ
・・・く~っ

背負子山登り、何時間もず~っと背中の子供と話すことになるので、なんか会話の機敏というか何かが覚醒するのでしょうか。
言語的に面白いです。

↓いや~絶景です。


この後、「うんち出た」とのたまい、確かにクチャイのであわててトイレに連れて行ってオムツを替えましたが、空砲でしたw
↓ああ、すっきり(雲海の下のどこかに弊社があります)


この後は、笑う膝をストックでかばいながら見晴台コースで帰還。下りがもうちっと楽ならなぁ・・・ストックが6本くらい欲しいです。

↓見晴台まできてしまえば、下社まではほぼフラットなので楽なもんです。(直線距離は長いですが)


↓ケーブルカーに大興奮。しっかり鋏をいれて硬券切符をにぎりしめて。


門限が3~4時と宣言したにも関わらず、帰宅が6時ジャストになってしまい、
「休日に朝8時から夜6時まで2歳児を連れますとは!長すぎる!
と嫁に怒られました。

というわけで、次回はケーブルカーは乗らないっと・・・