大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/16 山野の鳥少なく、水辺の鳥多し。

2013年12月16日 | Weblog
 落葉が激しく、林の中が明るい。見やすくなったのはいいが、いかんせん鳥が少ない。
 一方、水辺の鳥は悪くない。最近は主にカモのカウントがメイン。
 バーダーやCマンも少ない。今日出会ったのは大将だけ。この寒い中を精力的に回っている様子。

○大型ツグミ少ない。
 大型ツグミといっても、この時期の大阪城公園ではシロハラとツグミのこと。年によってはトラツグミやアカハラなどもちょくちょく見られるんだけれど。
・シロハラは、市民の森、音楽堂西上、飛騨の森で計3羽のみ。あの特有の 「キョロン」 の声も。
・ツグミは、西の丸庭園入口、水上バス乗り場、飛騨の森で計8羽。
 シロハラ、ツグミともこの数でも今期は多い方。

○小型ツグミも少ない。
 小型ツグミと書いたが、普通こんな表現はしない。 この時期ならルリビタキやジョウビタキが代表。
・ジョウビタキは、♂豊国神社東、豊国神社裏。♀豊国神社裏。

○カラの混群。
 ずーっと見られているのは、エナガ、メジロ、シジュウカラの混群。時にコゲラが入っていたり、キマユムシクイやキクイタダキなどが一緒の事もあるので油断できない。
 今日はピースおおさかで出合った。相変わらず忙しそうに移っていく。

・エナガは7羽は数えられた。(と思う。なにしろ枝移りしながら次々現れて見えなくなる。もっと多かったかも知れない)
・メジロは9羽くらい。ザーッと目で追って数える。
・シジュウカラは5羽。このグループでは一番数えやすい。

○その他、山野の鳥たち。
・カワラヒワ。市民の森、音楽堂西上で計8羽。
・アオジ。音楽堂西上、豊国神社東で計5羽。
・アトリ。市民の森1羽。
・ウグイス。豊国神社東と空堀。
・ホオジロ。西空堀1羽。

○オオバンとうとう38羽に。
 東外堀17、南外堀1、西外堀2、北外堀18.合計38羽。
 30を大きく超えて、このあたりで落ち着くかと思っていたが・・・・この調子なら、やがて40超えも!

○ダンディオカヨシガモ。やはりアゾラを食べているのか。
 東外堀に着いて最初に思ったのがオカヨシガモ激減。しかしよく観察してみると、南東側の隅に集まっている。アゾラも風に吹き寄せられて集まっている。
 その後内堀のアゾラが集まっている場所にもオカヨシガモ。 やはりアゾラを餌として集まっているのか?
・オカヨシガモ。東外堀91羽。内堀18羽。計116羽。

○ちょっとキザなヨシガモは10羽。女子は14羽。
 東外堀♂3。南外堀♂8・♀10。内堀♂2。北外堀♂1。
 ヨシガモの♂は日によって場所が変わる。取りあえず南外堀は確実だけど、東外堀、内堀、北外堀など観察してみないと分からない。浮気性。

○マガモ1羽。
 今期、時々観察されるマガモ。今日も♂1羽が西外堀に。

○その他水鳥。
・カイツブリが、南外堀と東外堀で計4羽。
・セグロカモメは、第二寝屋川で2羽。
・ユリカモメ、東外堀、北外堀、第二寝屋川で52羽。少ない。
・カワウ。西外堀に3羽。
・アオサギ。西外堀の坤やぐら跡の下の石垣に1羽。

●今日の鳥たち。
 シロハラ、カワラヒワ、アオジ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、アトリ、ウグイス、ホオジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 セグロカモメ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、ユリカモメ、ハクセキレイ、マガモ、カワウ、アオサギ。
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12/12 今朝は一段と寒い。

2013年12月12日 | Weblog
 懐かしい方から手紙が届いた。
 ずいぶん昔に、カラスバトを見るために出かけた山口県の瀬戸内海に浮かぶ、小さな島の漁師の方である。

