大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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秋深まる冬鳥の季節 2020.11.12

2020年11月12日 | Weblog
 昔の勤め先の退職者の会から年に2回ほど会報が送られてくる。いつも最初に見るのは、亡くなった方のお知らせ欄。
 今回二人の知人を見付けてしまった。共に享年76歳とある。机を並べて仕事した事もある、飲みに行ったこともある少し年上の先輩だった。

 リタイアした後は親しく付き合っていないので、事故だったのかご病気だったのか詳しいことは知らない。ただ、彼らは亡くなったという事。人生の一時期を共に過ごした方が亡くなったという事。

 人は必ず人生の終わりを迎える。 「死ぬときに後悔すること25」 大津秀一著 新潮文庫を読んだ。
 1000人以上の人生の最後に寄り添った、緩和医療医が書いた本。
 まさに、その場で聞いた人生最後の言葉、多くの人は何を後悔して死んでいくのだろうか。

 25の後悔から数点を選ぶと、
・ 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
・ 自分のやりたいことをやらなかったこと
・ 自分の生きた証を残さなかったこと
・ 美味しいものを食べておかなかったこと
・ 記憶に残る恋愛をしなかったこと
・ 自分の体を大切にしなかったこと

 自分にとって鳥見は、後悔しない人生のための行為のひとつかも知れないと思った。

● ツグミ 66羽 いよいよ冬鳥が中心になる時期。市民の森で上空を群れが飛び回る。どこかにとまらないか目で追っていると、高い木の先にばらばらととまる。
 即、双眼鏡で確認。思ったとおりツグミだった。他所でも数羽観察、修道館裏で久しぶりに出会った大将も十数羽の群れを観察と。ツグミが増えてきた。
● マミチャジナイ 1羽 市民の森
● ウグイス 3羽 市民の森、豊国神社東、青屋門
● アオジ 3羽 音楽堂西側上、一番やぐら
● クロジ 1羽 音楽堂西側上
● モズ 1羽 人工川
● トビ 1羽 カラスのモビングを受け上空飛翔。情報だが、大阪城公園のトビは結構憧れの鳥。
● ハイタカ 1羽 一番やぐら、飛騨の森
● イカル 10羽 市民の森
● ルリビタキ 4羽 みどりのリズム、梅林、豊国神社東
● アトリ 1羽 豊国神社裏
● ジョウビタキ 4羽 豊国神社裏、梅林、市民の森
● オオタカ 1羽若 沖縄復帰の森 さかなやさんにカメラのモニターを見せてもらった。胸の縦斑が見える。

 東外堀のカモが少なくなっている。水草がほとんど見えなくなっている。

● オカヨシガモ 7羽 南外堀、内堀
● ヨシガモ 2羽 南外堀
● ヒドリガモ 78羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
● マガモ 9羽 南外堀、西外堀、北外堀
● カルガモ 6羽 人工川
● ハシビロガモ 51羽 西外堀、内堀、北外堀
● コガモ 南外堀、内堀
● ホシハジロ 4羽 南外堀
● キンクロハジロ 49羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀

● カンムリカイツブリ 1羽 南外堀、前回見られないと書いたが、見逃したのかもしれない。
● カイツブリ 3羽 南外堀
● オオバン 31羽 南外堀、西外堀、北外堀
● カワウ 4羽 南外堀、第二寝屋川
● アオサギ 1羽 第二寝屋川
● ハクセキレイ 9羽 東外堀、人工川ほか
 
■■オオタカ(1999.9.12 西の丸庭園)
 西の丸庭園の北端の林の中でカラスに追われ地面に降りたのが見えた。数人で探すとオオタカは獲物を足で地面に押えて、周りを数羽のカラスが取り巻いて騒いでいる状態だった。
 動く気配がないので間に合うだろうと、カメラを取りに車まで走った。息も切れ切れでやっとの思いで戻ってきて、あと数十メートルの所まで戻ってきた時、鳥友から「飛んだ!」と無線が入った。
 話では、一人の男性が通りかかったので、後ろを回ってほしいと頼んだところ不満そうに立ち去ったが、乾やぐらの辺りからオオタカの背後に回って、わざと飛ばせてしまったそうだ。
 単なる嫌がらせだろうが実に悔しい。自分が撮影できなかったからでなく、こういう行動をする人が信じられない。何の利益があるのだろうか。
 後で思い出して飛ばせてやった!と楽しいのだろうか。他人に嫌な思いをさせる事が自分の楽しみになるのだろうか。
 その後、飛んだ辺りを探し回った結果、木の間からわずかに見える姿を見つけて撮影した。鳥友たちに心から感謝である。
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