大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/14 キマユムシクイ見つからず。

2015年12月14日 | Weblog
 この冬、キマユムシクイ情報。

・11/25 西の丸庭園1羽。
・12/12 豊国神社裏1羽。
・12/13 豊国神社裏1羽。

・12/9 大手前でムシクイ2羽。識別できず。

 キマユムシクイは珍しい部類に入っている。しかし見つけにくい。見逃されている。などの理由で少ない・・・となっているかも。
 小さくてよく動く。メジロなどと混じっている。

 詳細に観察されている大阪城公園だからこそ、これまでの記録があるのではないか。
 そうでない場所では、見逃されていることも多いと思われる。

 「日本の鳥550 山野の鳥 文一総合出版」 での出現頻度は○。つまり◎の次。特別珍しくもない。コサメビタキも○の表示。
 大阪城公園で観察している感覚では、コサメビタキはごく普通。一方キマユムシクイは全く違う。とても同じとは思えない。

 カンムリカイツブリは西外堀でいつものように。
 オジロビタキは、西の丸庭園の休園日で確認できず。

 バンは西外堀で1羽。タイミングよく確認できた。
 オオバンは、東外堀43・南外堀1・西外堀9・内堀3・北外堀24で合計80羽。今期初とうとう80台に。この冬もオオバンが増加。
 鳥友からのメールでも、岡山後楽園の池でオオバンが初記録とのこと。

 ハシビロガモ、43羽。
 ヒドリガモ、179羽。
 ホシハジロ、159羽。
 キンクロハジロ、73羽。
 ヨシガモ、20羽。
 コガモ、11羽。
 オカヨシガモ、118羽。
 カルガモ、298羽。

 アオバト、市民の森♀2・飛騨の森1。
 オオタカ幼鳥、市民の森。
 ヤマガラ、市民の森。
 ハイタカ♂市民の森。
 キクイタダキ2、市民の森。
 シメ 豊国神社裏2羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワウ、シロハラ、ツグミ、アオジ、ジョウビタキ、カワラヒワ、ハクセキレイ、カイツブリ、コサギ、バン、カンムリカイツブリ、アトリ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、アオバト、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、アオバト、オオタカ、ハイタカ、ヤマガラ、キクイタダキ、シメ。
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12/12 オジロビタキ、カンムリカイツブリともに滞在。キマユかもの追加情報。

2015年12月12日 | Weblog
 記録的な暖かい気温だったり豪雨だったり。100年くらいの周期で考えると異常な時期。

 地球の温暖化の影響が大きいらしいが、現在開催されている 「パリCOP21」 合意に難航している。 正しい事は分かるがネコの首に鈴を付けるには大変。率先して損はしたくない。 先ずお前がやれみたいな。

 西外堀のカンムリカイツブリ。今日も滞在中。西の丸庭園の南部、大手門に近い方。白い色や長い首、大きななどですぐに分かる。
 春まで滞在してくれそうな感じ。

 西の丸庭園のニシオジロビタキは、到着して1分も待たないで出てきた。まるで挨拶をするために出てきたみたい。すぐにトイレ横の林に去っていった。

 これまで大阪城公園で記録されたのは今回のを含め、1羽をのぞいて、いわゆるニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)ばかり。  オジロビタキ(学名アルビシラ Ficedula albicilla)は1羽のみ。

 ちなみに、学名の発音は学者によって違う。すでに使われていないラテン語。現代においてどう発音するかは非常に難しい。

 書き方は、国際的な命名基準によって決められているが、読み方はまちまち。(もっと言えば、学名は言葉でなく記号)

 万葉集を、当時の読み方で発音しようとするのと同じ。日本では一般的にローマ字読みが適切だろう。私は当初から 「パルーバ」 「アルビシラ」 を使っている。

・ニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)=今や普通種
・オジロビタキ(学名アルビシラ Ficedula albicilla)=今も珍鳥

