今夜の洋画劇場は面白そうだ。
これを見るか?と新聞のTV欄の夜の9時の洋画に赤い印を付けておいた。
未だ8時過ぎだ。
暫く本でも読んでいようと何時ものように捕り物帖を読みだした。
TVは洋画のチャンネルにして置いた。
洋画が始まれば雰囲気で判る。
カミさんは自分の部屋で何やらして居るようだ。
フト気が付くと何時の間にかカミさんがテーブルの我輩の横に来ていた。
カミさんが何か見ている?ナンだろうと視線の先を見るとTVの「サスペンス」だ。
全く油断も隙もない。チャンネルを変えられてしまった。
我輩は全く気が付かなかったのだ。
時間は既に9時半を過ぎていた。
見たいと思っていた洋画を見損ねたのだ。
「おい、勝手にチャンネル変えるな!」
「おれは○○を見たかったのだ!」
「あらッでも、あんたは本を読んでいるから判らなかったわ」
「何を言う新聞のTV欄を見てみろ!9時の処にチャンと赤丸がついているだろう?」
「新聞の番組なんて見ないわよ~」そういえばカミさんは一週間のサスペンスの番組はみな頭に入っているらしくTVの番組は余り見ない。
「私がサスペンスを見るのは私の人生の楽しみなの!」凄い怒り方だ。
「チャンネル変えたときに判らなかったの?」
「判るわけ無いだろう?」
「俺は耳が聞こえないのだ」
「でも、TVの音くらい聞こえるでしょう?」
「洋画なら洋画の音がするはずだよ」
「それが聞こえれば文句は言わないよ」TVのチャンネルでえらいことになった。
深夜(?)の喧嘩が始まった。
遂にカミさんはTVのチャンネルを洋画に変えて「触らぬ神に祟りなし」とばかり自分の部屋に戻った。
自分の部屋で見るようだ。
然し、変えられた洋画は途中から見ても面白くない。
仕方ないか?お茶でも飲むか?と思ったが面倒である。
傍に置いてあるミネラルウオーターの2Lのボトルから水を飲む。
既に水屋は綺麗に片付けられて我輩は明日の朝まで蛇口が使えない。
使っても別に、それほどは怒らないが30分以上かかって調理台からシンクまで綺麗に水分を拭き上げたシンクをまた水を散らかしたくない。
ヤレ・ヤレまた詰まらぬことで諍(イサカ)いになったものだ。
それでも、なんだか耳の調子がよくない?補聴器を外して、よく見ると補聴器のボリュウムが絞ってあった。
コリャ失敗だ。だからカミさんがチャンネルを変えたのが判らなかったのだ。
補聴器もデジタルとアナログがあり、デジタルには音量の自動調整が付いていて外出の時はいい。
然し家ではアナログのほうがいいのだ。
アナログにはボリュウムが付いていて傍のカミさんが煩く話しかけた時は知らぬ顔で補聴器のボリュウムを絞り、なにやら判らぬままに適当に本を読みながら相槌を打っておくのだ。
今回は無意識のうちに補聴器のボリュウムを絞っていたらしい。
読んでいる本も、なんだか読むのが鬱陶しくなり、パソコンで将棋を始めた。
これはベンさんが「○1将棋」のソフトを買って帰国してやっていると知って求めてみた。
2千円弱だ。
これでは余り強さは期待できないがやってみて驚いた。
何度やっても負けるのだ。兎に角強い。
昔、「○大将棋4」のソフトを求めやってみたが弱くて余り勝負にならなかった。
当時1万2千円くらいしたと思う。
ところが今の、この将棋ソフトはたったの2千円で少しだがお釣りがくる。
このソフトに負けたのだ。
これには驚いた。
これでも20年以上前には会社の近くの千駄ヶ谷の将棋会館に土曜日の午後に行って、2段で指していた。
その後3段の免状を取られては?と言うこともあったが、登録料が当時3万もするので止めたのだ。
会社でも余り相手が居なかった。
それが、この2千円のソフトに3戦全敗なのだ。
これは変だと思い対局前の条件をよく見ると、なんと、このパソコン・ソフトの実力が3段となっていた。
コリャ、最初から今の自分の実力を確認する必要を感じた。
夢中でやったので時間の経つのを忘れたらしい?
