碓氷峠【群馬県・長野県】

　碓氷峠は、群馬県安中市松井田町坂本と長野県北佐久郡軽井沢町の境にある峠です。古来から坂東と信濃をつなぐ道として使われていましたが、難所としても有名な峠でした。江戸期においては、中山道ルートにも使われていて、峠の江戸側に関所が設けられていました。峠の前後には、坂本宿と軽井沢宿が置かれていました。宿場間の距離は10km程度ですが、峠との標高差が750ｍ程あり、かなり足に負担のかかっていたのだろうと思います。当時の古道は「日本の道100選」にも選ばれています。車社会の現在は国道18号が整備されています。
　明治に入ってもルートの重要性は変わらず、多くの人や物が動いていたことから、鉄道が整備され多くの橋梁が架けられました、当時のレンガ等を組み合わせた橋脚たちは、現在、国の重要文化財に指定されています。

　これら一連の橋脚や隧道など、訪問してみたい場所のひとつになっています。でも、群馬県・長野県。。。なかなかいく機会がないんですよね(^^;;