 大阪城公園でもアルビシラはわずか1回のみ。パルーバは今回のも含め10回を超える。各地で観察されるのもほとんどこれ。

 これからも非常に少ない東アジアの種(アルビシラ)が観察されるだろう。
 オジロビタキに出会った場合は、詳細は別として、とりあえず

1.下くちばしも黒い。
2.上尾筒が黒い。

 ここを意識して観察してほしい。撮影される場合も、この部分が写る姿勢の時にシャッターを。
 パルーバなら寝ていればいい。
 アルビシラなら休暇を取って出かけるのをお勧めする。

 前回のブログ(12/10)にいただいたコメント。びっくりした。懐かしい。
 そんな事もあったなぁ。20年以上も前の出来事。どなたか名前も顔も記憶にないが、多分同じような年代の方。当人のブログを拝見すると、お元気で活躍されている様子がうれしい。

 お互い今日まで頑張って生きてきた。 そんな気分。
 ちなみに、あの時の個体もニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)

 バンは今日も見つからず。ひょっとしてすべて飛去したか。誰か見つけたら教えてほしい。
 ※今、ひでキングからのメール。西外堀1羽確認したと。

 オオバンは相変わらず、つかみどころがない。東外堀39・西外堀10・北外堀27。合計すると76羽。これって今期最多のタイ記録!

 ユリカモメ、24羽。少ない。
 セグロカモメ、第二寝屋川で2羽。
 ハクセキレイ、各所で18羽。
 キセキレイ、東外堀と北外堀で各1羽。
 ゴイサギ1羽、北外堀。
 コサギ人工川1羽。
 カワウ、東外堀・西外堀・内堀・北外堀で7羽。
 アオサギ、飛翔1羽。

 写真を頼まれることがよくある。
 今日は特に多くて、一人に頼まれてシャッターを押すと、待っていたように、次々と別の人が頼んでくる。
 私が優しい日本人に見えるのか、カメラを提げて一人うろうろしているので、ヒマ風に見えるのか。

 頼まれた20代の二人連れ女性に 「チャイナ? タイワン?」 と聞くと チャイナ。
 撮った写真を確認している二人に 「プリティ」 と言ったらとても嬉しそうな顔になった。

 今日頼まれた4人目は日本人だった。
 「すみません。カメラお願いしますー」 年のころは20代後半。石原さとみ似の女性。
 「ハイ」 とカメラを預かって操作を見ている内に

 撮ってもらえるよー! たちまち男たちが十人ほど集まってきて、彼女を真ん中に極楽橋の階段に並ぶ。(なんだかなー。阿藤快)

 シロハラは市民の森や太陽の広場東の森が主。合計17羽。
 市民の森で早朝、アカハラ2羽。シロハラの中にと。

 ツグミは多くなった。特に西の丸庭園は多い。 開園同時に入ると芝生に上にツグミ・ツグミ・ツグミで計95羽、周りの木にもツグミで、城内の計149羽。

 ジョウビタキは、元ヘリポート、東外堀沿い、城南地区、豊国神社裏、梅林など6羽。
 アオジは音楽堂西上2羽。ここはよく見る。

 市民の森でアオバトが鳴いたと聞く。
 ウグイスは西の丸庭園など笹鳴き。

 オカヨシガモ、東外堀、内堀、北外堀の計109羽。今日も100超え。これがいかに凄いか!
 昨年のガンカモ調査結果では、大阪府内のオカヨシガモの総数はわずか778羽。 大阪城公園が、いかに多いか分かるだろう。

 ヨシガモも、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計41羽。 これも比べてみると、大阪府内の合計で200羽。これだけ多くのヨシガモが近距離で見られる場所は、大阪城公園以外にはないのでは。

 ヒドリガモ、すべての堀の計295羽。
 カルガモ、人工川、西外堀の計33羽。
 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計45羽。
 コガモ、南外堀、西外堀、内堀の計30羽。

