大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/8。ツバメはまだか?

2011年03月08日 | Weblog
 朝は少しひんやりするが、快晴で気持ちのよい日和。
 梅花はもちろん、公園内の各所で種々の花が開きはじめている。極楽橋から飛騨の森へ向かう左側の内堀沿いに、濃い桃色の釣鐘形の花が鈴なりにたくさん咲いている場所がある。この場所の石に座って内堀のカモを数え、しばし休息する。その都度、花の名が気になる。

 毎年この時期は、モモとウメの違いがよく分からない。ネットで調べ手帳に記して観察する。少し分かったように思っても1年経つと忘れてしまって元の木阿弥。 そのうちハクモクレンとコブシでも同じ事を繰り返す。
 春を迎える、私の儀式みたいなもの。

 そろそろツバメ初認が近づいている。飛んでいないかと北外堀を上から眺める。 ちなみに過去3年の初認日を見ると、2010年は3月10日。2009年は3月10日。2008年は3月18日。
 今日明日にでも初認されそうな様子。
 そう言えばひでキングが、ツバメらしき奴の飛翔を見たと話していた。大阪城公園ではないが・・・。

 マヒワは太陽の広場東の森で70羽±。アトリも太陽の広場東の森で60羽±。ともに林床で群れて採餌し、驚くと一斉に近くの木に飛び上がる。しばらくして再び下りてくる。
 マヒワは他に梅林から内堀にかけて60羽±。梅見に来た人たちが、群れる黄色い鳥に驚いている。

 相変わらずキジバトが多く、特に太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森あたりでは20羽を超える群れがたくさん見られる。警戒心が強く少しでも驚くと一斉に飛び立つ。

 ルリビタキ♀型1羽。豊国神社裏の道に出てきて採餌。トラツグミは豊国神社東側でいつものようにのんびりしている。やれやれもうしばらくは滞在してくれそう。こんなに観察撮影しやすい個体はない。

 モズ♂空堀1羽。東外堀藤棚あたりでシメ16羽の群れを確認とメールいただく。

 カモは減少傾向。次々と北へ旅立っているようだ。ヨシガモは1羽も見られなかった。ユリカモメも帰りはじめているようで、今日は3羽の飛翔を観察のみ。セグロカモメは第二寝屋川で2羽。
 人工川でカワセミ1羽。コサギが人工川沿いの木にとまっている。
 北外堀のバン1羽、オオバン2羽共に越冬中。
 カイツブリは東外堀、南外堀、北外堀の計6羽。

●今日の観察種。情報含む。
 シロハラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、マヒワ、コゲラ、アトリ、メジロ、ルリビタキ、ツグミ、アオジ、トラツグミ、モズ、シメ、ヤマガラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ヒドリガモ、ササゴイ、オカヨシガモ、コサギ、カワセミ、ハクセキレイ、キセキレイ、バン、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ。
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3/6。梅花満開。メジロ、ヒヨドリ喜ぶ。

2011年03月06日 | Weblog
 春の前の足踏み。公園を歩いていると風がそう教えてくれる。梅林はますますにぎわう。

 今日のシロハラは14羽。ツグミは9羽。西の丸庭園は入っていない。
 アトリは太陽の広場東の森で60羽±。林床で採餌しすぐに驚いて木に飛び上がる。マヒワは豊国神社東側で100±、音楽堂西側上から沖縄復帰の森で70±、その他合計174羽。
 
 トラツグミは飛去したのかと心配してたが豊国神社東側で採餌。この間何処に行っていたのだろうか。
 
 ヨシガモは南外堀、西外堀に見当たらず。とうとう帰って行ったのかと思ったが、内堀で♂2羽を見たと鳥友から聞く。
 カモは日々動きが激しい。北外堀、バン1羽、オオバン2羽越冬中。
 空堀の落鳥アオサギは、既に相当日数が経過している様子。ちなみに、アオサギは高病原性鳥インフルエンザの※高リスク種に指定されているが、大阪城公園で言えば、あえて触れるなどしないようにすればいいだろう。