 島の人口は減少一方で、多分数十人も住んでいないのでは。廃校になった小学校の校庭が寂しげだった。
 カラスバトの出そうなところを案内していただいた。翌朝は教えていただいた場所を歩いた。

 森を抜けると島の反対側に出て小さな砂浜。振り返った森にカラスバトを見た。海を見ると、昨日の漁師が船の上から手を振っていた。

 手紙とともに送られてきたカラスバトの写真はただ懐かしい。その時のカラスバトはもちろんライファーだった。その後も見た事はない。
 ウトウの写真も入っていた。ウトウは北海道など北の地方しか見られないと思っていたが、瀬戸内海でも見られるんだ。

 昔、鳥を求めて全国へ出かけていたので、たくさんの知り合いができた。
 懐かしくうれしい。
 大阪城公園の記録が終わったら、昔のように車中泊で、全国へ鳥見行もいいなぁと。

 大阪城公園の木々は落葉さかん。
 見通しがよくなって観察には良さそう。でも鳥が少ない。

○太陽の広場東の森で樹冠部にカワラヒワ6羽が群れて採餌。双眼鏡で数えていると1羽のアトリも混じっていた。

○緊張感の強いキジバトたち。
 今朝も、太陽の広場東の森でたくさんのキジバトが集まって見える。離れてカウントすると24羽。数歩前に進むと動きがとまって、首を上げて警戒姿勢。
 もう1歩進むと一斉に飛び立つ。

○豊国神社裏の水場にモズ♀が1羽とまっている。水浴びでもなく飲むのでもなく。地上1メートルくらいの位置に動かず。

○オオバン。東外堀14羽。南外堀1羽。西外堀2羽。北外堀17羽。合計34羽。

○オカヨシガモ。東外堀121羽。内堀2羽。合計123羽。

○ヨシガモ。東外堀♂1羽。南外堀♂5羽・♀17羽。内堀♂4羽。合計27羽。

●今日の鳥たち。
 アトリ、カワラヒワ、アオジ、モズ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ユリカモメ、セグロカモメ、アオサギ。
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12/9 また記録更新。オカヨシガモ。

2013年12月09日 | Weblog
 今期は山野の鳥が少ない。朝一番市民の森を通っても全く出合いなし。どうしたんだろう。 一方水辺の鳥はにぎわっている。 カモファンにはいい。

 朝の気温は4度以下、日中は15度。10度以上の差がある。
 どんな服にすればいいか迷う。体はそう寒くないが、指先が冷たい! 手をポケットに入れて歩くが、我慢できない。

 南外堀に着くと売店横の自販機で缶コーヒーを買う。
 コーヒーが飲みたい訳じゃない。指を暖めるものが欲しいから。 ここに熱燗があったら、間違いなくそっちを買う!

 しばらくカモのカウントに夢中になっていると、指先の冷たさを忘れている。 やがてニット帽を脱ぎたくなるほど体が暑くなってくる。 例年のように、調整がしにくい時期。

○オカヨシガモ120羽超える。。
 120羽をあっさり超えた。東外堀112羽。内堀4羽。北外堀5羽。合計121羽。 オカヨシガモが好きな方は大阪城公園へ。
 今は東外堀がお勧め。大阪で一番見やすい場所ではないか。

○ヨシガモ。
 東外堀、南外堀、内堀で計♂9羽・♀11羽。合計20羽。
 ヨシガモがお好きな方は、東外堀か南外堀。日によって変わるが、南外堀の方がいいかも。ほぼ夏羽になっているが、換羽が微妙な奴もいるので面白い。

 私が初めてヨシガモを見たのは京都の深泥池。ふた昔以上も前の事、でもはっきり覚えている。 初心者の方は、一生の思い出に大阪城公園のヨシガモをどうぞ。

○オオバン、今日も30超え。
 東外堀14羽。南外堀1羽。西外堀1羽。北外堀18羽。合計34羽。これくらいの数でほぼ落ち着いてきたか。南外堀はしばらく見なかったので久しぶり。