 ホシハジロは計158羽。
 キンクロハジロは全堀で計143羽。
 
※追加情報=豊国神社裏でキマユムシクイらしき鳥が観察された。先日の大手前のムシクイとの関連が気になる。今冬キマユムシクイに気を付けよう。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、バン、セグロカモメ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、カワウ、キセキレイ、ハクセキレイ、メジロ、アカハラ、カワラヒワ、アオバト、コサギ、カンムリカイツブリ、モズ、シメ、シジュウカラ、ニシオジロビタキ、アオサギ、ウグイス、ユリカモメ、セグロカモメ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/10 オジロビタキ、カンムリカイツブリ 今日も♪

2015年12月10日 | Weblog
 今にも降り出しそう。午前中は大丈夫の予報を信じて登城。
 今日一番の思いは、カンムリカイツブリとオジロビタキの滞在を確認したい。

 カンムリカイツブリ。初めは見つからず、少し不安になって北端の方まで探しに行くも・・・。行ってしまったのかと戻ってきて、先ほど何度も探した所で普通に見つかる。

 潜水時間は30秒ほど。出てくると予想した場所から大きく外れる。水中での泳ぐ速度がカイツブリとはかなり違うのかもしれない。

 次は西の丸庭園のオジロビタキ。
 迎賓館西の山茶花の近くで待つ。雨が降らなければいいなと思いながら15分ほど経過した時 「キチキチキチキチ」 
 今日は聞こえた。 
 山茶花の枝にオジロビタキ現れる。尾を上げて。何故こんなに可愛い仕草をするんだろう。

 オジロビタキはかつて珍鳥の部類だった。
 初めての出合いははっきりと覚えている。随分と昔の話し。珍鳥情報をもらって神戸の大倉山公園に出かけた。

 「ふるさとの森」 として各都道府県の名前を付けた所がある。聞いていた県の前で待つ。誰もいない。30分も待つと 「キチキチキチキチ」 の声とともに近くの枝に現れた。
 来たー!! どれだけ嬉しかったことか。はじめてのオジロビタキ。

 あれから数十年、たくさんのオジロビタキに出会った。近年は、毎冬各所で越冬の情報がある。もう珍鳥とは言えなくなった。
 大阪城公園でも10回を超える記録がある。

 今年の春まで大阪城公園で越冬した個体は、飛騨の森と西の丸庭園を行動圏としていた。今回のオジロビタキも、同じく西の丸庭園トイレ西の林など行動圏が似ていて重なる。
 
 春まで居た個体が再びやってきたのか。と考えたくなるが、これははっきり違う。昨年の個体はニシオジロビタキの第1回冬羽。今回も同じニシオジロビタキの第1回冬羽。

 同じではありえない。つまり別の個体。
 なのに、広い大阪城公園の中で、昨年と同じ狭い範囲で越冬している不思議。

 バン 見つからず。というより見つけられずか。
 オオバンは、変化が大きい。南外堀に3羽も。内堀、西外堀、東外堀合わせて73羽。
 セグロカモメ、第二寝屋川で3羽。
 ユリカモメは東外堀、北外堀、第二寝屋川で64羽。
 キセキレイ南外堀石垣に1羽。

 TVで野坂昭如さんの訃報。好きな作家だった。
 こんなに自由で面白い人はいない。読んだエッセーで記憶にあるのも多い。

 「伊東温泉ハトヤ」 のCMソングの作詞。 依頼があって断れず、行った事もない温泉旅館のCM。困って送られてきたパンフレットをながめ

 「♪伊東に行くならハトヤ 電話はよいふろ 伊東で一番ハトヤ 電話は4120 やっぱり決めた ハトヤに決めた・・・♪」
 大ヒットした有名なCMソング。年配の方ならみんな歌える。

 歌詞はパンフレットに書いてある言葉を並べただけ。自分が考えた詞は
 「ハトヤに決めた」

 後年はアル中で、ますます親近感を感じた。元参議院議員で直木賞作家でもある大先生が。酔って一段と自由に。
 TVの生放送で平然と 「○○○」 との発言に司会者など飛び上がっていた。
 先生は四六時中酔っていた。羨ましい。

