大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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12/29 キマユムシクイ30分間も観察撮影。

2015年12月29日 | Weblog
 今年も残り2日。毎年同じ事を数えている。特別に感慨深い思いはない。 かと言って、何もなく通り過ぎる訳でもない。使いやすい言葉で言えば
 「たかが年の暮れ、されど年の暮れ」

 最近はバーダーやカメラマンが少なくて、特に午前中は数人も出会うこともない。
 特に今日などは、帰省や旅行などで誰にも会わないのかと思ったら正反対。十数人の方に出会った。

 キマユムシクイは、修道館裏から修道館と豊国神社の間辺りを枝移りして盛んに移動。それに合わせて約30分間も観察撮影。

 しかし、双眼鏡で観察するには十分だったが撮影は不十分。ひと時も止まってくれないし、枝葉が茂った中を動き回るのでシャッターを押した割にはきれいに写ったものがない。
 正直言って消化不良の気分。でもキマユムシクイをこれだけ観察できてよしとすべきか。

 その後行く先不明になって、その場を後にした。かなり経って飛騨の森を回っている時に大将から、コサメビタキとキマユムシクイが再び出てきたと連絡をもらう。
 そろそろ昼飯にしようと思っている時間。気分は昼食の酒。修道館裏まで戻る気がなく、北外堀のカモをカウントして京橋へ。

 西外堀のカンムリカイツブリは越冬中。
 バンは、北端で倒木の上に上がって、カモと並んで休んでいる1羽。
 オオバンは、東外堀45・南外堀1・西外堀9・内堀5・北外堀19で合計79羽。

 西の丸庭園が年末年始の休園で入れず、ニシオジロビタキは未確認。これまでの状況から正月明けまで滞在してくれるだろうと期待。

 午前中に市民の森でハイタカの飛翔が観察されるも、幼鳥タイプか赤褐色の♂か不明。
 帰宅後、酔っぱらっていつものように昼寝。大将からメール。ハイタカの♂が市民の森。

 夕刻になると現れる、赤褐色ハイタカの♂。撮影しておきたいと言っていたので連絡してくれたのだが、今から出かける気力もない。
 礼を言うのみ。最近は十数人のカメラマンが、夕方の市民の森で赤褐色ハイタカを待っているらしい。

 市民の森で、朝一番にメジロ、シジュウカラの群れを見つける。高い木の樹頂部、首が痛くなるほど見上げて、小さい奴を片っ端から確認しているとキクイタダキ発見。
 それを観察しているともう1羽キクイタダキ。よしよしの気分。

 オカヨシガモ、100羽ちょうど。北外堀ウキクサ・ミズクサ清掃で大きく減少。
 ヨシガモ、13羽。

 ヒドリガモ、179羽。すべての堀で観察。合計すると意外と多い。
 マガモ♂1羽、西外堀。 
 カルガモ、22羽。

 ハシビロガモ、38羽。少ない。
 コガモ、11羽。

 ホシハジロ、159羽。
 キンクロハジロ、83羽。

 飛騨の森側から北外堀を見下ろしてカモを観察しているとカワセミが1羽、水面低くすーっと飛んでいる。離れていてもカワセミの美しさは目を引く。
 目で追っていると、対岸の野外マージャンのすぐ近くにとまる。石垣にカワセミ独特の線状の糞跡。もちろんマージャンの人はすぐ近くにカワセミがとまっていることを知らない。

 どこからかもう1羽のカワセミがやってきて、追いかけ合うように2羽が水面を低く、滑るように弧を描き舞うように飛ぶ。
 ちょうどTVで見た全日本フィギュアスケートの選手たちが氷上で表現した競技をを見るようで見事、美しい。見とれる。

●今日の魅力的な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、シロハラ、ツグミ、ユリカモメ、セグロカモメ、シメ、ハイタカ、ハクセキレイ、キクイタダキ、コサメビタキ、ジョウビタキ、メジロ、モズ、カワラヒワ、シジュウカラ、カイツブリ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、バン、アオジ、ウグイス、シメ、キマユムシクイ、アトリ、ヤマガラ、カワセミ、ユリカモメ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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