○カイツブリ。南外堀2羽。

○セグロカモメ。第二寝屋川1羽飛翔。

○大型ツグミ非常に少ない。
・シロハラは、飛騨の森で1羽のみ。昨年同時期の12月11日は52羽。
・ツグミは、飛騨の森などで6羽のみ。昨年同時期の12月11日は136羽。

 この2種は、昨年と比較すると観察数は激減。しかし一昨年の記録をみるとやはり少ない。年による変化が大きい。

○オオタカ成鳥1羽。
 大将と一番やぐら付近で立ち話していると、頭上を北へ飛翔。梅林辺りで急降下。

○アオバト1羽。
 天守閣東配水池でアオバト♂1羽が観察された。先日も水の所に降りてきたと聞いたような気がする。

○ホオジロ。♀1羽西空堀。

●今日の鳥たち。
 アトリ、カワラヒワ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ、オオタカ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、ホオジロ、アオバト、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 コサギ、セグロカモメ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ユリカモメ。
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12/7 オカヨシガモ過去最多114羽。

2013年12月07日 | Weblog
 この冬は山野の鳥がやや少ない。一方水辺の鳥はにぎわっている。

○オカヨシガモ最多数更新。
 昨年は内堀に多かったが、今期は何故か東外堀に多く、今朝は89羽。内堀は20羽ちょうど。北外堀は5羽で合計114羽。

 昨年までは3ケタになることは一度もなかったが、今期は100羽超えは何度も。そして今朝は114羽の新記録。何故多いのか分からない。

○オオバンは34羽で記録更新ならず。
 東外堀に14羽。西外堀に1羽。北外堀に19羽。合計34羽。昨日より3羽減少。昨日との違いは、東外堀は同数。西外堀が2羽→1羽へ減少。北外堀は21羽→19羽と減少。
 毎日わずかに変わる。

○ヨシガモも27羽で過去最多を記録。
 東外堀に♂6羽、♀4羽。南外堀に♂8羽、♀8羽。内堀に♂1羽。北外堀にいるはずが分からなかった。見落としか?
 それにしても、あこがれだったヨシガモが、大阪城公園で普通に見られるようになるとは!

○その他のカモたち。
・ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計231羽。
・ハシビロガモは、南外堀、西外堀、北外堀の計48羽。
・カルガモは、人工川、西外堀、北外堀の計19羽。
・コガモは、南外堀に15羽。

・ホシハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計89羽。
 北外堀を元自衛隊赤レンガの方からカウントしていたら、くちばしが黒で全体の雰囲気が違うのを発見!

 ひょとしてオオホシハジロ? 急いで元の京橋口の方へ戻る。こちらの方が近いし順光。堀をのぞき込むと嫌がって、少し離れた方へゆっくり逃げる。
 双眼鏡でじっくり見て、撮影してモニターで拡大。帰宅後パソコンで再度じっくり。残念ホシハジロだ。でもちょっと違う奴。

・キンクロハジロは、南外堀、内堀、西外堀、北外堀の計79羽。

○エナガ、シジュウカラ、メジロの混群。
 エナガ6羽、シジュウカラ4羽、メジロ7羽の混群と音楽堂西上で出合う。大変よく動く。キマユムシクイなど混じってないかと注意したが見当らず。

○大型ツグミ。
・シロハラは、市民の森と天守閣東配水池で計3羽のみ。
・ツグミは、元博物館と飛騨の森で計3羽のみ。

○山から下りてきたキジバト。
 この時期から来春まで、非常に警戒心の強いキジバトの少群によく出合う。今朝も市民の森ほかで出合ったキジバトたちは、30~40メートルほどの距離でも一斉に動きを止め、警戒の姿勢。
 なおも私がすすむと、一斉に緊急発進で飛び立ち。

 
 初夏や真夏などのキジバトは、3~4メートル横を通っても全く気にしない個体が多いのに。多分人慣れしていないキジバトが、山から下りてきているのではないかと推測しているが。