 吉行淳之介など飲み仲間と、温泉旅行に連れてくる女性について賭けをする話しなど、すべて破天荒であるが、人生を感じさせる。私などからすると、とんでもない大人。

 記憶に残るエッセーはたくさんあるがここでは紹介できない。
 これほど自由な発想で、生きる術を伝える作家が亡くなったのは惜しい。心から冥福を祈る。

 ちなみに、山口瞳氏のエッセーも大好きだった。ともに鬼籍に入られた。惜しい。

 ツグミが非常に多くなった。特に西の丸庭園は多く、芝生に数十は下りているし、周りの木々にも群れている。一応カウント数は127羽も、もっと多いように思う。
 シロハラは反対に非常に少ない。みどりのリズム、市民の森、豊国神社裏で8羽。

 シメは水上バス乗り場で1羽。
 アトリは、2番やぐら跡で7羽。

 ヒドリガモ、すべての堀と第二寝屋川で257羽。
 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀で37羽。
 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で132羽。
 
 コガモ、南外堀、人工川、西外堀、内堀で22羽。
 カルガモ、人工川、西外堀、内堀で19羽。
 ヨシガモ、内堀、北外堀で9羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で145羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で64羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シメ、シロハラ、オオバン、カワウ、ハクセキレイ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、アオジ、カイツブリ、コサギ、ジョウビタキ、キセキレイ、アオサギ、ツグミ、カンムリカイツブリ、オジロビタキ、アトリ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/9 オジロビタキ、カンムリカイツブリ、そしてムシクイ?

2015年12月09日 | Weblog
 今冬は暖冬だとの予報。 今のところ当っている。 今朝は6度で指先がやや冷たかったが、手袋なしでも十分。熱い缶コーヒーを買って手を暖める。
 しばらくすると、寒さも気にならなくなって忘れている。昼間の気温は15度。

 昨日は東外堀にオシドリ♂が観察されている。今朝は見られない。
 西外堀のカンムリカイツブリは、今日も元気に泳いで潜って。西外堀の大手門寄りの方で見られる。この様子なら昨年のように越冬してくれそう。

 西の丸庭園はしばらく閉園されていたが、昨日から再開。
 昨日、オジロビタキは確認されている。閉園期間中にいなくなるのではと心配したが杞憂だったようだ。

 今朝は迎賓館の西側。山茶花の前で待つ。しばらくするとその先のサクラ木々に、オジロビタキらしき鳥が現れる。
 山茶花の所にとまった写真を撮ろうと、花の近くで待っていると、北側の林の方へ飛んで行ってしまった。

 待っても戻ってこないので探しに行く。トイレの西側の林だ。しかし見つからなかった。中に入って西外堀沿いの所まで探したが見つからなかった。

 あきらめて、いつものコースで園内を回る。
 途中大将に出会って経過を話す。ハヤブサが上を通過したと聞くが、全く気付いていない。NHKの方に飛んだそうだ。

 最近鳥を見つける能力が落ちてきたように感じる。原因ははっきりしている。高音が聞こえにくくなっているからだ。
 例えばオジロビタキはよく鳴くので、これまでなら遠くにいても声だけで分かった。それが今は目で姿を探すしかない。

 目と耳と、鳥見でどちらが有利かというと耳だろう。少なくとも、広い水面の鳥や大空を飛ぶ鳥以外では耳が重要。
 大将はオジロビタキの方に向かったので、彼ならきっと見つけるだろう。

 「あなたの耳年齢は 何歳?」 ネットで見つけて試してみる。 
 9200Hz辺りまでは聞こえるが、それ以上になると聞こえない。高校生なら20000Hzくらいまで聞こえるらしい。60歳で10000Hzまでとあるので、私もだいたい人並と言うか、年齢相応なのだろう。