もう時間は深夜の12時に近い。
自分の今の実力の確認は又の機会にして2階の寝室に行く。
カミさんにチャンネルを変えられたのも、弱いと思った将棋に大敗したのも正に油断大敵だった。
今夜は眠れるかな?と思ったが、無い頭を必死で使った所為か、よく眠れて今朝は早く目が覚めたようである。
夕べの負けが応えたね!我輩も歳をとった!
「ヘボ将棋 王より飛車を可愛がり」を地で行っていた。
パソコンが打った角が飛車に当たりに成っている、そこで、コリャタマランと飛車を逃げたら
それに気が付かないとは「畏れ入り矢の鬼子母神」だ!
飛車を動かした時点で我輩の負けだ!以前ならそれは「おっと合点承知之助」と
切り替えして勝負にでる処だ!
これはショックだったな!
普通の場合は王手飛車は、承知の上で掛かるのだ。
大体王手飛車はかけたほうが負けるのだ。
強い方は態とかけさせて実はそれを機会に勝つのが一般的なのだが今回は違った。
正に致命傷となっていた。
我輩に余裕は全くなかった。
「待った」は意地でもしなかったのがせめての慰めだったようだ。
果たして我輩の今の実力はどのくらいだろう?
これを見るか?と新聞のTV欄の夜の9時の洋画に赤い印を付けておいた。
未だ8時過ぎだ。
暫く本でも読んでいようと何時ものように捕り物帖を読みだした。
TVは洋画のチャンネルにして置いた。
洋画が始まれば雰囲気で判る。
カミさんは自分の部屋で何やらして居るようだ。
フト気が付くと何時の間にかカミさんがテーブルの我輩の横に来ていた。
カミさんが何か見ている?ナンだろうと視線の先を見るとTVの「サスペンス」だ。
全く油断も隙もない。チャンネルを変えられてしまった。
我輩は全く気が付かなかったのだ。
時間は既に9時半を過ぎていた。
見たいと思っていた洋画を見損ねたのだ。
「おい、勝手にチャンネル変えるな!」
「おれは○○を見たかったのだ!」
「あらッでも、あんたは本を読んでいるから判らなかったわ」
「何を言う新聞のTV欄を見てみろ!9時の処にチャンと赤丸がついているだろう?」
「新聞の番組なんて見ないわよ~」そういえばカミさんは一週間のサスペンスの番組はみな頭に入っているらしくTVの番組は余り見ない。
「私がサスペンスを見るのは私の人生の楽しみなの!」凄い怒り方だ。
「チャンネル変えたときに判らなかったの?」
「判るわけ無いだろう?」
「俺は耳が聞こえないのだ」
「でも、TVの音くらい聞こえるでしょう?」
「洋画なら洋画の音がするはずだよ」
「それが聞こえれば文句は言わないよ」TVのチャンネルでえらいことになった。
深夜(?)の喧嘩が始まった。
遂にカミさんはTVのチャンネルを洋画に変えて「触らぬ神に祟りなし」とばかり自分の部屋に戻った。
自分の部屋で見るようだ。
然し、変えられた洋画は途中から見ても面白くない。
仕方ないか?お茶でも飲むか?と思ったが面倒である。
傍に置いてあるミネラルウオーターの2Lのボトルから水を飲む。
既に水屋は綺麗に片付けられて我輩は明日の朝まで蛇口が使えない。
使っても別に、それほどは怒らないが30分以上かかって調理台からシンクまで綺麗に水分を拭き上げたシンクをまた水を散らかしたくない。
ヤレ・ヤレまた詰まらぬことで諍(イサカ)いになったものだ。
それでも、なんだか耳の調子がよくない?補聴器を外して、よく見ると補聴器のボリュウムが絞ってあった。
コリャ失敗だ。だからカミさんがチャンネルを変えたのが判らなかったのだ。
補聴器もデジタルとアナログがあり、デジタルには音量の自動調整が付いていて外出の時はいい。