●今日の鳥たち。
 シロハラ、カワラヒワ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、モズ、ツグミ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、アオサギ、カワウ。


■喪中につき勝手ながら新年のご挨拶を欠礼させていただきます。よろしくお願いいたします。いっそうご自愛のほどお祈り申し上げます。
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12/6 アゾラが水面を覆う。

2013年12月06日 | Weblog
 アゾラ(オオアカウキクサ)が広がってきた。東外堀は50パーセントほど。内堀は80パーセントほどの水面がアゾラの覆われている。

 しかし、オカヨシガモやヒドリガモが、積極的にこれを採餌しているように見えない。両種が多くなった理由は、これと関係ないようだ。

 2001年頃、南外堀にウキクサが大量に繁茂し水面をうめたことがあった。
 その時は、それを食べるためにヒドリガモが日増しに増え、それまで1日に数羽から十数羽しか見られなかったものが3ケタまで増えた。

 その時のウキクサは、今のアゾラと違って緑色だった。 釣り人に頼んでルアーにひっかけて採取してもらい、西区の中央図書館へ調べに行った記憶がある。 今ならパソコンで簡単に詳しく調べられるのに。

 その結果、アオウキクサと判断したが正しかったのか分からない。 はっきりしているのは、非常に好んで食べていたことだ。
 ヒドリガモが過去最多数264羽を記録したのはその時だった。今期ははそれを超えた日もある。

○ヒドリガモ=東外堀94羽。南外堀20羽。内堀27羽。北外堀56羽。合計197羽。
○オカヨシガモ=東外堀84。南外堀20羽。北外堀2羽。合計106羽。本種、この数は多い(昨日のブログ参照) シックで大人の女性に人気のあるカモだ。
○ヨシガモ=東外堀♂1・♀3。南外堀♂8・♀10。北外堀♂1。合計23羽。
 来世生まれ変わってカモになるなら、このカモがいい。オカヨシでもいいかな。 カルガモはイヤ。キンクロハジロもイヤ。
○カルガモ=人工川に9羽。西外堀に8羽。北外堀に3羽。合計20羽。
○コガモ=南外堀に12羽。
○ハシビロガモ=南外堀13羽。西外堀5羽。北外堀19羽。計32羽。

○ホシハジロ=東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計87羽。
○キンクロハジロ=すべての堀で観察。合計123羽。

○オオバン記録更新。
 東外堀14羽。西外堀2羽。北外堀21羽。合計37羽。新記録数だ。

○カモメ。
・セグロカモメ=第二寝屋川で3羽。
・ユリカモメ=第二寝屋川、北外堀で計71羽。

○セキレイ。
・キセキレイ=東外堀を鳴いて飛ぶ。
・ハクセキレイ=南外堀、城南地区、梅林、北外堀などで計18羽。

○カイツブリ=南外堀1羽。

○サギ。
・アオサギ=乾やぐら屋根に4羽。内堀に1羽。飛翔1羽。合計6羽。
・コサギ=人工川で1羽。その後北へ飛ぶ1羽。

○カワウ=西外堀乾やぐら下石垣に2羽。

○ツグミ=梅林南側上桜広場、城南地区、大手前、飛騨の森、水上バス乗り場などで計8羽。大手前と水上バス乗り場で、地上に下りているのを観察も、まだまだ警戒心強くすぐに飛び上がる。

○シロハラ=市民の森で2羽。

○ハイタカ=東外堀でカモを観察中、南の方から飛んできて梅林の東外堀沿いの高い木にとまる。しばらくして飛び立ち天守閣東方向へ。

○アトリ=太陽の広場東の森6羽。飛騨の森7羽。

○カワラヒワ=沖縄復帰の森、音楽堂西上、南外堀沿いで計9羽。「ビーン」 の声も。

○アオジ=音楽堂西上で2羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、ハイタカ、シロハラ、アオジ、カワラヒワ、アトリ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、オオバン、キセキレイ、ハクセキレイ、カイツブリ、コサギ、アオサギ、カワウ、ユリカモメ。
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12/5 オカヨシガモ。大阪城公園の名物になるかも。