 いろんな能力が年齢と共に落ちてくる。仕方ないこと。今も使える能力をフルに活用して人生を楽しもう♪

 南外堀沿い大手前でひでキングと出会う。
 「ムシクイ」 と言う。
 真上を見上げるとヤマガラ3羽、シジュウカラとメジロ。その中にムシクイらしき姿。ただし下からで腹部しか見えない。少し離れて他の部分も見ようとしたが、動きが激しく枝葉に隠れてなかなか見られない。
 
 それらしき奴にカメラを向けて数十枚シャッターを切ったが、写っているのはシジュウカラやメジロばかり。やがてどこに行ったのか分からなくなる。

 尾の長さや行動などからウグイスではない。ひでキングが眉斑は確認したと言う。ただし上部が見えなかったので翼帯などは分からない。下嘴や足は黒ではない。
 結論から言うと識別不能。

 この時期に見られる、らしき鳥を図鑑から機械的に取りあげると、
 キタヤナギムシクイ
 チフチャフ
 モリムシクイ
 ムジセッカ
 カラフトムジセッカ
 カワフトムシクイ
 キマユムシクイ

 わーっ! どれを見ても大変な鳥。この中で私の見た事のあるのは、ムジセッカ、チフチャフ、キマユムシクイのみ。しかも頭に焼きつくほど鮮明に見た訳でもない。

 かろうじてキマユムシクイは大阪城公園でおなじみ。今期も先月に、西の丸庭園で観察されている。それだけの事で言えばキマユムシクイだろうか? 
 夏鳥のムシクイが越冬している可能性も排除できない。実際のところは全く分からない。
 大手前辺りで、ヤマガラの入った混群を見かけた時はご注意!

 ツグミが目立つ。特に西の丸庭園には多い。各所の合計93羽。西の丸庭園では芝生の上に下りている。ただしまだ警戒心は強くすぐに飛び上がる。

 一方、シロハラは少なくなって太陽の広場東の森、市民の森などで5羽のみ。ツグミと逆転した。
 西外堀の石垣にイソヒヨドリ♂1羽。

 ジョウビタキは、南外堀沿い、梅林、元ヘリポート、飛騨の森で4羽。
 キクイタダキは、市民の森で2羽。

 アトリは、市民の森で3羽。群れはどこに?
 カワラヒワは、太陽の広場東の森で1羽。
 シメは、西の丸庭園と6番やぐらで2羽。相変わらず可愛いぽっちゃり姿。
 ウグイスは、西の丸庭園、飛騨の森、豊国神社裏では水場に。

 バンは西外堀と、珍しく北外堀で計2羽。
 オオバンは、東外堀、西外堀、北外堀の計67羽。これまで観察日たびに右肩上がりに増加してきたが、少し落ち着いてきたのか。
 カイツブリ1羽、北外堀。
 セグロカモメ1羽、南外堀着水。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計151羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計80羽。

 ヒドリガモ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計292羽。
 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計97羽。
 ヨシガモ、南外堀、北外堀の計9羽。

 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、北外堀の計44羽。
 コガモ、南外堀、西外堀、内堀の計28羽。
 カルガモ、人工川、内堀、西外堀の計30羽。

※追加情報=市民の森、ハイタカ、アトリ10羽+。

●今日の素敵な鳥たち。
 ツグミ、モズ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ゴイサギ、ユリカモメ、キセキレイ、ハクセキレイ、シロハラ、オオタカ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、セグロカモメ、カワラヒワ、ヤマガラ、ジョウビタキ、カンムリカイツブリ、バン、イソヒヨドリ、カワウ、オジロビタキ、ウグイス、シメ、ハヤブサ、アオサギ、カイツブリ、キクイタダキ、アトリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハイタカ、アトリ。
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12/6 帰ってきたカンムリカイツブリ。

