あれから、もう1年経つのですね。
ちょうど、同じ年ごろの娘をもつ父親として
本当に 心が痛む出来事でした。
娘さんも、元気そうで何よりです。安心しました。
お父さんのぶんまで、人生を力強く、精いっぱい 生きて下さい。
以下、引用させていただきます。
【暴風雪から1年 湧別の夏音さんが感謝の手紙】読売新聞 2014/2/21
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昨年3月に9人の命を奪った北海道暴風雪からもうすぐ1年を迎える。吹雪の中、父親に守られて助かった湧別町の小学4年生、岡田夏音(なつね)さん(10)が、読売新聞に「応援してくれた全国の皆さまへ」と題した手紙を寄せた。この1年に届いた励ましに感謝し、「たくさんの人達(ひとたち)からの応援がある事をわすれず、人を想(おも)える大人になれるようがんばります」とつづっている。
夏音さんと父親の幹男さん(当時53歳)は昨年3月2日夕、乗っていた軽トラックが吹きだまりで立ち往生。車を降りて近くの親類宅へ向かったが、猛吹雪のため途中で動けなくなった。幹男さんは夏音さんに覆いかぶさるようにして一夜を過ごし、翌朝、警察官に発見されたが死亡した。
事故後、湧別町役場には、夏音さんを励まそうと計約400通の手紙や電子メール、ぬいぐるみなどが届いた。夏音さんはすべてに目を通しているが返事を書ききれないため、今回、本紙にお礼の手紙を託した。
当時、気付いたら病院にいたという夏音さん。手紙では「お父さんがわたしを守って亡くなったと聞いて、とても悲しくなみだがポロポロ流れました」と振り返り、多くの支援について「とてもびっくりし、心からうれしく思いました」と感謝の気持ちを表した。
母親は数年前に他界し、夏音さんは事故後、町内の親族女性(64)と暮らしている。今の生活について「とても元気です。毎日30分かかる雪道を友達と2人で学校へ行き、楽しく勉強しています」と書く一方、「夜ベッドに入ると、とてもやさしかったお父さんの顔がうかび、なみだが出る事もあります」とも明かした。
(2014年2月21日 読売新聞)
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