2013年12月05日 | Weblog
○オジロビタキ見られず。
 結局オジロビタキは12月1日を最後に見られなくなった。11月19日からなので13日間滞在したことになる。
 オジロビタキにしては落ち着きのない奴だった。

 今ごろは、どの辺りを旅してるんだろう。どこかで撮影されてネットで見かけたら、驚きと懐かしさで胸がいっぱいになる。
 何しろ下面がバフ色のオジロビタキなんてそういるもんじゃない。すぐにあいつだ!って分かるだろう。

○シロハラ、ツグミが少ない。
 この時期にしては、これら種がかなり少ない。地上に下りていないのはもちろん、樹上でも時々出合うだけ。今朝は大手前でツグミ2羽と、修道館裏でシロハラ1羽のみ。

○陸ガモ、淡水ガモ、水面採餌ガモなどと呼ばれるグループ。

・オカヨシガモ。東外堀83、内堀18、北外堀2。合計103羽。今期100羽超えは何度も。明らかに増加傾向。

 今年1月の、大阪府ガンカモ調査の結果では、オカヨシガモの観察数は大阪府内でわずか455羽だった。
 大阪城公園で今年1月は、30~40羽程度だったので、大阪府全体の約10分の1程度。

 しかし、今冬は多いので、来年1月のガンカモ調査の結果が楽しみ。
 ひょとしたら、大阪府でオカヨシガモがもっとも多い場所になるかもしれない。

・ヨシガモ。
 南外堀に♂8・♀9。内堀に♂1。北外堀に♂3。合計21羽。このカモも増加傾向。 大阪城公園の冬はカモが楽しい。

○海ガモ、潜水ガと呼ばれるグループ。

・ホシハジロ。内堀9。北外堀63。合計72羽。本種もやや増加。
・キンクロハジロ。東外堀、内堀、北外堀の合計85羽。

○オオバン。
 今日は東外堀に12羽。西外堀に2羽。北外堀に17羽。合計31羽。

★ひと昔ほど前、大阪城公園でよく鳥見した鳥友です。酒も何度か飲みました。うまい酒が飲める相手です。
 単身赴任で大阪に来られていたのですが、数年前には東京に戻り、定年を迎えて観察生活を送られています。
 彼のブログ 「GENちゃんの観察生活」 をホームページ 「大阪城公園鳥だより」 にリンクしました。

 ぜひ一度みてください。東京の野鳥や生物など、読書家でもある彼の切り口はなかなか面白いです。
 私のお勧めブログの一つです。「GENちゃんの観察生活」


●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、モズ、ウグイス、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ユリカモメ、ハクセキレイ、キセキレイ。


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12/3 5分トイレを我慢してたら! (泣)

2013年12月03日 | Weblog
 大手前から西外堀のカモをカウント。いつものように。西の丸庭園の坤やぐら跡に目をやると、紅葉の黄や赤、そして緑の中に白い鳥が目に付く。オオタカ成鳥だ。

 最近は早朝この辺りでよく見られるようになった。西の丸庭園の中央付近での、行事準備の影響かもしれない。

 大手前トイレの近く、西外堀の角から観察。 昨日は、この辺りから飛び出して頭上を通過した。
 今日も、とカメラを構えて待つが、時々頭を動かして回りを見ている仕草。動きそうにない。

 しばらくの間、観察できたので、OKだとトイレへ。
 トイレから出て大手門に向かう。歩きながら先ほどの枝をみるとオオタカがいない。

 その間に飛び立ったんだろう。・・・・・ふと視線を下げると、水面でオオタカが羽を広げてバタバタしている。
 わー!カモを押さえ込んでいる!