2015年12月06日 | Weblog
 西外堀にカンムリカイツブリ。
 「帰ってきた・・・」 としたが正しくない。新たな個体が飛来したのかも知れない。

 心情的には、先日東外堀に1日だけやってきたカンムリカイツブリ。あるいは、昨年西外堀でしばらく楽しませてくれたカンムリカイツブリが帰ってきてくれたと思いたい。

 遠くからでも白く長い首の、スマートな姿が目立つ。いいねー。カンムリカイツブリ。

 ユリカモメが普通に見られるように。第二寝屋川、東外堀、北外堀、早朝には上空に鳥柱をつくって舞う。今朝のカウント数は76羽。

 セグロカモメは第二寝屋川で2羽。近くを飛ぶ。ユリカモメに慣れた目で見ると、びっくりするほど大きい。カモメってイメージほど可愛くない。

 研ナオコの歌 「カモメはカモメ」
 ♪かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや女にはなれない♪

 カモメの一般的なイメージは、入道雲の夏、青い海に白いヨット。 しかし、日本では冬の鳥。こんなに誤解されている鳥も珍しい。しかも白くてスマートで・・・。
 でも実際は、かなりきつい性格。横取りなど普通。なにしろ 「盗賊」 と名付けられたカモメもいるくらい。 

 コサギ、人工川1羽。カルガモと。
 アオサギ、西外堀、内堀各1羽。
 ゴイサギ、北外堀1羽。
 カワウ、第二寝屋川、南外堀、内堀で5羽。

 東外堀にオナガガモ1羽。先日から時々見られる奴かな。首に伸びる白がかなりはっきりしてきた。
 東外堀のヒドリガモは随分減った。多数が集まって食べていたオオカナダモはほぼすべてなくなった。他の堀を合わせて計182羽。今日は少ない。
 
 オカヨシガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計132羽。本種は多い。特に北外堀に多し。
 ヨシガモは、内堀、北外堀、東外堀で10羽。
 ハシビロガモは、第二寝屋川、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計44羽。
 カルガモ、人工川、東外堀、内堀の計10羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計142羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計71羽。

 オオバンは、東外堀、西外堀、内堀、北外堀の計72羽。
 バンは、西外堀1羽。

 南外堀のカモをカウント中、対岸の2番やぐら跡の木にオオタカ幼鳥がとまる。数羽のカラスが騒ぐがオオタカが威嚇する。やがて飛び出すと南外堀上を西へ。
 その後市民の森でも確認される。

 ツグミがよく目につくようになった。市民の森など各所で姿や鳴き声。
 シロハラは各所で12羽。

 アオバト市民の森1羽。
 キクイタダキ、市民の森3羽。メジロ、シジュウカラと行動。
 アトリ20+豊国神社東。
 カワラヒワ2、豊国神社東。
 水上バス乗り場にハシボソガラス6羽。最近この数が集まっているのは珍しい。ボソはいずれ大阪城公園の珍鳥になるだろう。
 
●今日の素晴らしい鳥たち。
 カワウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オナガガモ、ユリカモメ、オオバン、ハクセキレイ、ツグミ、シロハラ、アオバト、キクイタダキ、メジロ、シジュウカラ、オオタカ、コサギ、キセキレイ、ジョウビタキ、アオサギ、バン、カンムリカイツブリ、アトリ、カワラヒワ、モズ、アオジ、ウグイス、セグロカモメ、シメ、イカル、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/4 冬の空 城を見上げて タカ二つ。

2015年12月04日 | Weblog
 昨夜は久しぶりに雷が鳴った。そして風が強い。

 今朝、空は晴れているが風はやはりきつい。気温は6度。手袋無し。いつもの道で大阪城公園へ、第二寝屋川に掛かる弁天橋を渡りながら川面を見る。
 カルガモやカワウが見られる事がある。その日の1番目の鳥。
 
 ふと見上げるとタカが1羽。強い風に向かって飛んでいる。チョウゲンボウだ。今日1番目の鳥。
 西からの風に向かって、羽ばたくことなく前に進もうとしている。ホテルニュー大谷の屋上にとまりそうになったが。なおも東へ。