●今日の観察種。情報含む。
 シロハラ、シジュウカラ、ツグミ、アトリ、マヒワ、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ、アオジ、トラツグミ、ウグイス、シメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、ササゴイ、カイツブリ、カワウ、カワセミ、コサギ、アオサギ、オオバン、バン。

※高リスク種。(環境省指定33種のうち、大阪城公園で見られるもの)
カイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギ、ゴイサギ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオタカ、ハヤブサ、オオバン、バン、ユリカモメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス。
大阪城公園で言えば、上記高リスク種に限らず、5羽以上の大量死や連続死などの異常死の場合は検査される事になっている。
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3/4。ヒガラ、エナガ、クロジなどなど・・・・出合いが楽しい。

2011年03月04日 | Weblog
 まさしく三寒四温。先日まで暖かったのに今朝は寒い。服装も真冬のスタイル。立ち止まるのは日射しのある所。

 大阪城公園に着いてすぐ 「ビッ ・ ビッ ・ ビッ」 と鳴き声が聞こえる。 とっさに鳥が頭に浮かばない。何だろう?何だろう? 悪い頭をフル回転。でも思いつかない。
 この感じの声で 「ビーン・ビーン」 と伸ばしてくれたらカワラヒワの声で悩まないのに短く切れる声。

 聞こえる方に進むが近年耳に自信がない。方向がはっきりしない。右往左往して、何とかこの木だろうと見当をつける。
 落葉していてすっきり見やすいが鳥影がない。樹頂部あたりを探しながら、木の周りをぐるぐる回っていると、低い所にシジュウカラ発見。
 エッ!お前か! 念のために双眼鏡で口元をじっくり見ながら鳴き声と合わす。間違いない。シジュウカラだった。

 昨日は青屋門付近でキレンジャクが見られていると聞いていたが今日は見つけられず。残念。
 マヒワは今日も多く、太陽の広場東の森で40羽±、音楽堂西側上から沖縄復帰の森で200羽±、内堀の梅林側の木に43羽。合わせて283羽±。
 
 アトリは太陽の広場東の森で60羽±。林床で採餌。カワラヒワは太陽の広場のグランドフェンス内芝生で5羽。
 弓道場南側で、シメ4羽、イカル4羽、コイカル1羽が下に下りて採餌。シメのくちばしはまだ肉色。イカルは時々 「ケッ」

 ジョウビタキは一番やぐら、梅林、元博物館裏で♂3羽、音楽堂西側上、豊国神社裏、一番やぐらで♀3羽の合計6羽。
 ルリビタキ♀型は豊国神社裏で1羽。この冬この一帯で越冬中。

 音楽堂西側上の通路でアオジ3羽。近くの地面にクロジ♂1羽。ピースオオサカでエナガ2羽。 「ジュリジュリ」 と鳴きながら枝移り。

 モズ♂1羽空堀。先日の人工川の 「はやにえ」 は探したが見当たらない。その後すぐに食べてしまったのか。
 天守閣東配水池でヒガラ1羽。
 梅林で11羽のメジロが花の蜜を吸いながらせわしなく動き回る。撮影しようとカメラを構えるがひと時も止まらずいい構図の写真ができない。
 10分ほどでは無理で、一日かけて撮影すればいい写真ができるだろうが。

 カモたちは既に動きが始まっている。今日カウント総数は、
・マガモ 2羽
・カルガモ 4羽
・コガモ 12羽
・ヨシガモ 2羽(西外堀♂と南外堀♀)
・オカヨシガモ 14羽
・ヒドリガモ 37羽
・ハシビロガモ 71羽
・ホシハジロ 84羽
・キンクロハジロ 119羽

 ササゴイは南外堀1羽。カイツブリは南外堀と北外堀で6羽。
 アオサギ内堀1羽。空堀で落鳥1羽との連絡いただく。
 バン1羽、オオバン2羽。今日は北外堀で確認できた。3羽とも堀の西部の追手門学院側にいた。