 走った!走った!50メートルほど必死!
 気付いたカラスたちが騒ぎはじめる。オオタカは、カモを足につかんで石垣沿いに飛び上がる。

 石垣上部の手すりにとまる。足にはヒドリガモをぶら下げている。
 なおもカラスが増えてくる。オオタカはヒドリガモをつかんだまま西の丸庭園の中に見えなくなる。

 ふーっと深い息をついて、残念!
 あと5分、その場で飛び立つのを待っていたら、近い距離でカモを捕食する瞬間を目の当たりにできたのに。

 それから頭の中は、しまった!しまった!と後悔の思いでいっぱい。(さすがに今回、島倉千代子は無理)

 後5分トイレを我慢していたら・・・・。どんなに感動の日になっただろう。

 夜中に何度もトイレに起きる。日中に30~40回も行く。困った体になってしまった。
 年齢もあるが、酒で水分を取り過ぎているせいかも知れない。自業自得のいたすところ。

○オジロビタキ・・・旅立ったのか?
 昨日、オジロビタキの所にルリビタキが現れ、植え込みの中で追いかけ合い。やがて公園の作業車が来て飛び出し、その後行方不明とのこと。
 今朝は1度も見られていない。予想外の展開。

○今日のオオバンは、東外堀13羽。南外堀1羽。西外堀3羽。北外堀19羽。すべての堀で12月1日と全く同じ分布でタイ記録。合計36羽。

○ヨシガモ。
 東外堀♂1羽。南外堀♂7・♀9羽。北外堀♂1羽。北外堀は越夏していた奴ではなさそう。あいつはどこにいるんだろう。

○ヒドリガモ。
 全堀での合計263羽。堀のアゾラが目立って増えてきた。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、ウグイス、シロハラ、メジロ、オオタカ、ジョウビタキ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、カイツブリなど。

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12/2 ハイタカ、オオタカの大阪城公園。

2013年12月02日 | Weblog
 日の出の時間が遅くなって、最近は7時前。早く登城しても林の中は薄暗くてよく見えない。春の渡りの頃は、5時ごろには明るくなっていたので2時間は違う。 損した気分。

○オオタカ、ハイタカ。
 大手前から西外堀を観察していると、カラスが騒いで西の丸庭園の中からオオタカが飛び出してくる。黒いカラスたちと白いオオタカ。
 コントラストが見事。 追われて再び西の丸庭園の中に消える。カメラを構えようとしたのに全く間に合わず。

 堀の中のカルガモやキンクロハジロをカウントして、歩き始めると再びオオタカがカラスに追われて頭の上を通過して6番やぐら横の園内詰所の方へ。

 気付いてすぐに、カメラを飛んでる鳥用にセットするが間に合わず。かなり低く頭上を飛んだので、撮影できていれば、羽の細かいところも見られたはず。残念。

 市民の森でハイタカが現れて、シロハラなどが一瞬にして見えなくなったと大将から。それからハイタカを探してとまっているのを撮影成功したと。

○オジロビタキ越冬中。
 今日で14日目。ちょうど2週間。この様子なら来春頃までいてくれそう。日が経過するごとにやや落ち着いてきて、1分以上とまっていることも。
 年が明ける頃には、じっくりと観察・撮影が出来そう。

○今日のオオバンは32羽。
 昨日より減少。それでも32羽は多い。
 東外堀は13羽。南外堀は1羽。西外堀は2羽。後1羽いるのではと探したが見当らず。 北外堀は16羽。オオバンは意外と数えにくい。

○オカヨシガモは、東外堀、内堀、北外堀で計86羽。東外堀はアゾラが繁茂して水面のほぼ半分を占めるようになっている。

○ヨシガモは南外堀に16羽。♂はなかなかおしゃれ美男子になってきた。

●今日の鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワウ、ハクセキレイ、カイツブリ、コサギ、アオサギ、ユリカモメ。
 ハイタカ、ツグミ、シジュウカラ、オオタカ、ウグイス、ジョウビタキ、メジロ、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カシラダカ。
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12/1 オオバン。どうなってんねん!