 チョウゲンボウは、よくホバリングすることで知られている。でも今朝は強い風に向かってソアリング風。なかなか前に進まない。

 橋の真ん中でリュックを下し、素早くカメラを出して、電源ON、ズームをいっぱい400ミリ、AFを全面に切り替え、感度400で準備OK、空を見上げると。どちらへ行ったのか見当らない。前も後ろも全天、探したが見当らない。

 30秒ほどでセット完了したが、その間に行き先を見失った。
 この時間帯、OBPなどに勤めるサラリーマンが急ぎ足で会社に向かう橋の上。
 「このおっさん、橋の上で空を見上げて、くるくる回って! 大丈夫か?」 私をよけて通る。そんな視線を感じながら。

 その後、南外堀でカモのカウント中、上空をカラスのモビングを受けながら旋回し上昇するハイタカ。この時は肩にカメラを提げているので、セットは5秒もかからない。

 都会の空にもタカが舞っている。堀の上を渡る冷たい風に吹かれながら一人、満足感、充実感に包まれる。
 この時間が嫌いではない。

 バン、西外堀で2羽。親方が確認。今日出会った鳥見人は出勤前の親方のみ。
 オオバン、東外堀40、西外堀9、北外堀21で計70羽。これまで右肩上がりに増加していたのに。

 太陽の広場東の森で小道にツグミ。首を立てて心配そうに私を見ている姿。久しぶり。今日は計5羽。
 シロハラ、市民の森、豊国神社裏などで計9羽。やや少なかった。

 新そばのシーズン。そば屋の表に 「新そば」 の張り紙。
 今期も何回か口にした。店ごとに違う味。

 先日、そばを食べながら思った。俺も大人になった。

 若い時はラーメン。背油ぎとぎとに魚介の複雑なコクがあって、チャーシューにも店のこだわりがあって、塩分取り過ぎと分かっていても飲み干してしまう美味さ。

 少し年齢を重ねて、時にラーメンが重くなる時がある。
 「うどん」 そんな時に食べたくなる。麺の腰とカツオにコンブの出汁。これがうまい・・・。やはり全部飲んでしまう。
 香川の讃岐うどんも、富士の吉田うどんも食べに行った事がある。 ただし、鳥見のついでだったが。

 やがて、成熟した大人になると、そばに目覚める。
 シンプルに美味い。そして新そばにこだわる。待ちかねる。他とは違って、季節があることと自分の人生を重ねて。

 正直、目隠しして 「新そば」 を当てる自信はない。 年に一度の新そばを待って、店の前に張り紙が出て・・・そんな風情も含めて楽しむ心の余裕。
 大人になったと思う時。「ラーメン」 から 「うどん」 「うどん」 から 「そば」

 ちなみに趣味も 「動物」 から 「植物」 そして 「鉱物」 へ年齢とともに変わる。

 幼児から小中学生の頃は、イヌ、ネコ、動物園が好き。二十歳ごろには異性に最大の関心。みんな動物。 やがて40から60歳ころになると、桜や紅葉のはかなさに気付いたり、盆栽に興味を持つ。 そして70歳くらいになると焼き物や、美石・水石に心ひかれる。

 私はどうか。麺類は 「そば」 趣味は 「動物」
 本によると、バードウォッチングはもちろん、動物、酒、賭け事、自動車も動物の範疇らしい。
 
 日本の最初のそば屋は東京でなく、大阪の 「砂場そば」 砂場の由来は、大阪城を築くための砂の置き場からきているそうだ。
 大阪生まれの大阪育ち。そして大阪城・・・何か誇らしく感じてしまう。

 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計146羽。最近は北外堀が多い。
 ヨシガモ、南外堀、内堀、北外堀の計22羽。♂は日増しに美しくなっている。
 