 トラツグミは見当たらず・・・! 前回のブログにコメントいただいたところなのに。
 その他比較的たくさんの出合いがあって、寒さも忘れ心楽しい鳥見であった。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シジュウカラ、コゲラ、イカル、コイカル、シメ、シロハラ、アトリ、マヒワ、ジョウビタキ、クロジ、アオジ、エナガ、ルリビタキ、ヤマガラ、モズ、メジロ、ヒガラ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、マガモ、コガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ササゴイ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、バン、オオバン、ハクセキレイ、セグロカモメ。
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3/2 はやにえ 人工川でモズ♀がミミズを。

2011年03月02日 | Weblog
 昨日は曇雨の予報だった。朝早く窓の外を見ると意外に明るい。気になって何度も見る。一段と明るくなってきた。これなら行けそうと服を着替え、リュックサックを背負い、ウエストポーチを付け1階へ。ドアを開けて1歩出ると雨が・・・・。
 せっかくその気になって出かけたのに。 部屋に戻って、こうなりゃ朝酒でも飲むかと。・・・・そこに娘からの電話。
 結局、用意した焼酎湯割りをそのままに、長女の買い物のアッシー君。

 今朝も出がけは曇天。黒い雲が覆うも、やがて青空も見えて日射しが。
 城南地区の人工川で、モズの♀がミミズをくわえてとまる。そして、とがった短い枝先に刺して飛び去る。「はやにえ」 だ。
 「はやにえ」 の理由の一つは、冬に向けて餌を貯めるためと言われる。こんな春先に作るとは、初めての観察。

 最近よく書いているように、警戒心の強いキジバトが目立つ。今日は市民の森の林床で26羽、8羽。みどりのリズムで17羽。音楽堂西側上で7羽。飛騨の森で6羽。元博物館裏で6羽、その他。 通りかかると頭を上げて緊張の様子。やがて一斉に飛び立つ。
 どうみたって大阪城公園で越冬していたキジバトじゃない。山から下りてきたのか、他所から移動の途中に立ち寄った人慣れしないグループだ。

 蓮如前の道路でハシブトガラス1羽落鳥。少し前に社会運動顕彰塔の前でも1羽を見たが同じような姿で外傷は見当たらない。

 豊国神社東側でトラツグミが見当たらない。梅林でも見当たらない。先日、柵の中に入って飛ばした人を見たとコメントをいただいていたので、ひょっとしたら・・・と心配したが、後ほど大将から居るとメールをいただく。やれやれ。

 マヒワは今も越冬中で、みどりのリズムで60羽+、一番やぐらで55羽±、梅林で19羽の合計134羽。
 アトリは太陽の広場東の森で35羽±。※換羽が進んで頭がかなり黒くなった個体も見られる。

 ヤマガラが市民の森の石の水場で水浴3羽。天守閣東配水池で1羽。 「ニーニー」 鳴く。
 カワラヒワが太陽の広場の球場フェンス内の芝生に6羽。「キリキリ・コロコロ」
 太陽の広場東の森で、シメが12羽、イカルが7羽、コイカル1羽の観察情報をいただく。

 第二寝屋川をセグロカモメが3羽上流へ。1羽は照明灯の上にとまる。ユリカモメは2羽が飛翔するも、群れは見られず。
 カモは動きが激しくなってきて減少し始めた。ヨシガモはとうとう1羽も見られず。北外堀でオオバン2羽観察もバンは見当たらず。先日と反対だ。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シジュウカラ、シロハラ、アトリ、マヒワ、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、モズ、ジョウビタキ、カワラヒワ、シメ、イカル、コイカル、トラツグミ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 セグロカモメ、ユリカモメ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、マガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、コガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、オオバン。

※ アトリの夏羽への換羽は、抜け変わるのでなく、先の方から擦り切れて、中の黒い部分が出てくるという面白い方法。ノビタキなども同じ。
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