2013年12月01日 | Weblog
 今日から12月。

 OBPで昼飯を食べ、ほろ酔いで帰宅途中、サンタクロースの服装のグループが次々とやってくる。
 今日はサンタの格好をして走る行事があったからだ。

  信号待ちをしていると、高校生くらいの女の子の数人のグループがやってきた。やはり全員サンタ。
  一人が小型の犬をだっこしている。その犬も赤白を着せられている。

「犬は、おまわりさんと違うんか?」 つい声をかけてしまう。
  女の子が 「サンタの服もあります」 とはっきり返事。

○オオバン右肩上がりに増加。
 どうなってんねん! 今日は東外堀に13羽。南外堀に1羽。たぶんいつもの奴。西外堀の北側、京橋口の方で3羽。北外堀に19羽。合計36羽。 毎日のように記録更新。 次の大台は50羽か?

 日本野鳥会滋賀の機関紙 「におのうみ」 が届いた。
ぱらぱらとめくっていると、目に止まったのは 「水鳥一斉調査2014(2013秋季調査)速報」

 日本野鳥の会滋賀、滋賀県野鳥の会、湖北野鳥の会などが合同で調査しているものだろう。赤野井湾、湖北沿岸、高島新旭の3か所での観察数が出ている。

 これによると、カモで最も多いのがホシハジロで、合計7,893羽。2番目に多いのがヒドリガモで1,497羽。
 目に付いたのはオオバン。合計で12,373羽。カモより圧倒的に多いのが分かる。

 琵琶湖でも2008年ころからオオバンが特に多くなっているようだ。なぜオオバンが増えているのか?

○カモたち。
・オカヨシガモは、東外堀と北外堀の計92羽。
・ヨシガモは、南外堀で♂9+♀10で計19羽。
・ヒドリガモは、今朝もすべての堀で確認。合計247羽。
・カルガモは、城南地区人工川に15羽。近くを通っても首を上げて警戒するも飛び立つことはなく人なれしている。西外堀、北外堀と合わせて計27羽。
・ハシビロガモは、南外堀、西外堀、北外堀、内堀の計59羽。本種は年が明けてから増加するのでは。
・コガモは南外堀で18羽。繁殖羽になっているものも。

・ホシハジロは、東外堀、内堀、北外堀で計67羽。
・キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀で計110羽。

○タカ2種。
・西の丸庭園の坤やぐら跡でオオタカの成鳥が観察された。西の丸庭園は例のイルミネーションの工事で、早朝から人が多くオオタカは見られなくなっていたが、久々でうれしいかぎり。
・ハイタカは、飛騨の森で1羽。成鳥♀と思われる個体。

○オジロビタキは今日も。
 飛騨の森の石碑の辺りに今日も。カメラマン十数人が待つ。時々現れる。

○シロハラやツグミが少し見られるように。
 シロハラは、市民の森や飛騨の森で計7羽。ツグミは市民の森、西外堀から西の丸庭園へ、飛騨の森などで計8羽。独特の鳴き声も。

○その他。
・トラツグミ1羽を、市民の森で大将が観察。11/28には、同じく市民の森で観察撮影されている。ともに樹上。
・セグロカモメが第二寝屋川と、南外堀から東へ飛翔。
・ハクセキレイは各所で10羽。キセキレイは南外堀と北外堀で3羽。
・カシラダカが、大手前と飛騨の森で各1羽。
・エナガが元ヘリポートで5羽、飛騨の森で6羽。同一の群れだろう。
・ジョウビタキが、♂4・♀1。天守閣東配水池、梅林、飛騨の森、元ヘリポートなど。
・アトリ。太陽の広場東の森で6羽。
・ウグイスは、元射撃場、ピースおおさか、豊国神社、元ヘリポート。

●今日の鳥たち。
 トラツグミ、シロハラ、アオジ、ウグイス、メジロ、ツグミ、オオタカ、カシラダカ、エナガ、ジョウビタキ、コゲラ、ハイタカ、アトリ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 セグロカモメ、ユリカモメ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、アオサギ、キセキレイ、カイツブリ、カワウ。
コメント (2)
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