大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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イソヒヨドリ 2023.6.13

2023年06月13日 | Weblog
 春の渡りもほぼ終わって静かな大阪城公園。梅林南側上桜広場に行くと鳥友が数人。やはりヤイロチョウが話題になる。

 ネットで知ったらしく知らない人が梅林南側上桜広場に来るという。何しろ大阪城公園でヤイロチョウだから私も興奮する。
 
 ヤイロチョウは高知の四万十川でよく知られるが、本州中部でも繁殖が観察されるなど大阪より東、北にも生息する。普通に考えてそれなら大阪を通過しているという事。ただし通過するが大阪城公園に下りるかは分からない。

 昨年だったかヤマショウビンが出た、そして今年はヤイロチョウ。いまさら大阪城公園の魅力に驚かされる。

・シジュウカラ 5羽 みどりのリズム、元射撃場ほか
・イソヒヨドリ 1羽 ♂京橋口
・カルガモ 3羽 一番やぐら、内堀
・アオサギ 1羽 内堀
・カワウ 3羽 第二寝屋川
・メジロ 3羽 市民の森、梅林南側上桜広場

■■コチドリ(1997.4.11 ヘリポート)
 東外堀は修復工事が終わり水を湛えた堀になった。昨夏は工事中で一部水が入った場所もあったが、大部分は小石の散らばる荒地だった。
 コチドリの好む環境だ。夏の鳥が少ない時期にいつも見られるのは素晴らしい。フェンスがあっては入れないので、ヘリポートの上から走る姿や「ピォーピォー」と鳴きながら飛びまわるのを楽しんでいた。
 しかし、今年やってきたコチドリは驚いただろう。昨年の場所は水堀になってしまっている。射撃場側の石垣部分を歩いたりヘリポートを歩いたりしていた。
 全国で毎年のように繁殖場所が次々取り上げられてしまう事が起こっているのかもしれない。   環境に合う場所ができると、どこからか見ていたのかと思うほどすぐにやって来る。それだけ厳しい状況に追い込まれているのだろう。
 この状況を知らない人が多すぎる。気づいた時には手遅れになっているのが恐ろしい。野鳥たちがいなくなれば次は人が生息できなくなっている。野鳥がいなくて人だけが繁殖している地球はありえない。
 タムロンSP500のミラーで、ASA400を使って手持ちで撮影したがブレは止められなかった。
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