然し家ではアナログのほうがいいのだ。
アナログにはボリュウムが付いていて傍のカミさんが煩く話しかけた時は知らぬ顔で補聴器のボリュウムを絞り、なにやら判らぬままに適当に本を読みながら相槌を打っておくのだ。
今回は無意識のうちに補聴器のボリュウムを絞っていたらしい。
読んでいる本も、なんだか読むのが鬱陶しくなり、パソコンで将棋を始めた。
これはベンさんが「○1将棋」のソフトを買って帰国してやっていると知って求めてみた。
2千円弱だ。
これでは余り強さは期待できないがやってみて驚いた。
何度やっても負けるのだ。兎に角強い。
昔、「○大将棋4」のソフトを求めやってみたが弱くて余り勝負にならなかった。
当時1万2千円くらいしたと思う。
ところが今の、この将棋ソフトはたったの2千円で少しだがお釣りがくる。
このソフトに負けたのだ。
これには驚いた。
これでも20年以上前には会社の近くの千駄ヶ谷の将棋会館に土曜日の午後に行って、2段で指していた。
その後3段の免状を取られては?と言うこともあったが、登録料が当時3万もするので止めたのだ。
会社でも余り相手が居なかった。
それが、この2千円のソフトに3戦全敗なのだ。
これは変だと思い対局前の条件をよく見ると、なんと、このパソコン・ソフトの実力が3段となっていた。
コリャ、最初から今の自分の実力を確認する必要を感じた。
夢中でやったので時間の経つのを忘れたらしい?
もう時間は深夜の12時に近い。
自分の今の実力の確認は又の機会にして2階の寝室に行く。
カミさんにチャンネルを変えられたのも、弱いと思った将棋に大敗したのも正に油断大敵だった。
今夜は眠れるかな?と思ったが、無い頭を必死で使った所為か、よく眠れて今朝は早く目が覚めたようである。
夕べの負けが応えたね!我輩も歳をとった!
「ヘボ将棋 王より飛車を可愛がり」を地で行っていた。
パソコンが打った角が飛車に当たりに成っている、そこで、コリャタマランと飛車を逃げたら
「王様が取られます」
と画面に表示がでた!王手飛車だった。それに気が付かないとは「畏れ入り矢の鬼子母神」だ!
飛車を動かした時点で我輩の負けだ!以前ならそれは「おっと合点承知之助」と
切り替えして勝負にでる処だ!
これはショックだったな!
普通の場合は王手飛車は、承知の上で掛かるのだ。
大体王手飛車はかけたほうが負けるのだ。
強い方は態とかけさせて実はそれを機会に勝つのが一般的なのだが今回は違った。
正に致命傷となっていた。
我輩に余裕は全くなかった。
「待った」は意地でもしなかったのがせめての慰めだったようだ。
果たして我輩の今の実力はどのくらいだろう?
対局すると面白いですね。きっと学生時代にワープして将棋だか口バトルだか分らなくなるのではないでしょうか。(失礼)対局している所を見たいものですね。
昔に戻りました。一人パソコンで将棋をしていると、横からカミさんが一言
「ヘボ将棋 角(掻く)と思うと金が出た」と抜かしました。褌のことのようです。
とんでもないことを知っていました。(苦笑)
なんでも子供の頃 女の癖に将棋が好きだったとか?今はTVの「サスペンス」一辺倒です。
私の将棋の実力がさっぱりなので初心者の最低級から試していますが、今までは総て勝ち越していますので徐々に慣れるまで時間が掛かるでしょうが。ブンさんは2段までのの実力が有るのですね。凄い!とても私の相手には負えませんね。
今、やっと6級です。明日は6級~5級までする心算です。進級は一日2級までと決めました。但し
一番でも落とせば、それからは一日1級だけ進級とする予定です。また、報せて下さい。