 ヒドリガモ、すべての堀で計332羽。
 カルガモ、人工川、内堀で15羽。

 ハシビロガモ、東外堀、西外堀、内堀、北外堀の計54羽。
 コガモ、南外堀、人工川の計24羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計121羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計69羽。

●今日の私を楽しませてくれた鳥たち。

 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、チョウゲンボウ、アオサギ、ツグミ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、シロハラ、モズ、コサギ、バン、セグロカモメ、カワウ、ジョウビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


○ホバリング=停空飛翔。複雑に翼と尾を動かして空中の1点に停止する飛翔。チョウゲンボウ、ミサゴ、ノスリ、アジサシ、カワセミなど。
 ちなみにコチョウゲンボウはホバリングしないので、飛んでいる時の両種の識別ポイントの一つとされる。

○ソアリング=滑空。気流を利用したはばたかない飛び方。ワシタカ類などは上昇気流を利用して輪をえがく。アホウドリなどは海上の気流を利用して行う。ミズナギドリ類など大型の海鳥の場合特にダイナミック・ソアリングという。
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12/1 ツグミ 地上に下りる。

2015年12月01日 | Weblog
 いよいよ今日から師走。
 毎年のことだが1年は早い。日々の出来事に追われて、気が付けば今年も・・。 これの繰り返しで、あの世へ行くのだろう。

 先日、自分の葬儀や墓の準備を済ませてきた。墓といっても最近よく耳にする 「合祀」

 読経も戒名も墓も不要。代わりに60~70年代の歌謡曲を流してもらう。 残った家族に面倒なことはさせたくない。死んだ私に金を使わないで、旅行でも行って楽しんでくれれば一番いい。

 棺桶の中でユーミンを聞く 「♪ 骨まで溶けるよな テキーラみたいなキスをして 夜空もむせかえる・・・」

 ちなみに、私の最期。
 右手に双眼鏡。左手に図鑑。「これでドードーに会える」 小さくつぶやくように。すっと目を閉じる。

 こんな感じがいい。酔っぱらって頭に浮かべているが、徳を積んでいないのでどうなるか。

 ツグミが目立ってきた。次々と到着しているようだ。太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森ほか。梅林上を6羽が飛び回る。水上バス乗り場では下に下りているのを観察。
 50メートルほど離れているのに、警戒して飛び上がる。今朝は16羽の確認。

 シロハラは、太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社裏、飛騨の森など各所で鳴き声や姿の観察。計22羽。

 ジョウビタキは、一番やぐら、飛騨の森、梅林、人工川、6番やぐらなどで♂4・♀1。ほとんど声はない。越冬場所が確定し始めているようだ。

 シメ3羽、飛騨の森。
 キクイタダキ2羽、市民の森。メジロ、シジュウカラ、ヤマガラと混群。
 ウグイス、市民の森、笹鳴き。
 市民の森で、イカルの声を確認と大将から。

 バン!1羽も見当たらず。最多3羽もいたのに。
 オオバン、東外堀42・南外堀1・西外堀9・内堀3・北外堀21で合計76羽。日々右肩上がりで増加中。
 ユリカモメは、東外堀ほかで37羽。

 ヒドリガモ、すべての堀の計343羽。
 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計128羽。
 ヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計14羽。

 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、北外堀の計46羽。
 コガモ、南外堀27羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計111羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計59羽。

 最近、パソコンを開くたびに 「ウインドウズ10アップグレード」 の画面が大きく出る。 無料とか互換性があるとかの表示も出るが、正直 「7」  のままで全く困っていない。変な事をして変な事になる方が怖い。
 表示がでるとすぐに消去する。

●今日の可愛い鳥たち。
 ハクセキレイ、シロハラ、ツグミ、キセキレイ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、キクイタダキ、シメ、メジロ、シジュウカラ、オオタカ、ヤマガラ、ウグイス、コゲラ、カワラヒワ、アトリ、イカル、コサギ、ジョウビタキ、カイツブリ、セグロカモメ、カワウ、アオサギ、カワセミ、イカル、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
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